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さて今日のニュースは

我が国開発の新幹線は何時の間にか中国に乗り取られている

2015-09-18 07:32:25 | Weblog

当時鉄道は時代遅れだ是からは航空機時代と言う世界の流れの中で日本だけが飛行機と勝負が
出来る高速鉄道を開発しようとして生まれたのが新幹線です。

丁度戦後復興の証しとなる東京オリンピックに併せて新幹線が開業し世界を驚かせました。

この構想は欧州で新幹線に負けない高速列車を誕生させた。

しかし日本は新幹線技術を世界に売りだそうとはしませんでした。

処が中国が日本の新幹線技術をソックリ真似て安い値段で自国開発高速道列車と世界に売り出す。
だが安全性にな少し難があるが何しろ安いので各国が飛びついて来た。

日本もやっと新幹線技術の海外輸出に取り掛かった。

ベトナム・タイ・インドネシア・インド・中国・台湾等に攻勢をかけた。

欧州が受注した台湾高速鉄道に日本が割り込みが出来て、列車だけは日本の新幹線を売り込めた。
しかしシステムは欧州のもの利用で、完全に日本製と言い難い。

インドネシアで中国と激しい受注競争の末、大勢は日本の新幹線有利と見られて居たがインドネシヤ
の国家財政を理由に流れた。

現在ベトナムやタイ・インドで日本の新幹線と中国の高速鉄道と激しい受注合戦中です。

問題は価格ですね。

日本は安全性を重視してシステム全てを売り込んでいるので中国の高速鉄道に価格の面では太刀打ち
出来ません。

今回は鉄道の本場米国で中国と日本の新幹線売り込みが激突して居ます。

中国は習中国国家主席の米国訪問に併せて米国西部での高速鉄道建設の合弁企業設立で米国企業
と合意「したと発表したそうです。

もし是が実現すれば中国の鉄道技術にお墨付きを貰ったも同然で断然受注競争が有利になります。

一方日本の新幹線の売り込みは、ロスアンゼルスとラスバガス間の高速鉄道建設を、JR東海がフロリダ
州・テキサス州・シカゴ周辺に新幹線受注を目指しています。

現在JRはテキサス州のダラスとヒューストン間に的を絞って売り込みを掛けています。

中国と合弁企業が米国西部に出来ると今後どの様な展開になって行くか不明ですね。

安くて曲がりなりにも米国企業との勝負になると、新幹線は可成り厳しくなる様ですね。

新幹線に限らず日本の鉄道関連の輸出は外国と較べて何時も販売力が劣って居る様ですね。

折角日本の優秀な列車の売り込みに成功しても肝心のシステムは外国に持って行かれる。

改札機等は本来日本が開発したものですが、今やシンガポール等のシステムが採用されて居るとか。

日本は新しく開発する技術は高いが、其れを売り込むのが苦手の様ですね。

それに日本は気前がよくて開発した技術は全てオープンで公開してしまいます。

其れが良い点であってまた欠点でもある様ですね。



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