kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

哲学について学ぶ

2010-11-27 | 陸上競技
土曜日、なんとか体調が回復しました。薬を飲んでいますから多少なりと元気になってもらわないと困ります(笑)。山口で免許更新講習を受けないといけないので休めません…。今回は申し込みを忘れていたので空いていた「哲学と倫理学の現在」というテーマの講習を受けました。めちゃくちゃ大変なテーマです。

元々哲学に関心はありましたが、「モノの考え方・捉え方」といった部分であり、哲学史とかはちょっと…と思っていました。普通の人なら哲学というだけで避けて通りたくなくなるのではないかと思います。小難しいですからね。
今回最初の講義内容は「哲学史」(笑)。最初からかなりディープな内容でした。話の中心はプラトンとアリストテレス。詳しくは書きません(興味ないでしょうから)。理想主義と現実主義の在り方についてです。これが想像していたよりも面白い。身体を乗り出して聞いてしまいました(笑)。

次の講義内容は「自由意志」について。自由とは何か?から始まって「自由なき自由意志」と「自由意志なき自由」についてでした。なんて哲学的な話でしょうか(笑)。自分で決断を下していると思っていてもそれは見えない大きな力によって導かれて決断をしている。だから自由意志ではないのだと。物事の捉え方は難しいですね。捉え方によってどうにでも考えることができますから。

最後は環境倫理学。何がなんだか分からない(笑)。誰のために環境を守るというスタンスに立つか?人間か動物まで含むのか、植物も含むのか、生態系全てか。ここまで考えて毎日を過ごすことは出来ないですね。

全てにおいて漠然としか書いていませんが、結構楽しんで過ごせました(笑)。多分少人数だと思いますが。モノの考え方について知る事で、1つの事実に対して様々な見方があるということが分かります。当たり前だと思っていることが実は当たり前ではない。疑ってかかるというと感じが悪いでしょうが、モノの見方を学ぶという意味で哲学は大切だと思いますね。こんなことをいうのはごく一部だと思いますが。

内容的に解りづらいですね。面白くなくてすみませんm(__)m。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短めに

2010-11-27 | 陸上競技
金曜日、私は体調不良で家でぐったりしていたので練習は選手に任せました。やりたいことがあるのでそこはきちんとした指示を出しておく必要があると思ったので、メニューのポイントを記した紙を渡しておきました。あやふやな意識ポイントで練習の質を下げたくなかったので。無理しました(笑)。

メニュー的にはサーキットをやってから階段ドリル。普段は脚運びのみに意識を置かしていましたが、プラスアルファで動きを作らせました。普段ドリルでもやっている動きですが全ての動きの中で強調していきたいと考えています。前の記事にも書きましたが「動きの中で動きを作る」というだけではなく、基本的な動きを組み合わせていくことでよりうちの選手に合ったやり方で取り組んでいくしかないと考えています。あの手この手でやっていきます。

あとは加速段階の動きを少し。これも今までやってきたものにアレンジを加えました。こちらは強制的に加速の動きを作らせるものです。複合的な動きをさせていく事で動きを身に付けさせていきたいと思っています。後で確認をしたのですが少し身体が重かったとの事でした。感覚的に動きが鈍い感じがしたと。見ていないので分かりませんが、この辺りの理由をもっと具体的に説明できるようになってくると違うとは思うのですが…。

最後に体幹の補強をして終了。継続的に実施していかなければ効果は出ませんからね。水曜日にやった補強をさせたのですが比較的スムーズにできたようです。補強に関してはかなりやっていると思っています。更にバリエーションを増やしながらも走りに結びつきものを実施していこうと思います。

見ていないので詳しくは書けません。とりあえず実施した内容を残しておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

対話

2010-11-27 | 陸上競技
金曜日、前述のように信じられないくらい具合が悪くなりました。ほんの少しだけ職場に行ったのですがいつも通り机に練習日誌が置いてありました。当然なのですがさすがに見れないかも…というかなり弱気な気持ちになっていました。それくらい体調は最悪でした。

水曜日の日誌に「不安になる」「自分みたいなものが…」と否定的な言葉が書き綴られている者がいました。コメントに「逃げてはダメ」と書きましたが、あまりにも具合が悪いので放課後は会話もしないで私が帰ってしまいました。本当は良くないのですが…。
案の定翌日の日誌にもマイナスの内容が書いてありました。思っているように出来ない、少しやったら出来るようになる人もいる、自分なんかが…と。普段から他者と比べることが多く「自分がどうなのか」を書くことが出来ません。このまま続くとドロップアウトしてしまう危険性があります。これまでも何度も話をしてきましたがなかなか変わりきれません。

絶不調でしたがこのまま放っておくことはできません。休み時間の10分に呼んで話をしました。話を聞くと「入学してからなかなか動きが変わらない」「意識してもできない」という話でした。誰にでもある感情だと思いますが自分よりも出来る者と比較してしまい、自分を否定的に見てしまうのだと思います。また不安になるのはこれから先の冬期練習が本当に乗り越えられるのかがあるようです。それが怖いと…。

少なからずうちの選手は怖さ、不安はあると思います。3年生が引退した時に「1年生の時、朝起きたくないと思ったことが何度もあった」と言っていました。逃げ出したくなったと。そこから逃げるのは簡単です。逃げても何も生み出しません。本当に怖いのは来年の春になって全く強くなっていなくて目標に届かないことです。それから比べると他の事は怖くないと私は考えています。とはいっても中学時代の練習と比べると数倍はキツいですから不安になるのも分からないでもないですが…。

少しの間ですが話をしてこちらの「想い」も伝えました。どれだけ伝わったのかは分かりません。しかし、こうやって対話をしていかない限り何も変わっていかないと思います。日誌や日頃の様子に何かおかしな部分があれば個別に話をしていくことが大切だと考えています。日誌へのコメントやメールだけでは分からない部分があると思います。

弱い部分を認めながらも逃げ道を作らない。自分を変えることが出来るのは自分自身だけです。ここは忘れてはいけない。他の人がなんとかしてくれるわけではない。自分で乗り越えていくしかないと考えています。もちろん手は貸します。乗り越えないと見えないものがたくさんありますからね。しかし、最後は自分自身の問題です。十数年かけて作られてきた性格を変えるのは簡単ではない。それでも変えないと前には進めない。だから対話をして手助けをする。何でもかんでも許すのは指導でも教育でもない。そう考えています。

人数は少ないですが来年もインターハイを狙います。そのためには1人1人が劇的に変わらなければいけない。それができるかどうかです。目標に対する意識をもっと強くしていく必要があります。1人1人と向き合っていくと共に本人達も内面と向き合わなければいけません。労力はかなりかかります。それでもやるしかないと思っています。

帰ってからは反動からかかなり弱っていましたが(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶不調

2010-11-27 | 陸上競技
水曜日からどうもおかしいなとは感じていたのですが、木曜日になってさらに体調が悪くなりました。子供がノロウイルスにかかっているのではないかという疑惑がありましたからひょっとしたら私もという嫌な予感が…。

木曜日は人との接触をできるだけ避けていました。練習は近づかずに指示を出しましたが途中から寒気が酷かった…。全てを諦めて6時には帰宅、何もできなくて翌日の朝まで寝ていました。特に何かが悪いという状態ではなく「具合が悪い」というだけ。嘔吐下痢の症状はありません。とにかく動けません。

金曜日になって多少は回復しましたが明らかに万全ではありません。休みをもらいました。これまでほとんど休んだ事はありません。本気でダメかと思いました。授業の指示があったので少しだけ職場に行きましたが人との接触は避けました。短時間である程度のことをやって練習メニューを作成し帰宅、睡眠です。病院にも行きましたが「嘔吐下痢かもしれない」と言われて風邪薬と整腸剤をもらいました。治るのか?

またも寝ていました。少し元気になった気はします。今から免許更新のための講習を受けにいかなければいけません。この制度あやふやのままなくならないんだろうなと感じながら受けに行ってきます…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする