健康保険証番号等個人情報を含む10万3千人ものリストが流出し名簿業者で転売されて
居る事が判明した。
世の中は、名簿業者と云うオカシナ職業を生み出したのですね。
名簿業者にとっては、通販等に申し込んだ情報等はカネになるものです。
また卒業生名簿や会社職員簿、地域の役員名簿等々は貴重なデーターでカネになる。
今回は病院や薬局が業務で作った患者リストや、用が済んだ患者データーが大量に流出
した疑いがあると云う。
用が済んだ資料はカミクズ同然で二足三文ですが、名簿業者には宝の山です。
流出した名簿は様々悪用される危険性がある。
単なる勧誘の資料にされるのは罪が軽いが、これが保険証の再発行で口座開設等や
クレジットカード作成・なりすましで借金や詐取等に悪用される可能性が高い。
処で来月新年早々スタートするマイナンバー制度は、もし流失が起きればその被害は
図り知れないものがある。
何様国民の個人情報の全てを國が握って居るので、想像が尽きます。
政府はマイナンバー制度では絶対その様な事は起きる筈がないと口を酸っぱく繰り返し
て居るが信用できませんね。
現にあれだけ自信を持ってマイナンバー制度が来年春から、完璧に実施すると公言
したにも関わらず数十万通の個人番号通知書が配達不能で返され、未だ自分の
個人番号が知らされてない人が沢山居るという。
始まる前から欠陥だらけのマイナンバー制度、政府が幾ら決して流出はないと云っても
信じられませんね。
日本人は総体的に平和ボケで危機意識が欠如して居るのですね。
医療関係者も自分たちが扱うデーターの重要さが判らず、簡単に流出を許してしまう。
勿論悪い輩が跋扈して商売して居るのは許せませんが、そう言った輩に付け入る隙を
与える罪は重いですね。