kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トレーニング

2013-11-27 | 陸上競技
火曜日、期末考査2日前でした。最低限の練習として残りは勉強時間に充てることに。どれだけ時間をかけられるかで今後のことは決まってくると思います。学校によってはテスト週間中は一切の練習を禁止するというところもあるようですから少しだけでも身体を動かすことができるというのは恵まれているのでしょうか。

朝練の段階でウエイトを実施。30分程度しかないですが限られた時間を有効に使っていくことに。これは問題なく終了。1年生がそれなりに筋力が上がってきています。こちらが求める基礎筋力にはまだまだ届きませんが全くできなかったところからすればある程度の成長がうかがえます。一番弱い女子でベンチプレスを30㎏で何セットかできるようになっています。一冬順調に超えれば35㎏くらいまではいくでしょう。ベンチは重さを競うものではありませんが、やはり最低限の筋力は必要。体重に比例して重量は変わりますが、ある程度の筋力は必要になると考えています。

1年生は自分で「無理だ」と決めつけていることろがあります。これ以上は無理だからこの辺りで止めておこうというのが若干見受けられます。これから大きく伸びたいと思うのであればいつまでも「同じところ」で足踏みをしておくわけにはいきません。自分で限界を超えていく努力が必要になる。「欲がない」というのもあるかもしれません。性格的なところもあるので今後のことを考えるともっとしっかりと取り組んでいかなければいけないと思います。この部分の成長があれば間違いなく伸びます。力はあるのですからそれを引き出す努力は必要です。

午後は勉強会を行ってからシャフト補強。前日と同じように18時前から開始としました。筋力は気が付くと落ちてしまいます。継続的にやることに意味があると考えます。筋力アップには時間がかかりますが、落ちるのはあっという間。そこを自分自身でどのように感じるかだと思います。ここ最近は「失敗したら気づくのではないか」という気持ちが多少あります。痛い目に合って初めて「やっておけば良かった」と気づく。その方が将来的に考えるとプラスなのではないかと。

ここは本当に難しいところです。高校3年間しかありません。一度失敗するとその失敗を取り戻すことはできない。だから先回りして「失敗しないように」とこちらが声掛けをする。しかし、選手は一度も経験したことがない話をされているので「自分は大丈夫」と思う。本当は周囲から守られていて今の状態にあるということがなかなか理解できません。突き放していくことも必要なのかもしれないのですがそこまで非情になれません。私の甘さゆえのことかもしれないですね。

「失敗させない」というのは親心として当然働きます。しかし、「物事は常にうまくいく」と思っているようでは本当の成長にはつながらない。今の考え方ややり方では将来絶対に行き詰る時が来る。その時に自分の力で乗り越えていけるかどうか。そのための力を身に着けさせるのが我々の役割だとは思います。先回りしてしつこく言い続けることで「分かってる」と思われるのでしょうが、本当は分かっていないことが多かったりするんですよね。

話が大きくそれましたがシャフトは40分程度で終わりメディ投げをやって終了。50分で終わりました。集中してやれば短時間で練習メニューが終わります。通常の練習はどうなのでしょうか?それほどメニューが多いわけではないが3時間近くかかる。ウエイトとシャフトでトータル1時間20分あれば終わる。それ以外の種目を入れても2時間あれば終わりそうな気もします。まー準備なども含めているのでもう少しかかるのかもしれませんが。この辺りは見極めですね。

将来的なことを考えて練習量の調整は行いたいと思います。考えます。
コメント
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