日本とEU間の経済連携協定EPA交渉はお互い将来の貿易が掛かって
居るので厳しい交渉となって居る。
交渉の目玉の一つ、EU産チーズですが日本側は、一部品目に低関税の
輸入額を設ける方向で検討する事とした。
低関税枠は一定の輸入量までは関税を優遇する仕組みです。
具体的にはEUのナチュラルチーズの関税最大29・8%を一定枠まで
優遇する。
10年を掛けて税率をさげるが、上限を超えた分は現状維持する。
これと引き替えにEUは日本車に課せられる関税10%を発効から
10年で撤廃するとして居る。
日本側は自動車関税撤廃を7年内とし、木材・パスタ等の市場開放を
決める模様。
日本も譲るべき所は譲らないと協定は発効しません。
ただ国内産業保護が疎かになっても困りますね。