衆院選挙で1票格差を2倍未満に抑えるため、全国19都道府県の97選挙区
で区割り改定した改正公選法が今日から1ケ月の周知期間を経て施行されます。
現在衆院定数は475議席です。
是を19都道府県97選挙区の小選挙区でゼロ増6減・比例でゼロ増4減。
都合10議席減の、465議席となり、次の衆院選から適用されます。
是の新しい区割りは、2020年見込み人口で1票の最大格差は1・999倍に
縮小された事となる。
又今年総務省が発表した、住民基本台帳から試算すると最大格差は1・955倍。
何れにしても改定前の2・148倍を大幅是正された事となる。
しかしこれで果たしてよかったのか?
確かに自分の票の重みが他地区の半分しかないと言うのは不公平ですね。
ただ、そうなると人口が多い都市が偏重され、人口の少ない地方は疎かにされる
恐れが出て来るのではないか?
ただでさえ、都会へ人口が流失して疲弊する地方の声が届かなくなりはしないか?
当然人口の多い所には重点的に施策をすべきです。
そこの処が政治の難しさでしょう。
阿倍政権は一時地方創生を口にしたが、1億国民総活躍から今は働き方改革へと
衣替えしていますね。
ツギツギと打ち出される政策に国民はとまどって居ます。
こんな時こそ全国から声を聞くべきでは・・・
私は1票格差是正には反対ではないが、都会中心でなく地方にも気を配った
政治を行って欲しい。
そう言った意味では統計学的考えより血が通った選挙法が望ましい。
今回の改正で国から見捨てられたと思う選挙民が沢山出て来そうですね。