この頃の急激な円安は少し異常ではないのか?
ドルに対する円相場は119円22銭、120円目前まで下落110円台目前と言って居た時から
そう日数は経って居ませんね。
ユーロに対しても147円52銭此方は益々下落中。
円安は安倍政権に取っては願ってもない事でしょうが円安による経済的損失は測り知れない。
これは円に対する信頼度の失墜でもあるので諸手を挙げて喜べませんね。
ただこの急激な円安ドル高や米国株価高騰で東証平均株価は1万7720円と言う7年4ケ月
振りの高値がついた。
是で手持ち資産の評価が騰がり企業運営で少しは楽になったのでしょう。
又取引高増加で経済も持ち直す事でしょう。
反面外国へ支払う原材料代は増える事になり、中小企業等にとっては益々厳しくなってきます。
円安は国民の家計簿にも直接響いてきます。
円安株高を唄い文句のアベノミクスが大企業や一部富裕層のためのものと言われる所以です。
この処ガソリンが1年ぶり安値で有り難い事です。
背景にはOPECの減産見送りがあります。
経産省エネルギィー庁発表のレギュラーガソリン全国平均小売価格は1リットル当たり157円40銭。
昨年12月は157円だったので1年振りの低価格だそうです。
原油価格の下落は今後1円以上の値下げが予想されるとか有り難い予想です。
ただ極端な円安で、原油価格の値下がり程はガソリンは下がってない模様。
此所でも急激な円安の影響は深刻ですね。
さて円安は何処まで下がれば日本経済が持ち直すのでしょうね?