温暖化問題では先進国だけで規制した京都議定書があります。
これは第1約束期間を2009年~2012年まで、第2約束期間を2020年までとし
先進国がそれぞれ自国の目標を立て、達成を誓いました。
処が肝心のCO2排出大国の米国や中国・振興国が参加せず余り意義がなかった。
しかし地球温暖化問題は緊急先決事項となった。
そこでポスト京都議定書としてパリ協定が可決され、今度は中国・米国・振興国の大部分
が批准しました。
処が温暖化問題は米国経済の足と引っ張ると言う事で新米国大統領となったトランプ氏は
早々とパリ協定からの離脱を宣言しました。
何しろ世界CO2排出量の約半分を排出する米国が抜けるのは痛い。
日本も重い課題を背負わされるこのパリ協定には余り賛成ではないが、米国中国インド
に続くCO2排出大国としては逃げ出す事は出来ません。
此処でもトランプ氏の世界の事を考えないアメリカフアストが幅を利かす事となりそう。
いよいよトランプ氏はパリ協定を正式に離脱決断するとの事。
因みにパリ協定発効後3年間は批准国は脱退通告は出来ず、通告しても1年間は脱退
出来ない決まりになっている。
なおトランプ氏は国連気候変動枠組み条約会議COPからも脱退を検討して居るとか。
余りにも独善的で腹が立ちます。
本当に米国民は最悪の人を選んで呉れましたね。