資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

続・百名城巡り~一面銀世界の本佐倉城

2022年02月18日 | 城郭検定資格とその活用

 天気が悪いと登山は行かない、その代わりお城巡りだ。この日は、千葉の本佐倉城へ。前夜、関東にも降雪があり、5センチほど積もっている中、京成大佐倉駅から歩く。10分ほど歩くと、お城らしき丘が見えてきた。しかし、周囲は真っ白だ。

 東光寺ビョウ、お寺の址かと思ったが、ビョウとは出っ張ったところ、の意味。弓型のお城の先端部分だ。そして周囲は一面銀世界。こんな城巡りもいいね。

(大佐倉駅から歩いて最初の遺構、東光寺ビョウ)

(東山虎口から城の正面を望む、今は田んぼだが、昔は海だった)

 田んぼから積雪の中、お城に登る。足跡がいくつかついてる。土塁が高い東山虎口だ。

(東山虎口、昔は門があった)

 そして、城址案内所に入る。できたばかりのピカピカの建物で、お城のことを親切に説明してくれる。長いので時間が少し気になる。城主は千葉氏、秀吉との小田原合戦で北条方についたため、敗戦、廃城になってしまった。

(広い駐車場にある案内所、訪問したときは有人だった)

 驚いたのは、この城の北側は、海(香取の海)だったこと。陸運水運の要所だったそうだ。そして15世紀、百年ほど下総の首府で、賑わったそうだ。

 このお城は、小高い丘に数か所の郭(くるわ)があり、その外を外郭の郭群が取り囲んでいた、惣構えだったそうだ。

(駐車場に設置された石碑、新しい)

(城の全体がわかる看板)

 東山馬場に、城主千葉氏の家紋が書かれた盾が並んでいる。この盾、門を復元するより、費用はかからないが、お城らしい。金をかけないで、当時のお城らしくする、いいアイディアだ。

(斜面一面に、建てられた盾)

 そして大堀切。この城の縄張りは、5つほどの区画になっており、その間は堀切がある。堀切を登って、本丸の城山虎口へ。

(城山と奥の山を分断している大堀切、ここにも門があった)

(城山に登る城山虎口門址、ここにも門があった)

 城山はい一番高い場所、主殿や会所などがあった場所だ。銀世界のため、どこを撮っても同じになる。城山から下を見る、このへんは海や沼だったようだ。

(城山の建物群の址)

(城山の縁から下を望む)

 奥の山、倉址も同じように銀世界、変わり映えしないため、ここで散策は終了。案内所が充実している本佐倉城でした。

(奥の山、隣は倉址)

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