昨日で財務省は各省庁の２０１７年度予算の概算要求を締め切りました。
正確な数字は発表されてないがどうやら１０１兆円台に膨れあがった模様。
これまでの概算要求の最高額２０１６年度の１０２兆４０９９億円よりは少なかった
様だが１７年度も財政より経済成長重点の予算要求になった様だ。
一番重要な政策経費は１６年度は７６兆３５５６億円だったが１７年度はこれを
上周り７７兆円前後らしい。
借金返済の国債費が２４兆６１７４億円。
社会保障費は６４００億円増を見越し３１兆１２１７億円。
防衛省概算要求額は５兆１６８５億円の過去最高額。
暮らし関連予算は待機児童解消やいじめ対策・非正規労働者対策・省エネ住宅普及
訪日外国人・テロ対策の出入国管理体制の整備等に重点的流用。
１７年４月の消費税再値上げが２年半延期され、１７年度税制改革も迫られ財政は
更に厳しく成ります。
高齢者等の相応負担がなお一層迫られて来そうです。
さて財務省は１０１兆超えの概算要求を何処まで削れるか？
不急不要なカネを何処まで削れるか？
ただ緊急に必要なカネまで削ってしまわないか？
これからが財務省の腕の見せ所ですね。
