三橋経済塾第11期に入塾した。ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」はもう十年近く前から毎日読んでいるが、経済、特にマクロ経済に話になると、やや弱くなる、難しいのだ。政治に比べて経済は難しい。
何とかならんかと思っていたが、この塾が見つかった。毎月講演会がある、今はオンラインやVTRも揃っているため、それほど負担にはならない。
先月は、三橋さんの「貨幣」の講義と岡三証券のチーフエコノミストの方の講演であった。お金は、いつ生まれるか、信じられないかもしれないが、我々が「銀行にお金を借りた」時点で、お金は発生する・・。日銀券は、お金を借りたの借用証書だ、銀行から借りると、個人のバランスシートは、借方に現金という資産と、貸方に借入金という負債が発生する。銀行は、日銀に行って、日銀当座預金と・・続くが、この先はまだよくわからん。でも、これでお金が生まれるそうだ。まだまだ勉強不足。
それに、財務省はプライマリーバランス(PB)の黒字化を目標にしているが、こんな目標を持っているのは、日本だけ。世界中の政府の財政政策は、インフレなら各種の対策を打ち、デフレなら逆の対策を打ち、国のGDPを増加させる。そしてその余力でプライマリーバランスを考える。これがグローバルスタンダードだ。しかし、日本の財務省は、PB黒字化を第一の目標にしている。デフレ対策や国民が貧乏になってもPB黒字化が優先という。これはおかしい。だから30年も日本は成長しないんだ。
MMTがどうとか言っているが、そんな話より、財政政策をグローバルスタンダートにするだけで、積極財政に転換できる。分かったのこのくらいかな。
今月もまた、講演会がある。今月のゲストは、積極財政派で知られる西田昌司議員だ。自民党の積極財政の検討会の委員長をやっている方だ。生講義はプラスして受講料が必要だが,VTRなら年会費でOKだ。寒い中、登山やお城巡りならならともかく、わざわざ出かけることもなかろう。自宅の机上でコーヒーを飲みながらVTRを聴いで勉強しよう。