kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

学校モードへ

2012-11-23 | 陸上競技
火曜日、学校が始まりました。先週までは文化祭の勢いで生活をしていましたが、この日からは通常の学校モードになります。とにかく感覚を元に戻さないといけません。生徒もですが私もです(笑)

最初の40分は掃除の時間となっていました。先週末は天気が悪かったためテントの片付けなどが終わっていませんでした。また教室内には文化祭の名残がたくさんありました。生徒達が作った力作をどこに持って行くのかわからないまま時間だけが過ぎてしまいました。いつまでも教室に置いておくわけにはいきません。とはいえ、処分するには心苦しい出来栄えのものです。小さいものは別の教室に一時避難をさせようという事になりました。問題の先送りなんじゃないかという気もしましたが、捨てるには忍びない部分があります。
かなり巨大なトトロも作成しましたが、これは教室から出す事さえ出来ませんでした。どうしても分解しなければいけません。作成に携わった者が解体をするようにさせました。泣きながら崩していったようです。ここまで一生懸命に何かが出来るというのは本当に大きいと思います。頑張る事の大切さですね。感受性豊かな高校生です。こういう経験をする事で何かしらの感情が生まれていきます。きっと一生忘れられない経験になったのだと思います。輝いていました。

大きな象のモニュメントを作成していたのですがこれは動物園がもらってくれるということになりました。作成者は本当に喜んでいました。数人で作った大作です。このまま壊してしまうにはもったいないと思っていました。多少壊れているところがあるのでそこを修復しないと向こうに引き渡すことはできませんからもう少し先になろうかと思います。色々と上手く流れていますね。

この日の練習はトレーニング。ひたすら身体作りです。基本的に特別なことはしません。不足していたウエイトを再導入したくらいでしょうか。昨年はかなり細かい補強も取り入れていましたが今年はやらないようにしています。時間が足りません。やりたいこと、やった方が良いかなーと思うことはたくさんあります。が、全てをやるほどの時間と体力がありません。以前と比べ私自身が甘くなったのかもしれませんが、時間をひたすらかけても効果が出ていないというものは外していかなければいけません。短期的に結果を求めるつもりはありませんが、あれもこれもやっていくと気がつくと練習が莫大な量になってしまうのです。取捨選択をしていかなければいけないなーと思っています。やりたいことを全てやるのではなく効果が高いであろう内容を選んでいきたいと思います。

これまでの練習の中のトレーニング、多少動きの感覚にブレがあったのではないかと考えています。とにかく負荷をかければ良いんだという間違った練習形態が少なからず存在していました。これでは本当に良くはないのです。どこを強化しようとしているのかを明確にするとともにそこを動かすことが必要になっていきます。この日は股関節から大きく動かす事を繰り返し言い続けました。膝だけを引き出しても体幹がついてこなければ前には進まないのです。当たり前の話なんですがここは難しいですね。負荷的に大きくなれば大きくなるほど動き自体が小さくなってしまいます。股関節からの動きができなくなるのです。動き出しというか力の発揮を股関節からにしたいとかんがえています。この部分を意識させていきたいと思っています。なかなか難しいですが。

体幹強化という意味で少しだけ他の事をやりました。懸垂と足上げです。なかなか出来ないですね。この部分の基本的な筋力アップはまだ時間がかかります。上半身を疲労させてから更にロープ登りも。まーこれは無理ですね(笑)。握力自体が落ちていますからなかなか思うように登る事ができません。定期的にこの辺りのトレーニングをしておきたいですね。

最後は選手任せのフリー。必要な負荷を自分達で判断してやる。あえて私はその場を去りました。やらなければそこまで。それ以上は強くなりません。ある程度までは指導者が持っていけますが最後の部分は自分自身の意識の問題だと思います。ここを見ていくためにもこういう時間を大切にしたいですね。

この日も疲れ果てて寝てしまいました。体力的に低下してますね~。情けない限りです。
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