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オーム真理教元幹部13名の死刑執行・国内は8割容認・海外106国死刑廃止各国日本の死刑に批判

2018-07-27 07:35:57 | Weblog

日本では命を奪った者は自分の命で償うべきと言う考え方が多い。

被害者の立場になれば、当然自分の身内が殺されたら、加害者を死刑にして貰い
たいと言う願いが強い。

処が海外では人の命を人が裁くのは神の領域を犯すもので越権行為として居ます。
罪を憎んで人を憎まずと言う見地からの考え方が世界の流れとなって居る様です。

世界106ケ国が完全に死刑廃止を取って居ます。

先進国の中では死刑制度を取って居るのは、米国と日本だけとさえ言われて居ます。
EUは死刑廃止が加盟条件ととされて居ます。

また死刑廃止をしてない国も死刑の執行は停止して居る国が多い。

そんな中でオーム真理教元幹部13名と言う大量死刑執行を日本が行った。

是は先進国として世界的に異例な事です。

日本は犯罪の特殊性のため、治安維持のためには必要と判断した様だ。
また日本社会も大半が、早急な死刑執行を望んだ。

これに対して国内でもオーム真理教の犯罪解明の生き証人が失われあやふやのまま
幕を引かされたと言う説も出て来た様だ。

また死刑囚の中の10名は再審請求中であったにも関わらず無視され死刑が執行された。
死刑執行は命令を下した麻原教主だけで充分でなかったか?
行政が司法を無視しての暴挙とさえ言える。
今回の死刑執行は国による私刑,リンチではないか?

等々異論が出て居るようですが、犯罪が狂暴化する一方で日本の死刑制度をどうするか
が問われる事になって来て居る。

外国の様に凶悪犯罪には一生牢に繋がれ出て来れなくするか?
見せしめのため死刑執行し犯罪の芽を断つのが正解か?

被害者家族がそれで満足するか?更に犯罪が犯罪を呼ぶ事にならないか?

仲々死刑制度廃止は難しい問題を含んで居る様ですね。

日本はこのまま死刑制度の維持が可能か?


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