高度経済成長期に交通事故多発して各自治体はこぞって歩道橋を架けました。
現在全国に歩道橋は8万以上存在するそうです。
当時は歩道橋は永久橋と云われ頑丈さで永久に使用出来るとされて居ました。
処があれから50年歩道橋は腐食が進みボルトが緩み鉄材などが落下する事故が多発してきた。
其処で政府は自治体に対し5年に1度ボルト等の点検を義務つけしました。
自治体は是まで目視によって腐食の程度を観察していましたが、目視では限界があります。
今回は実際ボルト等の確認を義務つけた事になった。
是に悲鳴をあげたのは各自治体です。
1本の歩道橋補修維持管理に年間200万円も掛かるらしい。
歩道橋の多い自治体は年間1億円近くの経費が掛かると云う事です。
是では流石に自治体も堪りませんね。
其処で余り利用されな歩道橋や年月が経過し腐食の激しい歩道橋を撤去しだした。
そう言えば歩道橋がなくなった箇所が多くなりましたね。
今は高齢化で歩道橋を上り降りする人が減り少し危険でも歩道を利用する人が多くなって
居ますのでたいした不便さは感じないのでしょう。
うつとおしい歩道橋が撤去されてサッパリしたと感じる人も多いのではないか?
歩道橋撤去で交通事故はどうなんでしょうね。
処で日本の街から撤去された歩道橋がインドネシアの奥地の集落で意外な活用を
され地元民に大変感謝されて居ると云うニュースが流された。
経費などは募金で集めて無料で贈呈されたらしい。
歩道橋も第2の居場所を見つけて本望でしょう。
ただ日本はこの様にインドネシアのために尽くして居ても、國は何とも思わなくて
中国とぺったりとなると矢張り勘に触りますね。