kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習をする

2013-11-24 | 陸上競技
色々と思う事があり練習についてはほとんど書いていません。練習はやっています。木曜日からテスト週間に入ったのでかなり抑えめにしていますが。勉強会は学校で行っています。保護者の方が見ておられたらその部分は安心していただければと思います。土日は学校で5時間以上はやっていると思いますが、あとは家に帰ってどれくらいやってくれるかです。学校でやったから大丈夫と安心してしまうのが一番怖い。ここが本当の頑張りどころです。今後の事を考える上で私の目を離れたところで自分でどれだけ勉強できるかというのは本当に大きな事だと思います。叱咤激励してやってもらえたらと思います。競技だけやれば良いわけではないと常々考えています。

こちらが前面に出ない形で練習をしています。もちろん指示は出しますが私だけが全力でやっても今後の事を考えると意味はないですからね。本人達がやる気があって自分達でインターハイを目指すのであれば本当に努力をしないといけないというのは分かり切っています。目標を掲げて自分達で進んで行くというのであれば、それに見合う努力をしなければいけません。頑張るという気持ちだけではなく本当にそれに向けてやっていくことが必要になるのです。

先週の火曜日から練習を再開していますが、基本的には短い距離しか行っていません。うちは地味にやっていくのが基本だと思うのでガンガンやるというだけではなく動きに重きを置いた練習をしていきたいと考えています。時間的にも長時間とならないようにしています。距離も短い。これで本当に走れるようになるのか?といわれるとなんとも言えませんがなります。これは比べてもらったら一目瞭然だと思いますね。自画自賛するつもりはないですがかなりの水準で取り組めていると考えています。

練習の基本はソリッドで進めています。苦手な選手にとっては苦痛以外の何物でもないでしょうね。それでも取り組んでいくことで大きく変わってくると思っています。様々な練習パターンで行うよりも課題を明確にしてその克服に向けてやっていくことが私のやり方です。退屈な練習かもしれませんがその練習を続けていくことで必ず結果がついてくると思います。単調な練習なので選手の意欲次第でその成果は大きく変わってきますが。集中して物事に取り組めるかどうかは大切です。ここは勉強も同じだと思っています。

練習の進め方としてはかなり形になってきていると思いますね。前の記事に書いた私が高いレベルを求める云々とは別問題として。ここはある程度自信が持てるようになってきたとは思っています。ある程度の力がある選手であれば1年くらい地道に取り組んで行けば結果がついてくると思います。強くなってきたことで安心してしまわない限りは強くなれるはずです。

時間はかかりますが地道にやっていきたいと思っています。選手の意欲次第で結果は変わるはずです。見守っていきたいですね。

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考えていく

2013-11-24 | 陸上競技
金曜日にかなり話をしました。あっという間に4時間が過ぎてしまった感じがあります。年代的に思うことがたくさんあるのだと思います。特別何かテーマがあって集まったというわけではないのですが・・・。

話をしていく中で考えることがたくさんありました。私自身がチームに求める水準が年々高くなっていること、その水準は選手にとって初めてのことであり戸惑いが大きいこと、直線的にチームが成長していくことはないこと、多くの話を真剣に話していきました。いやー、周りから見るとちょっと変わった人たちですね。個室で良かった。こういう話を公の場で話すのはやはり良いことではないと思っています。プライベートであってもプライベートではないですから。

私自身、もっともっと「原点に帰る」という部分を重視していかないといけない。いつもいつもあがっていけるわけではないのです。こちらが求める水準と選手の立っている場所を常々確認しておきたいと思います。以前は「中国大会に行く」という分かりやすい目標をみんなで共有していました。これは比較的簡単(失礼かもしれませんが)。学年全員が中国大会を経験したという年もあります。「中国大会に行くのは当たり前」と全員が認識していたので自然にそれくらいの水準になっていたのだと思います。

しかし、今は「インターハイに行く」という高い目標に推移しています。これは簡単なことではありません。中学時代に全国を経験したことのない選手達がいきなり「インターハイ」という高すぎる目標を掲げてもそれに対応できない部分はあるのだと思います。私自身はそこが「当たり前」だと感じる部分でも選手にとってはイメージしにくい。中国大会を経験することさえそれほどなかった選手達が大きな舞台をイメージするというのは厳しいものがあります。

上級生が経験したとはいえ直接その舞台を見たわけではない。だからやはり「現実味がない」目標となる。本気でインターハイを目指すという気持ちはあると思います。しかし、こちらからすれば「物足りない」と感じてしまう。そこの大きなギャップが存在しているのだと思います。それを私も選手も受け入れていかなければいけない。その部分が私の認識の甘さだったのかもしれないと感じています。

「もっとできる」と感じる部分と「自分たちは今までよりも練習できるようになってきている」と感じる部分のギャップ。普通の高校であれば「十分すぎる」と言えるレベルであるのかもしれません。求めるレベルが高すぎるのかもしれません。もう一度私自身も原点に帰ってみる必要があるのかなと。よく考えると前は練習中に他の学校の生徒に手を振ったり、練習中にトゥトレで引っ張り合って転んで骨折をするとか・・・。試合のときに化粧をしてレースの出るというパターンもあった気がします。そのレベルから考えると大きな成長ですが。競技に向かってきたという話でしかないのですが(笑)。

基本の徹底をしておきたいと思います。挨拶をする、返事をする、明るい雰囲気を作る。そういう部分を徹底していくことは強い弱い関係なくできると思います。まずはそこの部分ができて次の部分なのかなと。自分が何をしないといけないかを考えていきたいと思います。
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