数日間、体調不良でした。話によるとO157(オーイチゴーナナ)の仲間に息子がやられて私もそれにやられたんじゃないかという感じでした。理由なき体調不良ではなかったのだと思います。一安心(?)。本当に身動きが出来なくなっていました。ほとんど寝ていましたが、多少なりとも意識がある時もあったので本を読んでいました。
これまで様々な書籍を読んできましたが、今の知識と感覚で読んでみたらどうなんだろうかと思いました。人間、記憶力というのは曖昧です。コンピューターのメモリのように一度記憶したデータを削除しないかぎり消えないということはありません。何度も繰り返し読んでいく事で記憶に残りますし、読む度に解釈が違ってくる可能性があります。本をたくさん読んだから知識があるとは思いません。それを生かすためにどうするかを判断できるようになるかどうかだと。
最近、陸上に関する書籍を読まなくなっていました。ある程度のことは頭に入っていると思っています。多くの情報を手にして取捨選択できるかどうかも大切です。人によっては「最新の理論が全て正しい」と考えます。また「速い選手がやっているから良い練習だ」と考える。その背景に何があるのか、何故それをやっているのかを考えないと真似ても形骸化してしまうのです。意味はありません。指導をし始めた頃の私は全てに飛び付いていました。自分で咀嚼しないで取り入れる。大きな危険性が潜んでいることにさえ気づくことが出来ませんでした。「一流」と世間で言われる指導者でも大きくブレています。選手によって違うから良いんだと言われるとそうかもしれませんが、根本的に違う事を公言するのはやはりおかしい気がします。
逆に学ばないという指導者も良くないと思います。過去の指導が正しいと思ってそれ以外は何もしない。周りからの意見にも耳を傾けない。知らないことに知らないと言えない。これではなかなか選手は育たない気がします。本当は伸びる可能性があっても一律化された練習では上手くかみ合わないかもしれません。単に年を重ねるから良い指導者になるわけではない。指導者自身が成長していく事が大切なのです。
話が反れましたが、陸上競技の書籍を読んでいくと再発見するものがあります。実際に取り入れていったほうが良い練習が組み立てられるのではないかと感じます。いつの間にか消えてしまった練習の中にも大切な練習があったはずです。具合が悪くなってメニュー表を渡しましたが、ここ数年そのような事をあまりやった記憶がありません。口頭で説明してそれで終わりだった気がします。今の3年生にはポイントをまとめたモノを渡していた気がします。いつの間にか慣れてしまってこちらも努力を怠っていたかもしれません。反省しなければいけないと思います。
もう一度、練習について考えてみようと思います。組み立てに関しても出来ることがあると思います。感覚をつかむためにももっとシンプルで分かりやすいものがあるかもしれません。その中で必ず見えてくるものがある。補強等も一覧表にして強化部位ごとに分けてみるともっと効果・効率が上がるかもしれません。走練習も同様です。
目の前の選手は見てきました。が、もっと色々な方法があるかもしれません。視野を広くしていく事が今の私には必要かもしれません。「考える」事と現場をつなぐのは指導者の情熱だと思います。もっと出来る気がします。インターハイをつかむためにもっともっとできるはずです。最大限の努力をします。
これまで様々な書籍を読んできましたが、今の知識と感覚で読んでみたらどうなんだろうかと思いました。人間、記憶力というのは曖昧です。コンピューターのメモリのように一度記憶したデータを削除しないかぎり消えないということはありません。何度も繰り返し読んでいく事で記憶に残りますし、読む度に解釈が違ってくる可能性があります。本をたくさん読んだから知識があるとは思いません。それを生かすためにどうするかを判断できるようになるかどうかだと。
最近、陸上に関する書籍を読まなくなっていました。ある程度のことは頭に入っていると思っています。多くの情報を手にして取捨選択できるかどうかも大切です。人によっては「最新の理論が全て正しい」と考えます。また「速い選手がやっているから良い練習だ」と考える。その背景に何があるのか、何故それをやっているのかを考えないと真似ても形骸化してしまうのです。意味はありません。指導をし始めた頃の私は全てに飛び付いていました。自分で咀嚼しないで取り入れる。大きな危険性が潜んでいることにさえ気づくことが出来ませんでした。「一流」と世間で言われる指導者でも大きくブレています。選手によって違うから良いんだと言われるとそうかもしれませんが、根本的に違う事を公言するのはやはりおかしい気がします。
逆に学ばないという指導者も良くないと思います。過去の指導が正しいと思ってそれ以外は何もしない。周りからの意見にも耳を傾けない。知らないことに知らないと言えない。これではなかなか選手は育たない気がします。本当は伸びる可能性があっても一律化された練習では上手くかみ合わないかもしれません。単に年を重ねるから良い指導者になるわけではない。指導者自身が成長していく事が大切なのです。
話が反れましたが、陸上競技の書籍を読んでいくと再発見するものがあります。実際に取り入れていったほうが良い練習が組み立てられるのではないかと感じます。いつの間にか消えてしまった練習の中にも大切な練習があったはずです。具合が悪くなってメニュー表を渡しましたが、ここ数年そのような事をあまりやった記憶がありません。口頭で説明してそれで終わりだった気がします。今の3年生にはポイントをまとめたモノを渡していた気がします。いつの間にか慣れてしまってこちらも努力を怠っていたかもしれません。反省しなければいけないと思います。
もう一度、練習について考えてみようと思います。組み立てに関しても出来ることがあると思います。感覚をつかむためにももっとシンプルで分かりやすいものがあるかもしれません。その中で必ず見えてくるものがある。補強等も一覧表にして強化部位ごとに分けてみるともっと効果・効率が上がるかもしれません。走練習も同様です。
目の前の選手は見てきました。が、もっと色々な方法があるかもしれません。視野を広くしていく事が今の私には必要かもしれません。「考える」事と現場をつなぐのは指導者の情熱だと思います。もっと出来る気がします。インターハイをつかむためにもっともっとできるはずです。最大限の努力をします。