都政の如何より原発問題が取り上げられ国政選挙並みになった東京都知事選挙は
安倍総理と小泉元総理の代理戦争と囁かれ程注目を集めた。
中心に居たのは自民党除名処分の過去を持ち自民党都議連推薦で自民公明支持の桝添候補。
猪瀬前都知事同様佐川急便から1億円融資で引責辞任した過去を持つ細川候補。
それぞれスネに傷を持つ身です。
桝添候補には自民公明が総力を挙げて支援。
一方細川候補は脱原発の駒として小泉元首相が担ぎだした。
一時は脱原発が国論になるかの勢いでしたが、細川氏の出馬表明のもたつきと、安倍首相が
原発問題で、此までの再稼動促進からトーンを落とし避けた事から様相が変わって来た。
しかし相変わらず小泉劇場は健在で大衆動員は成功したが、残念ながら直接票にはつながら
無かった様だ。
都民は脱原発だけでは動けないと判断をしたのかも知れませんね。
今回の都知事選は原発問題に一石を投じた事は間違い無い事実です。
又この一石を投じた小泉氏が健在でまだ今後引っかき回す事が予想されますね。
ただ都民は、桝添氏の云う福祉・景気・防災に強い世界一の東京実現と、東京五輪の方を選択
したのでしょう。
兎に角桝添氏大勝で都知事選は終わった。
どちらが正しい判断かは時が証明して呉れるでしょうが、今はまだ不明です。
後は、桝添新都知事が公約実現に向けてどれだけ腕を振るうかにかかる。
期待したいと思います。