競技のことを少し。
思うことがありもう一度技術的な部分について考えていました。気が付くとある程度のことはできるようになっていますがもう少し動きの部分を細かく確認する必要があるかなと感じていました。脚運びという地味な部分を丁寧にやっておきたいと考えました。「走っていたらそのうち速くなる」と考える指導者もいるでしょうが、私は「地道な積み重ね」で速くなると思っています。どの考え方が正しくて間違っているというのは分かりませんし、すべてが正しいのかもしれません。私は繰り返し練習しかないと思ってやっています。
脚運びに意識を置くことで「進まない状態」が生まれます。何を言っているのか分かってもらえないのかもしれませんがこれまで見てきた中でこれは間違いない事実だと思います。うちの練習で脚運びや階段をひたすらやることがあります。このことにより「目指す脚運び」に近づきますが一番大切なところができていないので進みません。
数日間脚運びを中心に行いました。長い目で見たときには絶対に必要だと思います。じっくり見ていると「脚が流れる」「回転が後ろになる」選手には共通する特徴がありました。これは顕著な特徴です。走っていて「流れる」というだけではなく、基本的な脚運びの段階で「流れる要因」があるのです。ここは意識的に改善していく必要があると感じました。時間はかかると思いますが・・・。
同じ動きを行わせてもやはり各自で異なります。「個性を生かした走り」が理想だと言われます。腕ふりも脚運びも修正する必要がないと。私はある程度は修正が必要だと考えています。身長が違えば走りも異なる。当然のことです。うちにはタイプが全く異なる選手がいます。その選手達が全く同じ動きを目指すというのは不可能ですし意味がありません。ストライドで持っていくタイプとピッチで持っていくタイプ。2人が同じ動きをしているとは思えません。しかし、「基本的な部分」は共通する意識でやらないといけないと思います。
身長が低くピッチで走るタイプは他の選手よりもスピード持続能力が必要になります。筋持久が身長が高い者よりも優れていなければいけない。ダラダラ走る持久力ではなく速い動きを持続する力です。だから走練習がすごく大切になる。疲れてからのスピード持続(心肺的)な部分も必要になりますが負荷をかけて後半でピッチを維持させる練習が必要だと考えています。タイヤ引きなどはすごく苦手な練習になるとお思います。それでも後半の持続のことを考えると短い距離でのタイヤ引きは効果があると感じています。時には長い距離(120mくらいまでですが)やりますが・・・。しんどい練習に耐える力が求められる。かなり精神的に強くならないといけないと思います。
身長が高くストライドで走るタイプの選手は筋力が必要になります。大きな身体を動かすというのは簡単ではありません。手足が長くなるということは支点からの足先までの距離が大きくなりそれを動かすというのは簡単ではありません。大きな力を必要とします。脚運びの部分も他者よりは必要な部分です。支点から足先までの距離を小さくしなければ回転が上がりません。身長が低い者よりは間違いなく大きな筋力が必要になります。走る練習も重要ですがトレーニングの必要性は大きいと思います。筋力を上げるというのもかなり大変です。余程の意識でなければ必要な筋力は上がらないからです。
タイプが違えば必要な要素も変わってくる。それは当然のことです。しかし、根本的な部分は同じ。特に「脚運び」と「移動」は絶対にはずせない要素です。これまでは「脚運び」を最優先してきました。これはこれで大事だと思います。しかし、これだけに特化すると「移動」の部分が疎かになり全く動かなくなる。脚運びだけがきれいになっても一番大切な部分ができなければ意味はなくなってしまいます。これが今までの一番の反省点だと考えています。
基本的ない部分に力を入れながらも「移動」も入れていく。これが正しいかどうかは分かりません。繰り返しになりますが走っていたら速くなるという可能性も十分あるからです。しかし、継続的に結果を残す学校にはそれなりのノウハウがあるはずです。良い選手が集まったから一時的に強いというのではなく高校に入ってから伸びるというのには必ず理由があると思います。この部分が確立できたらと考えています。
長くなりました。競技にかなり意欲がわいてきてたということでお許しを。
思うことがありもう一度技術的な部分について考えていました。気が付くとある程度のことはできるようになっていますがもう少し動きの部分を細かく確認する必要があるかなと感じていました。脚運びという地味な部分を丁寧にやっておきたいと考えました。「走っていたらそのうち速くなる」と考える指導者もいるでしょうが、私は「地道な積み重ね」で速くなると思っています。どの考え方が正しくて間違っているというのは分かりませんし、すべてが正しいのかもしれません。私は繰り返し練習しかないと思ってやっています。
脚運びに意識を置くことで「進まない状態」が生まれます。何を言っているのか分かってもらえないのかもしれませんがこれまで見てきた中でこれは間違いない事実だと思います。うちの練習で脚運びや階段をひたすらやることがあります。このことにより「目指す脚運び」に近づきますが一番大切なところができていないので進みません。
数日間脚運びを中心に行いました。長い目で見たときには絶対に必要だと思います。じっくり見ていると「脚が流れる」「回転が後ろになる」選手には共通する特徴がありました。これは顕著な特徴です。走っていて「流れる」というだけではなく、基本的な脚運びの段階で「流れる要因」があるのです。ここは意識的に改善していく必要があると感じました。時間はかかると思いますが・・・。
同じ動きを行わせてもやはり各自で異なります。「個性を生かした走り」が理想だと言われます。腕ふりも脚運びも修正する必要がないと。私はある程度は修正が必要だと考えています。身長が違えば走りも異なる。当然のことです。うちにはタイプが全く異なる選手がいます。その選手達が全く同じ動きを目指すというのは不可能ですし意味がありません。ストライドで持っていくタイプとピッチで持っていくタイプ。2人が同じ動きをしているとは思えません。しかし、「基本的な部分」は共通する意識でやらないといけないと思います。
身長が低くピッチで走るタイプは他の選手よりもスピード持続能力が必要になります。筋持久が身長が高い者よりも優れていなければいけない。ダラダラ走る持久力ではなく速い動きを持続する力です。だから走練習がすごく大切になる。疲れてからのスピード持続(心肺的)な部分も必要になりますが負荷をかけて後半でピッチを維持させる練習が必要だと考えています。タイヤ引きなどはすごく苦手な練習になるとお思います。それでも後半の持続のことを考えると短い距離でのタイヤ引きは効果があると感じています。時には長い距離(120mくらいまでですが)やりますが・・・。しんどい練習に耐える力が求められる。かなり精神的に強くならないといけないと思います。
身長が高くストライドで走るタイプの選手は筋力が必要になります。大きな身体を動かすというのは簡単ではありません。手足が長くなるということは支点からの足先までの距離が大きくなりそれを動かすというのは簡単ではありません。大きな力を必要とします。脚運びの部分も他者よりは必要な部分です。支点から足先までの距離を小さくしなければ回転が上がりません。身長が低い者よりは間違いなく大きな筋力が必要になります。走る練習も重要ですがトレーニングの必要性は大きいと思います。筋力を上げるというのもかなり大変です。余程の意識でなければ必要な筋力は上がらないからです。
タイプが違えば必要な要素も変わってくる。それは当然のことです。しかし、根本的な部分は同じ。特に「脚運び」と「移動」は絶対にはずせない要素です。これまでは「脚運び」を最優先してきました。これはこれで大事だと思います。しかし、これだけに特化すると「移動」の部分が疎かになり全く動かなくなる。脚運びだけがきれいになっても一番大切な部分ができなければ意味はなくなってしまいます。これが今までの一番の反省点だと考えています。
基本的ない部分に力を入れながらも「移動」も入れていく。これが正しいかどうかは分かりません。繰り返しになりますが走っていたら速くなるという可能性も十分あるからです。しかし、継続的に結果を残す学校にはそれなりのノウハウがあるはずです。良い選手が集まったから一時的に強いというのではなく高校に入ってから伸びるというのには必ず理由があると思います。この部分が確立できたらと考えています。
長くなりました。競技にかなり意欲がわいてきてたということでお許しを。