日々好日

さて今日のニュースは

集団的自衛権行使海外派遣などで自民党公明党で論争

2015-03-14 08:33:03 | Weblog

自民党も公明党も一応集団的自衛権を含む安全保障法制について基本的に
合意して居るとして居るが、中身については根本的相違が認められる。

今問題になって居るのが自衛隊海外派遣問題です。

自民党は活動範囲で周辺事態法から地域的制約を外し海外でも後方支援が
出来る様にする。
自衛隊海外派遣は国連決議以外でも恒久法を制定し可能にする。
PKO活動協力法を改正し武器使用の治安活動を展開出来る様にする。

これに対し公明党は現在の周辺事態法で飽くまで日本周辺の米軍支援に限定
自衛隊海外派遣は国連決議が不可欠で今まで通り都度暫定措置特別法で対処
PKO活動協力には基準の甘さを指摘

国会の承認については自民党は事後承認もありとするが、公明党は事前承認が
原則と譲らない。

後方支援についても色々意見の食い違いがありそうです。

そう云った安全保障法制の与党協議の法整備の全容を政府が示した。

周辺事態法・自衛隊派遣恒久法・PKO協力法で与党決着を図る意向との事。


福島原発事故副産物除染廃棄物・早期復興のためと見切り搬入か

2015-03-14 07:03:28 | Weblog

今回の東日本大災害で被害を大きくし復興を遅らせて居る要因の一つが放射能汚染廃棄物
処理の問題があります。

現在放射能汚染がひどかった区域を立ち入り禁止の帰還困難区域。
昼間の帰宅は許される居住制限区域。
自己責任で居住が許される避難指示解除準備区域。

この三区域に分かれています。
帰還困難区域指定は、浪江村・双葉町・大熊町です。
居住困難区域は飯館村・南相馬市一部・富岡町一部。
避難解除準備区域は南相馬市の大半・川俣町・葛尾村・富岡町・楢葉町等です。

此所の地域の復興を大きく遅らせて居るのが放射線汚染廃棄物等の処理です。

放射線汚染廃棄物と一概に云っても放射能汚染指定物・汚染汚泥・除染土壌・焼却灰等を云い
その処置の方法もそれぞれ異なります。

現在は除染土壌・焼却灰等を各地に設けらけられた一時保管場所に膨大な廃棄物が保管して
してあります。

政府は是を最終的に、大熊町・双葉町の中間貯蔵所建設に踏み切り、此所に一時貯蔵する事
としました。

もし中間貯蔵所に指定されれば永久に自分たちの町は返って来ないとする地元民との交渉。
しかし結局カネでカタがつくと豪語する政治家が居て住民の顰蹙を買ったりして今だ完全に
納得されて居ません。

処が政府は一刻も復興を急ぐ余りどうも見切り発車で、除染廃棄物などの中間貯蔵所搬入
を始めた模様です。

その搬入開始を震災5年目の発生日に撰んだのは何故でしょうね。

この強行搬入には地元と政府側との経緯が色々あったらしい。

ただこの中間貯蔵所も色々な問題を抱えて居ます。

この貯蔵所の保管場所は建設予定地に急造した仮置き場で、地権者との交渉もまだ始まった
ばかりでごく僅かで今後1年かけて此所に試験輸送する計画だが運び先は覚束ない状況とか。

政府は急ぐ余り強行搬入を開始したが、この先どうする積もりなんでしょうね。