政府は2017年度税制改正でエコカー減税等についての方針を決めた模様。
まず2年延長するエコカー減税の適用基準を決めた。
車検時に掛かる国税の重量税は軽自動車・ハイブリッドカーを除く新車のガソリン車に限り
基準を緩めた経過措置を設定する。
対象車は現在の新車9割から2段階でし縮小する。
まず18年度は新車の8割に適用する。
これは個人消費の冷え込み・ガソリン価格上昇傾向を勘案して決められた。
購入翌年度の自動車税・軽自動車税の軽減も厳しくする。
17~18年度購入車は「20年度燃費基準」の数値10以上超えた車に限る。
重量税・地方税の自動車取得税は2段階で引き上げとなる。
ただし燃費性能向上に時間が掛かるガソリン普通車は17~18年度は取得税より低い
燃費基準で税を軽減する。
重量税減税対象は17年度8・5割で、18年度は8割。
取得税減税対象は現在の9割から、17年度8割・18年度7割となる。
因みに重量税等100%免除される水準は17年度が「20年度燃費基準」の30%以上。
18年度は40%以上達成車となる。
エコカー減税も厳しくなるのですね。