kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

どこまでやるのか・・・

2013-11-19 | 陸上競技
先週はほとんblog書く気0。色々ありました。周囲の雰囲気は「文化祭モード一色」です。この中でどれだけ練習に取り組めるかというのはすごく大切なことです。それでもなかなか集中することは難しい。ある日、「文化祭の準備が終わってから練習しても良いか」と言われました。「はい?」という話です。ここで完全に気持ちが切れました。何を言っているのかとう話です。「競技優先」で学校生活を行っていくと話をしてきました。考えないといけません。

その後、「今後の予定を教えてほしい」と別の者に言われる。うーん、どうなんでしょうか。基本的に「通常通りに練習をする」と話してきました。予定を把握する必要はないと思っています。「通常通り」です。特別な日程変更を行うときには話をします。しかし、それがないということは文化祭があろうがなかろうが「通常通り」が普通です。かなり激怒しました。流れがありますから必要以上に頭に来たというのもあったとは思いますが。

ここに始まったことではありません。これまでの積み重ねです。1週間目の日誌の未提出の件も同様。部活の中のルールとして「当たり前」としていることが「当たり前」ではないというのは大きな問題です。「日誌は毎日出す」というのが約束。それが慌てていたので忘れていた。良く確認すると1年生から「提出しなくていいのか?」と聞かれた者が「他の人に聞かないと分からない」と返答。ありえません。何から何まで他人任せとなっている状況で本当に部活動をする意味があるのか。

こういう様子を見ていて情けなくなりました。これまでやってきたことは何だったのか?大切なことはほとんど伝わっていないではないか。そう考えると「競技以前の問題」をもう少し考えさせる必要があると感じていました。練習どころではありません。「もう指導する意味がない」と話をしました。私が指導する必要が本当にあるのか?基本的なルールを守る、練習場所に集まる時間以外の生活をきちんとするというのが大事だと考えてきました。こういう意味ではかなり厳しい指導なのでしょうか(普通だと思っていますが)。

あまりにも激怒していたのでかなり話をしました。人間というのはエネルギーの総量が決まっていると思っています。おしゃれをしたい、友達と遊びたい、ゲームをしたい、勉強もしなければいけない。そして「インターハイに行く」という大きな目標を掲げている。それは無理だと思います。10あるエネルギーを全てに均等に使うのであればほんの少ししか競技には使えません。「文化祭の準備」をするなと言っているわけではありません。与えられた時間内でやればいい。放課後は「練習の時間」です。そう決めて取り組んできたと思っています。

本当にこれから先、「インターハイで戦いたい」と思うのであれば周囲に流されたり、目の前にある「一時的な楽しさ」に惑わされていはいけないと思います。「指導はしたくない」とかなりしつこく言いました。もっと厳しい言い方で。「競技の指導」をするための部活動に行っています。ここ最近それ以外の指導が多くなりすぎている。部活動の時間と日常生活の結びつきが選手の中に見られません。これでは「サークル」です。ここを変えなければいけない。これで変わらなければ「私が指導する意味は0」という判断です。

選手の中に指導に対する不平不満はあるでしょう。私の言葉の裏を読むことができるかどうかというと難しかったかもしれません。「先生に見捨てられた」と感じたものが大半だったと思います。ここは私の「甘さ」ですね。もっと分かりやすく話せばよかった・・・。そのため数日間の時間を要しました。本質的な部分が伝わらないのであれば話をする意味さえないですからね。

真剣に考えたいと思います。勝負をするのであればそれに見合う覚悟が必要。それができないようであればどちらにしても「インターハイで戦う」というのは夢のまた夢。伝わらないのであれば「本当に指導しない」と考えていた部分はあります。

かなりしんどい日々でした・・・。私以上に選手はしんどかったか?ここは分かりませんが・・・。
コメント
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