中国杭州で開催されたG20首脳会合は中国初で大国中国の威信を賭けた国際会議です。
中国は世界経済を引っ張るリーダーとしての存在感を世界に示す良い機会です。
中国はドイツ・フランス・アフリカ諸国との友好関係を強調しながらも、米国・ロシア
と対等と言う事を強調。
その仇役に選ばれたのが日本です。
是を一番表して居るのがG20首脳会合の記念撮影の写真ですね。
米国についで3番目の経済大国で円高次第で世界経済が動く、日本の存在を
無視冷遇、それが安部首相の位置です、2列目の左端でしたね。
友好を強調するドイツとフランス等の首相等は、習主席の横にその隣に米国・
ロシア大統領1列目はアフリカ・アジアの首脳・韓国首相でしたね。
是を見て中国の考え方が窺えると思います。
中国は南シナ海でフィリピン・ベトナムと南沙諸島でもめ、日本とは尖閣諸島
でもめています。
先般出された国際裁判所の判断は全く無視して遣り放題です。
しかし大国中国を恐れどの国も何も言えない。
それは中国の経済力を頼りにしなければならない点が有る事です。
その他に中国は過剰生産で世界経済をゆがめて居ると言う現実があります。
それでも世界は中国経済頼みと言うことは避けられませんね。
益々中国の存在が重要視される訳です。
そんな中安部首相と習国家主席との日米首脳会談がセットされた。
尖閣諸島問題では中国は自国領説を譲らず平行線だったとか。
中国は今回G20会合の議長国であるので、表面上は友好モードを演出して
居るが判りませんね。
一応日本・中国は経済面で融和を演出してアッピールしたが両者共腹の中は
煮えくり返って居るでしょうね。