政府は経済財政諮問会議で2020年度のプライマリバランスは5・5兆円の赤字になる
との内閣府試算を発表しました。
政府が当初2020年度には黒字化すると約束したのとは大変差が大きいですね。
それでも今年1月試算した額より1兆円縮小して居ると云う。
どうせペーパー上の計算ですので、果たして何処まで信用できるかですがね・・・・
政府は18年度でプライマリバランスをGDP比率で1%圧縮し20年度黒字を目指して
居るが現実問題として其れは厳しい。
政府は18年度はGDP比で1・9%の赤字を試算しているので、1%に圧縮は殆ど
不可能に近いですね。
ただ政治と経済は生き物ですから如何なる奇跡が起きるか判りませんので可能性はゼロ
ではないですね。
この試算ではGDPが3%以上の高い経済成長率が続く事を前提に国の税収が15年度の
56兆円から20年度には69兆円に拡大を想定しています。
更なる経済成長が不可欠であるが歳出の抑制は其れより重要課題となります。
経済の活性化と財政の健全化と云う合い反する政策を両立される困難さが窺えますね。