スパイと云えば悪いイメージがあるが情報収集活動となると話は別です。
情報が最大の武器と云われる国際問題、如何に有効な情報を得て活用するかがその國の
命運を決しますね。
日本はその点苦手の分野で国際社会の標的にされて居たとも云えます。
日本は先進国の中で唯一スパイ取締法がない國としてスパイ天国とさえ云われています。
日本には「内閣情報調査局」や「国家安全保障会議」が設置されて居ますが、諸外国と較べ
れば扱う質・量が違う。
そこでどうやら政府は日本版「CIA」創立に向けて動き出したのではないか?
今回オーストラリアに日本政府からスパイ養成の依頼があってスパイ養成訓練を行った事
が暴露されました。
日本も生き残りのためには情報が欲しい。
其処で日本版CIAを目指す事は無理からぬ事です。
しかし何故その訓練依頼先が豪州なのか?
米国と考えるのが普通の様な気がします。
スパイと言えば映画の国家機密を盗む007の颯爽たる姿を思い浮かべますね。
しかしスパイの世界なそんな生やさしいものではない様ですね。
殺人・欺瞞・裏切り・二重スパイ等は当たり前、是はドラマと変わらないないらしい。
日本は特に中国の動きや中東・アフリカの動きが特に気になってしようがない様だ。
政府は日本人が犠牲になったイスラム過激派による人質事件を重く見て、今後は防衛
駐在官の強化に努める方針を決めた模様。
軍事分野やテロ関連情報収集能力を高めるため語学力や高度の情報分析力育成が
急務として居ます。
今回の豪州へのスパイ養成訓練依頼も案外こんな所からかも知れませんね。
今までカヤの外であった防衛駐在官の自衛官を情報収集の任に当たらせると云う事。
相応の能力をもった自衛官幹部を世界に派遣となれば、国内の指揮官の減となり活動
に支障を来さないか懸念されるとの事。
情報収集活動でこわいのは、二重スパイで此方の情報が筒抜けと云う事態です。
その点厳格な審査を行い、防衛駐在官等は決める事が肝要ですね。