日々好日

さて今日のニュースは

衆院安保法制特別委員会・埼玉と沖縄で参考人公聴会同時開催反対意見多し

2015-07-07 08:54:57 | Weblog

新たな安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会は埼玉と沖縄で6日参考人質疑の公聴会を
開催しました。

野党推薦の参考人と与党推薦の参考人5人程がそれぞれ意見を述べた。

各種世論調査では政府の説明不足が8割も回答されて居る中での公聴会です。

沖縄会場では日本は專守防衛で海外派遣はオカシイとの意見も出され反対の意見が強かったとの
事です。

中にはこの法案が何故必要なのか本質を国会議員は国民へシッカリ伝えて欲しいと云う声もあった。

政府与党は兎に角今月15日には特別委で採決可決する意向と云われて居ます。

後は衆院・参院本会議で可決成立されるとの事。

政府野党は喩え強硬手段でも、何が何でも今国会で成立させる意向の様ですね。


川内原発1号機今日から核燃料装填早ければ来月再稼動か?

2015-07-07 08:12:07 | Weblog

福島の原発事故以来原発再稼動が厳しくなり新しい安全基準を原子力規制委員会が設定した。

現在は原子炉定期検査等で全ての原子炉が停止して1基も稼働していません。

政府は新しい安全基準をクリアした原子炉から順次再稼動して行く方針を打ち出した。
これは日本の成長戦略で原発は欠かせないエネルギィーと判断したからです。

その第1号が九州電力川内原発の1号機です。

今月3日原子力規制委員会が行った使用前検査で核燃料を入れるに必要な検査が終了した
事を受けて原子炉の核燃料装填作業が今日7日から開始されます。

作業は隣接する核燃料取扱建屋のプール保管所から長さ4メートルの核燃料棒157本を
1本ずつクレーンで原子炉に移して行きます。
作業は4日間で終了し、その後1ヶ月間点検が行われます。

問題が無ければいよいよ8月から再稼動となります。

因みに同時に再稼動安全審査を受けた川内原発2号機の再稼動は9月からの予定だそうです。

これで政府や九州電力はほっーと胸を撫で下ろした事でしょう。

だが懸念材料はまだ山積して居ます。

まず川内原発1号機は32年経過の原子炉です。

規程では、40年経過したら廃炉か継続か決断を迫られますが、まだ老朽原子炉の措置に
明かな道筋が決められてないので、あと2年後4年後の検査再稼動で問題になりそうですね。

其れに川内原発に対する火山対策についてもアヤフヤの内安全審査が済んでいます。


ギリシアの選択・吉と出るか凶と出るか?国民投票緊縮反対多数

2015-07-07 06:40:40 | Weblog

今世界的関心の的となって居る一つがギリシャの財政再建緊縮への賛否の国民投票です。

場合によってはギリシヤ破滅・引いてはEUの存在さえ危ないと云われています。

ギリシャ国民は敢えて緊縮反対を選択しました。

是はEUやIMF要求の緊縮には反対、返す金はないが、もっと貸して欲しい、EUから離脱
しても構わない、と云う全く身勝手な決断であります。

反緊縮を掲げるチプラス首相の狙いはギリシャ国民の反緊縮の声を逆手にEUから有利な
条件を引きだそうと云う魂胆です。

是に対してEU側も足並みが乱れ、ドイツは反対でEU離脱もヤムを得ない。
フランスは少し柔軟性があってギリシアの立場に理解を示して居ます。
他の参加國はそれぞれ國の事情で賛成反対と分かれて居る様です。

ギリシアは古代ヨーロッパの発祥地です。

あらゆる意味では聖地的存在の國でもあります。

今回のギリシア国民の選択は世界経済に大きな影響を与えています。

各国の株式市場は大幅に下落・日本もその例に洩れず一時500円も下落し2万円の大台を
割るのではと心配された。

ギリシア国民の選択はEUやIMFへの債務不履行・公務員給与や年金未払い等が続き銀行
預金引き出しは更に困難となり国民生活に支障が出てきます。

更に進めば銀行機能停止・金融システム崩壊・ギリシャそのものの破滅と云う筋書きも読めて
きます。

米国は更にその奥を読んでギリシアEU離脱で、ロシアや中国の手の中に落ちて行くのでは
ないかと云う心配です。

それは欧米の敗北を意味し・ロシア・中国の勝利と云う事になります。

何れにしてもこのままでは恐らくギリシアのEU離脱が現実となる可能性が増えて来た。

ギリシアも一度手にした既得権は失いたくないので、将来より今を選んだのでしょう。

さてその選択が吉と出るか?凶と出るか?