kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

文化祭2日目

2010-11-21 | 陸上競技
文化祭2日目、朝から前日出来なかった音楽の事をやりました。生徒が来る前までにという気持ちがあったので早めに登校して準備。何とか間に合いました。PVも一緒に流してみたいと思ったのですが、YouTubeをオフラインで利用する事が出来ない&映像を繰り返し再生できないという状況だったので諦めました。もう少し余裕があれば出来たかもしれないなと。残念。

その後はクラスの模擬店の準備。9時から一般公開でしたからその前にある程度やっておかないといけません。繰り返しになりますが、今年はミックスホームルームでやっていますからなかなか生徒の様子が分からない部分があります。授業で見るのは40人中8人。授業を離れた場面での活動を見る機会はやはりこういう行事しかありません。積極的に手伝ってくれる者、言われたら動く者、少し離れた所から見ている者と様々です。

中学時代に模擬店の販売はあまりやていないと思います。だからこそしっかりとやらせてみたいと考えていました。中学時代は合唱コンクールなど一生懸命に取り組む事があったはずですが、今回は「文化祭で一生懸命やった」と思える部分が少ないので記憶に残らないのではないかと感じていました。それでは面白くないので模擬店は全力で取り組ませたいと。最初の段階では300食を予定していましたが、これでは早い段階で終わってしまうだろうということで「追加」するように指示を出しました。数は任せると。すると540食に大幅増量(笑)。全校生徒が600人弱だから多いですよね!?注文の時に「キャンセルはできません」と言われたので覚悟を決めて売ることに。

初日の準備終了後に生徒に調理練習をさせてそれを販売しました。これがかなり美味しい。私は食べていないのですが生徒は絶賛でした。初日にこっそり(?)販売して170食近く販売できました。この活動の中でクラスのコミュニケーションが増えてきたと感じていました。物事を円滑に進めていくためにはコミュニケーションを取らないといけません。教室内の活動だけでは必要に迫られませんから話しません。今回はかなり盛り上がっていました。一部異様な雰囲気だったかもしれません(笑)。この様子を見ながらそれぞれの性格の一端を知ることができました。

当日はかなり全力で販売をしました。多くの生徒がお客さんに声をかけてアピールしていました。とにかく生産が間に合わないような状態でした。冷凍のたこ焼きを解凍するために電子レンジを使用するのが美味しくするためのコツなのですが時間がかかります…。明らかに時間のロスがありますから慌てて学内のレンジを借りてきて対応。4時間の間でしたがほとんどクラスのテントから出ることができない状態でした。
その中で生徒はかなり一生懸命に働いていたと思います。こういう経験が記憶に残っていくのだと考えています。適当に時間を過ごしているようだと何も残りません。どうせやるなら全力で取り組むほうがいい。一生懸命に取り組むことでしか見えないことがある、分からないことがある、感じる事がある。勉強だけをやっていたら見えない部分です。

生徒に大切な事を教えるには様々な方法がある。競技を通じて教えているだけであって、それ以外にもたくさんの方法があるのです。こちらが全力で取り組んでいればきっと生徒にも伝わる。今回の片付け等でも3年生に「手伝って」といって動いてくれる者と動かない者がいる。自分のことだけ、自分が楽しむことだけを考えていたら動けないのです。これが将来的に大きな「差」になるのです。

様々な事を感じました。また書けるときに書きます。
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文化祭初日

2010-11-21 | 陸上競技
金曜日、文化祭初日でした。この日は特別私がやらなければいけないことはありませんでした。今年は吹奏楽に連れ出されることもなく無事に一日目は過ぎていく予定でした。

が、何故か全く分かりませんが体育館に集合する寸前に生徒に連れていかれてDVD作成を手伝わされる羽目に…。文化祭の一番最初に流すはずのオープニングビデオが上手くいかないということでした。当日の朝に出来ていないというのはどういうことなのか?大きな疑問です。作成していたPCのDVDドライブが壊れていたためハードから焼くことができませんでした。ネットワークを使ってサーバー上にアップしてそれを他のパソコンのハードに移すという作業をすることになりました(難しい?)。とにかく時間がかかる作業です。そのため開始時間には間に合わない。うーん、最悪でも前日には完成させておかなければいけないと思います。前日ならもしもトラブルが発生した時に対応が出来ます。前日に分かっていたら100%間に合うように作業の手伝いをしました。時間が無さすぎる。うーん。
最悪間に合わなかったら2日目の最後に流せばいいという感じになったので大きな疑問を感じました。最初に流すから意味があるのであって、最後に流すのは自己満足なのではないかと。作ることに意味があるのではなく、それを使って文化祭期間生徒の気持ちを盛り上げていこうというものだと思っています。私には理解しかねます。それでも何とか午前中のうちに間に合わせました。本来なら私がやる必要はないことですが…。

生徒会とは「生徒を影で支える」というものだと思います。自分達は目立たなくてもいいから他の生徒を楽しませようというものでなければいけないと思います。多くの人を動かすというのはそういうことです。自分が楽しみたいからやる、前に出てあれこれやるというのはちょっと違う。以前生徒会を担当していた時にはそこを生徒に徹底していました。自分がどうかではなく、他の生徒がどうするかが重要だと思います。手前味噌になりますが、この手の事をやらせると私は最大限の力を発揮します。イベントを盛り上げるのは発想力と基本的な考え方ですから。ちょっと視点が違うかなと感じています。主体が全校生徒ではなくなるのは避けたいですね。

これは指導にもいえることです。指導者である私が何を目指すかでチームの色も変わっていく。私が主体になってチームを作っていけば、私の顔色を伺うようなチームになる。選手が主体だという視点から考えていくと「選手にどのような力を身に付けさせるか」が最優先になっていく。私が周りから評価を受けるために選手に練習をさせているわけではありません。私は「影から支える」立場である必要でなければいけない。指導者によっては「選手を利用する」という人もいるかもしれません。選手は道具ではない。目的です。

話が若干(?)それましたが午後からはクラスの事を中心にやりました。こちらはバタバタです。展示と模擬店。展示はトリックアートをしようという話になったのですがこれがあまりにも大変。ひたすら絵の具で絵を描いていく。それもかなり巨大なものになりますからバランスが難しい。トリックアートは奥行きを上手く使って平面を立体的に見せたりするものですが、かなり難しくなります。途中で絵の具がなくなり、赤と朱が混じっていましたが何とか東京タワーが完成しました。全員が参加できる形は難しいですが最初の段階に比べるとかなり協力できるようになったのではと思います。

模擬店は「揚げタコ」をやろうということになりました。というか、私が国体に行っている間に決まっていました(笑)。5年くらい前にshogyo時代にやったことがあります。何とかかんとかです。売れるのではないかと予測してかなりの量を仕入れました。明らかに多いなという感じでしたが限界に近い数値だと思いますが一生懸命に販売をすれば達成可能だと考えていました。こちらはまた別に書きます。

かなり疲労度が高くなっていました。それでも一生懸命やっている3年生がいたので少しだけ手伝うことにしました。デジタル系の事は日々やっておかないと分からないことが一気に増加します。何とかしてあげようと思ってあれこれやりましたが最後には少し目処が立ちました。勉強になります。疲れています…。
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