金曜日、この日は「スピード練習」という位置づけ。スタートからの加速段階、中間へのつなぎの練習をメインに考えていました。スピードを出すので負荷的には高いと思いますが「追い込み」ではなく「良い練習をする」というのがメインになります。この違いは何か?うーん、難しいですが「レースの流れ」を作るためにはある程度の余裕が必要だと思います。冷静にトップスピードが出せる状況で走る。9割のスピードでレースの流れを作ったとしてもそこに意味はないのと考えています。これも考え方なので「正しい」と言い切れるものではありませんが私はそう信じて取り組んでいます。
練習の前半は会議のため見ることができず。アップをしてドリル。私が練習に顔を出せた時にはスティックを使ってのもも上げに入るところでした。ここまで1時間。うーん、時間的にもう少し省略できると良いのでしょうが「動き重視」のところがありますから致し方ないのかなと。アップだけして走れ~で走れるほどの水準はなかなか難しいと思います。意識する部分をきちんと意識して取り組むことが重要だと考えています。特にこの日は「動き重視」という日でしたからそれでもいいかなと。時間が確保できるときはプラスアルファで走ればいいだけの話ですから。
並走、バトンパスという流れで行いました。バトンもやっと安定を見せてきました。2~4走は昨年の4月から変わっていません。1走が変わっただけ。さすがに安定してくれないと困ります。昨年の県総体は49秒49。1走が変わって県新人では49秒97、県体では48秒84です。1走の走力云々ではなくそれなりにチーム力が安定してきているのだと思います。とはいえ、やはり安心はできませんから様々な状況を想定して練習を行っていきたいと思います。
そのままマーク走とスタート。これは水曜日と同じです。意識するところを明確にして取り組みました。来週には大阪室内があります。これに出場する選手が2名。冬期練習でスタートを一切やらないというところもあると思います。私は師匠の影響が強いので冬期にも取り入れています。動きの改善をするためには時間がかかります。中間の動きだけではなく加速段階の動きも時間をかけて改善していく必要があります。ある程度は走れるようになってきています。大阪室内が最大目標ではありませんが自分のレースがどれだけ作れるかを考えていきたいと思います。
この日の練習中、印象的な会話がありました。少し書いておきます。上述のように少し余裕をもって練習をしたいと考えていました。1本1本の休息を少し長めにとる。スタートも数本やってから60mに行くまでちょっとだけ時間を取りました。その時に県総体の話をしていました。決勝のレースに3人で真ん中のレーンに入って走るという感じの内容です。決勝でのレーン順の話をしていました。これまでに比べるとかなり「競技の話」ができるようになってきました。非常に面白い。
3人のうち2人はスタートが得意、1人は中間から後半にかけての強さがウリです。この3人が並んでレースをしたらめちゃくちゃ緊張するよねと言っていました。そうでしょうね。小さなエースが話していたのですが県体の決勝、意識の中には大きなエースしかなかったそうです。他にも6人選手がいるのですが一人だけしか意識していなかったということ。最大のライバルが学内にいるというのは大きなことかもしれません。また、「大会でなかなか一緒に走ることないから」と言っていました。同じチームの選手であれば基本的に決勝に進むまでは同じ組になることはありません。さらには学校の練習中にこの2人を一緒に走らせることはありません。一緒に走るのは県の決勝レース以上なのです。よく考えてみると本当に面白いですね。
「絶対に負けるか!!」と思って走っていたようです。そういう話ができるというのは競技に向けて大きなプラスになると思います。最近劇的に強くなっている選手に冗談半分で小さなエースが「高跳びに専念したほうがいい」と言っていました(笑)。この2人は練習で一緒に走りますから今の力が把握できているのだと思います。「絶対に負けるのは嫌だ」と2年生は公言していますからかなりの激戦になると思います。これも面白い。高跳びをやっている選手、もう高跳びはいいかなと思っています(笑)。というか、十分100mで勝負できる水準に来ていますから専門練習を必要とする高跳びをやる必要はないかなと。4継のこともあるので。そのような話をしていると「私もそのほうが良いかなと思っていた」と言っていました。「先生の策略どおりですね(笑)」ときつい一言も(笑)。まー勝負できる種目を選ぶというのも大事なことです。練習日誌に「1m60」と目標を書いていたのでそのことに関して聞いてみると「書いていたけどもういいかなと思っている」とのこと(笑)。
少しずつ競技に向かっています。色々な競争が生まれている。この中で本当に強くなれるかどうか。楽しみです。また書きます。
練習の前半は会議のため見ることができず。アップをしてドリル。私が練習に顔を出せた時にはスティックを使ってのもも上げに入るところでした。ここまで1時間。うーん、時間的にもう少し省略できると良いのでしょうが「動き重視」のところがありますから致し方ないのかなと。アップだけして走れ~で走れるほどの水準はなかなか難しいと思います。意識する部分をきちんと意識して取り組むことが重要だと考えています。特にこの日は「動き重視」という日でしたからそれでもいいかなと。時間が確保できるときはプラスアルファで走ればいいだけの話ですから。
並走、バトンパスという流れで行いました。バトンもやっと安定を見せてきました。2~4走は昨年の4月から変わっていません。1走が変わっただけ。さすがに安定してくれないと困ります。昨年の県総体は49秒49。1走が変わって県新人では49秒97、県体では48秒84です。1走の走力云々ではなくそれなりにチーム力が安定してきているのだと思います。とはいえ、やはり安心はできませんから様々な状況を想定して練習を行っていきたいと思います。
そのままマーク走とスタート。これは水曜日と同じです。意識するところを明確にして取り組みました。来週には大阪室内があります。これに出場する選手が2名。冬期練習でスタートを一切やらないというところもあると思います。私は師匠の影響が強いので冬期にも取り入れています。動きの改善をするためには時間がかかります。中間の動きだけではなく加速段階の動きも時間をかけて改善していく必要があります。ある程度は走れるようになってきています。大阪室内が最大目標ではありませんが自分のレースがどれだけ作れるかを考えていきたいと思います。
この日の練習中、印象的な会話がありました。少し書いておきます。上述のように少し余裕をもって練習をしたいと考えていました。1本1本の休息を少し長めにとる。スタートも数本やってから60mに行くまでちょっとだけ時間を取りました。その時に県総体の話をしていました。決勝のレースに3人で真ん中のレーンに入って走るという感じの内容です。決勝でのレーン順の話をしていました。これまでに比べるとかなり「競技の話」ができるようになってきました。非常に面白い。
3人のうち2人はスタートが得意、1人は中間から後半にかけての強さがウリです。この3人が並んでレースをしたらめちゃくちゃ緊張するよねと言っていました。そうでしょうね。小さなエースが話していたのですが県体の決勝、意識の中には大きなエースしかなかったそうです。他にも6人選手がいるのですが一人だけしか意識していなかったということ。最大のライバルが学内にいるというのは大きなことかもしれません。また、「大会でなかなか一緒に走ることないから」と言っていました。同じチームの選手であれば基本的に決勝に進むまでは同じ組になることはありません。さらには学校の練習中にこの2人を一緒に走らせることはありません。一緒に走るのは県の決勝レース以上なのです。よく考えてみると本当に面白いですね。
「絶対に負けるか!!」と思って走っていたようです。そういう話ができるというのは競技に向けて大きなプラスになると思います。最近劇的に強くなっている選手に冗談半分で小さなエースが「高跳びに専念したほうがいい」と言っていました(笑)。この2人は練習で一緒に走りますから今の力が把握できているのだと思います。「絶対に負けるのは嫌だ」と2年生は公言していますからかなりの激戦になると思います。これも面白い。高跳びをやっている選手、もう高跳びはいいかなと思っています(笑)。というか、十分100mで勝負できる水準に来ていますから専門練習を必要とする高跳びをやる必要はないかなと。4継のこともあるので。そのような話をしていると「私もそのほうが良いかなと思っていた」と言っていました。「先生の策略どおりですね(笑)」ときつい一言も(笑)。まー勝負できる種目を選ぶというのも大事なことです。練習日誌に「1m60」と目標を書いていたのでそのことに関して聞いてみると「書いていたけどもういいかなと思っている」とのこと(笑)。
少しずつ競技に向かっています。色々な競争が生まれている。この中で本当に強くなれるかどうか。楽しみです。また書きます。