日本人は働き過ぎと一時世界中から非難を浴びた時期がありました。
その頃は24時間家族を忘れひたすら会社のため働き企業戦士と言う
言葉さえ出て来ました。
この企業戦士のお陰で日本は敗戦のドン底からはい上がり奇跡の復活
を遂げ、世界経済大国第2位にまで上りつめた。
しかし落ちるのも早かったバブル崩壊・リーマンショックで、やがて
中国に追い抜かれ、新興国から追い上げられています。
日本はコスト問題等で企業の海外流出等で、空洞化現象が起き出した。
企業はコスト削減で正社員を切って非正規社員雇用へ方針変更。
又少子高齢化が進み生産労働力不足が出て来て外国人労働者がその穴
うめとなって来た。
一方世界の批判をかわすため、日本は休祭日を増やし連休としました。
お陰で日本人は働かなくなった、イヤ働けなくなったと言える。
今回の働き方改革はその集大成であるとも言えます。
長時間労働の上限を決め、非正規社員と正規社員を同一労働同一賃金
にする。
ただ専門的分野の高度プロは、長時間労働の上限を適用しない。
是を大企業は来年4月から、中小企業は翌20年4月から適用。
大体こう言った主旨の法律かと思うが、いよいよ政府は国会提出して
会期末までに成立させたい意向の様ですね。
長時間労働が無くなる事はよい事でもあるが、一方働けなくなる事
でもあって、収入が減る事でもある。
何かを得るには何かを犠牲にしなくてはならないのですね。