沖縄電力を除く大手9電力会社の今夏の電力需供見通しが発表された。
予備率9・2%の北海道、7・5%の東北、5・5%の関電の中で最悪は九電の1・3%です。
これは原発稼働も今の処目途が立たず、おまけに松浦火力発電2号機が故障で、稼働
出来ず最悪の状況が原因です。
九電ではこの夏7~8月が昨夏並みに猛暑となった場合、最大需要を1671万KWと試算。
此に対し供給は他電力会社からの融通を149万KW受けて1722万KWにして、どうにか
予備率を3・0%に持って行けそうと見通しを立てた。
此には関西電力等やサイクルが違う東電から20万KW融通して貰いどうにか間に合いそう
との事です。
川内原発の安全審査は今夏稼働に向けて原子力規制委員会が優先的に審査作業を急いで
居る様ですが、地元の了解を得て実際に稼働出来るまでには相当月日が掛かりそうな形勢
で余り期待出来そうにない様だ。
再生可能エネルギィーの供給も大きな課題ですが、全国的にみて高い九電の電気料が
また高くなるのは、余り歓迎出来る事ではありませんね。
何れにしても計画停電等の最悪の事態は避けて頂きたいものです。