kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

冬期練習らしい練習

2013-11-07 | 陸上競技
水曜日、朝練では基本的なことを行いました。以前も書きましたがこの冬は基本的な部分を両立させていきたいと思っています。これが正しいのかどうかは分かりませんが、一つの動きを徹底することは大切です。しかし、うちの選手は器用ではないので一つを徹底すると他の動きが全くと言っていいほどできなくなります。そこから次の段階に移ることは大変です。今年は冬期を通じてどちらもやっていきたいと考えています。

ということで朝はその場での脚運びと階段、スティックを行いました。これを前半部分で行って最後にハードル。ハードルは壁を使ったものだけにしています。時間的に多くのことはできません。見ていると階段まではそれなりに意識できるのですが平地でスティックを行うと全くできないという選手が複数います。重心の移動が少ない動きと移動がある動きでは変わってきます。前半部分の練習は「脚運び」に重きを置いていますから足先だけの動きになりやすい。うちの選手はそれがスプリントに大きく影響してしまって進まなくなるのです。ここは大きな課題だと考えています。

見た目が良い動きになったとしても結果的に全く進まないということが多々ありました。これが良いことなのかどうなのか?考えたら分かります。「形」を作るのが目的ではなく「速く走ること」が目的です。もちろん「形」を作らなければいけない部分もあります。ここができないと次の段階に進めなくなるからです。練習を見ていて不足するようであれば「脚運び」をもっともとやっていきたいと思います。練習計画はあくまで計画であってその通りにやらなければいけないという訳ではありません。自分の目で見て判断して進めていきたいと思います。

午後は走練習。初めての練習となります。1年生はかなり不安があるでしょうね。いきなり最大負荷をかけるつもりはありません。徐々に徐々にです。1週間前に話をしていますがこの冬はリレーの練習もしかりとやっていくつもりです。4継で勝負をしようと思えばシーズンに入ってきなり準備するのではなく半年間かけてやっていきたい。それでも足りるかどうか分かりません。とにかく時間をかけてやっていきます。キャプテンがチームの4継のビデオを見て反省点を挙げていました。うちの4継のバトンパスの課題です。これを全員が理解して取り組むことで大きく変わってくると思っています。意欲が高まれば行動も変わる。練習に対する課題も見えてきます。

予定よりもバトン練習が早めに終わったのでそのまま走練習へ。120mを走ることにしました。それもソリッドを利用して(笑)。水曜日の走り込みの日は走るだけになりやすい。そのため走りこむ前にしっかりと動きを意識できたらと思っています。まーソリッドで120m走ったらその時点でヘロヘロになるんですけどね(笑)。この日は少し抑えめに120m-90m-60mを1セット。次からは120m+60mで。これも本数的にもセット的にも抑えめ。少しずつ増やしていきたいと思います。

細かいところを書いておきたいのですが時間的に厳しいので可能ならまた書きます。
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