今朝の新聞は大きなニュースが天こ盛りですね。
まず昨年8月陛下の心情を述べられて10ケ月やっと一代限りの特例法成立し
来年末退位19年元旦に改元が実現される運びとなった様です。
庶民にとっては、身体に無理が来たから辞めると極く単純な事が陛下には出来
ないのですね。
憲法の問題・皇室の問題・何よりも頭の堅い保守層の反対が大きく、勝手に決め
られない様だ。
この際女性天皇や女性宮家創設の良い機会でしたが女系天皇や女性天皇は討議
の対象にも挙がらなかったが、皇室維持のため今女性宮家創設を特例法の付帯
協議で今後検討する条項をつけたのは上出来と言えます。
さて文科省の学園関係で総理の意向問題でモリだカケだと二つの問題が起きた。
国有地売却問題で森友学園・獣医学部新設問題で加計学園が共に阿倍首相の
影があったとの疑惑が大きな騒ぎとなった。
特に加計学園では首相のご意向と言う文書が存在したと言う元文科省事務次官
の爆弾発表があってから、事が混迷して来た。
存在しないと躍起になって打ち消す官邸側と次々と出て来る新事実。
とうとう内閣府も文科省に総理の意向に関する文書の再調査を命じた。
しかし文科省側の抵抗も激しく先行きは不透明です。
これを阿倍政権崩壊に結びつけたい民進党さてどうなる事やら。
最後に英国総選挙結果です。
メイ英国首相は圧勝を見越し下院総選挙で大きく解散と言う賭けに出た。
処が与党保守党が過半数割れと言う予想外の結果となった。
これで先日表明したEU離脱交渉がおおきくずれる可能性が出て来た。
過半数までたったの7議席とは言え、メイ首相の政権運営も難しくなって
来た様ですね。
敗因は与党側の甘さと打ち続く英国でのイスラム系のテロ騒ぎが大きく
影響して居る様だ。
大英帝国の誇りとEU問題や難民問題等多くの問題を抱え欧州の雄は
果たして何を遣ろうとして居るのでしょうね。