kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

久々に走る2

2013-11-04 | 陸上競技
久々に練習を最初から見ていたので感じた事が多くあります。書いていたら長くなっていたので記事を分けました(笑)。お付き合いください(笑)。

ハードル走を何本かやってショートスプリント。これを繰り返し行いました。何度も書いていますがハードルを速く越える事が狙いではなくてスプリントにつなげて行くための練習です。実際に走って行くことで感覚をつかんでいけたらと思います。走るだけでつかめないからそれ以外の刺激を与える必要があると考えています。

かなり本数をやってから今度はタイヤ引きを実施。この時点で疲れていたとは思いますがそれでも走っておかなければいけません。本来であれば少し長い距離を走っておこうと考えていたのですが他の部活動との関係でできませんでした。今後の事を考えるとちょうど良かったのかもしれません。いきなり長い距離にすると動きが保てませんし崩れてしまう危険性もあります。少しずつ対応できるようにしていければ。私が慌てないように見えない何かがそういう環境を作ってれているのかもしれないですね。



60mをかなりの本数行いました。こちらも苦手な選手がいます。ピッチ型の選手はタイヤ引きが若干苦手な傾向があります。パワー型ではなく軽い体重でスーッと進むタイプも同様です。これは仕方ありません。これも長期間しっかりと練習を積んでいく事で対応できたらと思っています。

小さいエースがこれから先記録を伸ばすためには大きな走りを目指すのではなく最大の武器であるピッチを最後まで維持するというのが必要です。この日の練習では後半持ちませんでした。というか、最も苦手な練習です(笑)。股関節周辺の筋力を強化していって無理なくストライドを10センチ伸ばして行きながらピッチを少し速くできるようにすることで来年度の記録アップを考えていますからやっていくしかありません。苦手の克服ですね。苦手を克服する事が長所を最大に伸ばす事につながる。逆のような感じがしますが直結していると思います。

60mを中心に行いました。場所が取れなかったのでこれが精一杯。この日はこれで十分です。県体で走ってからほとんど走っていない状態ですからこれ以上は求められないと思います。というかこれ以上は無理です(笑)。すでに脚はパンパンだったようです。最後にショートを2本行って終了。負荷的にはかなりのものだったかもしれません。

終了後補強を少し。これもBOSSからのアドバイスで行う事にしました。メディ投げを壁に向かって行いました。今後のトレーニングの中でどう取り入れていくか考えたいと思いますが目標が明確になるのでしっかりと投げられます。これを繰り返していく事でこの冬のレベルアップを図りたいと思います。この日のメディ投げを見てやはり筋力だけでは投げられないんだと感じました。瞬発力がないと感じている選手はメディが投げられません。二人一組でやっていたら気づかないかもしれませんね。工夫は必要です。

股関節の補強も行いました。以前であればかなり嫌がって渋々やっていた感じがありましたがこの日は声もしっかりと出せていました。この流れに一年生女子が乗っかってくれると良いのですが。まだまだ声が出ません。意識レベルにも影響して来ると思います。ここが変われば大きく変わると思うのですが。この補強きついのでみんな嫌がりますが正しいフォームで行うと間違いなく効果があります。しっかりと取り組める選手になってもらいたいですね。

少し前であれば走練習をやってからの補強の流れの時にはテンションが大きく下がってやるだけの練習になっていることが多々ありました。この日は違いました。明るく手を抜かず取組んでいる。一年生はまだまだ筋力的にも弱くしんどそうでしたがキャプテンが声かけをしながら取り組ませていました。ムードメーカーがその役割を果たしてくれればチームはどこまでも強くなれるのではないかと感じています。

大きく変わりつつあります。今後これが継続出来ればインターハイに行くだけで終わらないと思います。大きな伸びを期待させてくれます。私は気分良く練習ができるような工夫をするだけ。日常生活での指導をしなくて済むようなチームになればもっともっと変わっていくでしょう。今は何も注意していませんがこれが当たり前の状態になってくれればと思います。

全体に少し話をしました。シーズン中は試合があるのでケアをします。痛い所があれば治療に行って試合に万全な状態で出場できるようにします。冬期は試合がありません。まー大丈夫だろうと油断してしまうことがあります。大きな負荷をかけているのはシーズン中よりも冬期の方です。ここで油断してしまったら故障につながる。来シーズン本当に戦いたいと思うのであれば今まで以上にケアに気を使わなければいけません。練習をするだけではなくそこまで出来て初めて目標に近づけると考えています。

長くなりました(笑)。書きたい事をもっとまとめられるようになると良いのですが。まー読み飛ばしてください(笑)
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久々に走る1

2013-11-04 | 陸上競技
月曜日、前日とは打って変わり晴天です。雲一つない天気でした。なかなかですね~。駅伝は毎年とは言いませんがかなりの確率で雨が降っている気がしています。11月に入って直ぐですが雨が降ると寒い。身体が冷えてしまうので風邪を引くのではないかとかなり気を使います。実際体温はかなり下がっていたと思います。疲れ果てて寝るしかできませんでした(笑)。



月曜日は休日だったのでしっかりと練習をする事に。冬期練習の内容確認という意味合いが強いのでガンガン追い込んで走るということはしません。というか、気がついたら1週間ほとんど走っていなかったので強い負荷をかけるのは不可能だという判断でした(笑)。慌てる必要はないと思います。しかし、鉄は暑いうちに打てとう言葉もある位ですから気持ちが高まっている時に練習の流れを確認しておきたいという気持ちもあります。複雑です(笑)。

先週の金曜からサーキットを復活させています。この日は実際にやっている所を見ました。が、こちらの確認不足で多少効率が悪い所がありました。種目数の調整が上手くで来ていませんでした。見ていておかしいなーと気づいたのですが時すでに遅し。まーそのままの流れで進めていく事に。次回以降変更する必要があります。何種目かを追加しなければいけません。補強を見ているとそれぞれの選手の苦手な練習というのが目につきます。ここの部分を克服出来なけれな上のステージには進めません。得意な種目もあれば苦手な種目もある。運動心理学関係の本などには「得意な所をしっかり伸ばせば、苦手な練習にも取り組めるようになる」と書かれています。どうでしょうか?!(笑)。かなりの確率で得意な種目しかやらなくなると思うのですが(笑)。弱い部分を弱いまま残しておくとそこの部分から崩れていきます。やはりバランスよくやって行きながらも苦手の克服に努めるべきだと考えています。それが出来なければ大きな伸びはありませんから。

サーキット終了後はハードル練習へ。かなり前から冬期にはハードル練習をするようにしています。数年前はハードルと短距離で分けて別のメニューをした事もありますが、やはりこちらが意図した動きとはなりませんでした。苦手であろうがしっかりとハードルを越えさせたいと思います。身体の軸の意識や接地感覚を意識しやすい。股関節が上手く使えなかったり重心の移動が出来ない者の動きを変えるためにも必要なのではないかと感じています。この冬はもう一度しっかりと取り組んでいけたらと考えています。

実際にやっていく中で今回はとにかく接地感覚を重視しました。上手くハードルを越えるというのは二の次。高くても良いので接地の姿勢を作るようにしました。普段から重心が進まなかったり股関節が開かない選手はここの動きを見ると一目瞭然です。これでは進まないなというのが分かります。ハードリングが上手くないというのではなく明らかに進まない動きをしています。ここを改善できるかどうかだと思っています。速くクリアするのではないですし、ハードリングの上手い下手ではありません。踏み切った時にすでに身体が進まない状況になっているのです。

高跳び選手、抜き足が抜けませんがバネがあるのでインターバルを余裕で越えて行きます。今の山口県のハードルレベルだったら上位争いが出来るかもしれないと感じています。専門でやらせるかどうかは今後の練習次第ですが楽に3歩で越えていく事は出来ると思います。スピードが上がって行って専門的にハードル練習が出来れば面白いかもしれません。基本的にはスプリントと高跳びの踏切のための練習です。あまり多くを求めすぎると良い事はないと思うのでそれなりに考えていきたいと思います。

他にもそれなりにハードルを越えて行ける者もいます。専門でハードルをやるわけではないですが様々な動きをやりながら身体に刺激を与えていけたら良いなと思っています。ハードルをやる事で股関節周辺の強化になります。単調な冬期練習ですから刺激にもなるのでしっかりと取り組んでいきたいですね。

書いていたら長くなりすぎたので記事を変えます(笑)。

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県駅伝を手伝う

2013-11-04 | 陸上競技
日曜日、朝から雨でした。天気予報では「曇りのち雨」で雨量も1mm~2mm程度。運が良ければ午前中くらいは雨が降らないのではないかと大きな期待をしていたのですが全くダメでした(笑)。この日は高校駅伝。私も手伝うことになっていました。うちの学校からも支部チームとして男子1名、女子2名が出場することになっていました。その引率という形ですが、基本的に毎年手伝うことになっています。選手が出場するので1年生の女子を補助員として連れて行きました。自分のチームは出場しませんが同じチームの選手が出場するのですから応援くらいはしないといけません。

私が働く部署はきららドームからかなり離れているのでレースの流れは全く分かりません。何回か選手が目の前を走っていきました。うちの選手も走っていったのでその部分だけ応援できました。残り1キロ地点での走りでしたが良く走れていたと思います。長距離はコーチに任せています。短距離の指導をしているとどうしても長距離を一緒に見ることができません。それができる指導者もいるとは思うのですがうちではちょっと難しい。長距離専門の指導者がいてくれたらいいのですが今年はそれもありません。うちの卒業生に頼んでコーチをしてもらっています。メニューも完全に任せています。しっかりと練習は積めているのである程度の結果が出始めました。良いことです。

以前一緒に陸上の指導をしていた先生のチームが駅伝で入賞しました。自分のことではないのですがやはり嬉しかったですね。レース終了後「おめでとうございます」とお祝いを言いにいきました。うちで一緒にやっていた時は本当にあと一歩で中国大会に進めませんでした。その時の様子、熱い想いを知っているだけにこちらも感情移入して応援してしまいます。駅伝にはそれほど関心はありませんが、何チームかは応援しています。チームを応援するというよりは「指導者を応援する」という感覚が強いですね。こういう部分では駅伝も面白いと思います。

「女子の駅伝チームを作ってみたらいいのではないか」という話が何回もでます。性格的に駅伝向きだと。残念ながら無理です(笑)。短距離の指導者がいつの間にか長距離に関心が出てきて駅伝にはまるという話をよく聞きます。それほど魅力がある種目なのだと思いますが、現時点では「長距離の指導者になる」ということは考えられません。今いる長距離の選手の面倒は見ますが「うちで駅伝をやりませんか」という呼びかけはしません。そういうスタンスでやっています。別に長距離の指導者が付いてくれるのであれば今後は駅伝に出るかもしれませんが私がイニシアティブを取って進めていくことはしません。こういう考え方では批判を受けるのかもしれませんが・・・。それでもそのスタンスでやっていきたいと思っています。長距離がすごく走れるようになって1人足りない状態で短距離から・・・というのはあるかもしれません。今は100m選手しかいませんから考えられませんが・・・。

以前、1度だけ短距離選手だけで駅伝に出たことがあります。このときはマイル主体のチームでした。このときは私も感情移入しすぎる部分があったので・・・。今考えると本当に正しかったのかどうか分かりません。3年生が最後に走る。マイルに出たいと思っていたが結果的にそれが叶わず他の選手がマイル出場。その3年生の「想い」を引き継ぐためにもバトンではなく襷をつなごうというものでした。実際にかなり走れる選手が複数いました。中学時代は長距離をやっていたという選手ばかりでマイルを組んでいたというのもあります。結果あと一歩で中国大会を逃しました。かなり良く走っていたと思います。

が、結局この駅伝に出たことで主力選手が2名故障。駅伝だけが理由ではないと思うのですが秋に県外に合宿に行く予定だったのをキャンセルして置いていくことにしました。こういう「感情的な部分」がチームを長い目で見るときにマイナスになっていたかもしれないという部分は多々あります。当時は「想い」という部分が最優先でしたし、選手もそのことを感じ取ってくれていました。今考えると「私が主導でそのように持っていった」だけなのかもしれません。本当に勝負をしようと思うのであればそのような部分をなくしていかなければいけない。私自身が一時的な「想い」だけで先走ってしまうと結果として選手にプラスにならない可能性がある。

このときの駅伝があったからその後のチーム作りもできたというのもあるとは思います。正解だったか間違いだったのかは正直判断はできません。選手がどう感じていたのかが重要だと思います。当時は誰一人走りたくないという選手はいませんでした。3年生キャプテンから2年生キャプテンへの襷リレーでした。「想いをつなぐ」というために行った駅伝でした。

話がかなりそれました(笑)。雨の中で寒かったですが1年生の短距離2人とゆっくり話をすることもできましたし濃い一日になったと思います。私は帰宅後完全ダウン。疲れ果てました(笑)。
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