kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

しっかりと走る

2014-02-16 | 陸上競技
土曜日、天気がどうなるか分かりませんでしたがまー何とかなるだろうという感じで軽く考えていました。グランドがどのようになるかは難しいところですが問題ないだろうと甘く考えていました。結局問題なく練習できました。比較的暖かかったですね。

練習開始前にはグランドに行きました。が、開始時間直前になってもまだ準備が全くできていません。というか手付かず。練習開始時間であって集合時間ではありません。何度も言いますが「練習さえやれば良い」とは思っていません。そういう部分がきちんと出来るようにならなければ意味はない。無理な時間に集合させているわけではありません。通常の朝練よりは50分近く遅い時間から開始にしているのです。8時30分開始で25分に来るというのは通常では絶対に考えられません。私の考え方がおかしいのかもしれませんが。最低でも15分前にはグランドに来て準備等をする必要があると思います。何度も言いますが「自分達の練習」です。私から与えられる練習になるというのでは絶対に戦えません。まーこの日は指摘するレベルで終わらせました。このblogを見ている方々がどのように感じるのかは分かりませんが、なかなかこういう部分が繋がらないもどかしさを感じながらやっているのです。

練習はいつも通り。ドリル、ハードル、腿上げという流れで。フレキも行いましたが本数の調整を行いました。他の練習を入れていきたいのでここの本数を少なくして行くことに。スキップとシザースも組み合わせているのですがスキップの本数を減らして走る練習を増やしたいなと。ドリル系をやるのにかなりの時間を要しています。それも必要だとは思っているのですが練習の三分の一はアップとドリルに使っています。さすがに長すぎるのではないかと。負荷はそれなりにかかっていますが走る練習を増やしていきたいと考えています。

並走の本数も調整して25mと50mの組み合わせを実施。並走も課題がありますが木曜日は流れていました。これでは意味がありません。もう一つの練習は並走2という感じでしょうか。練習の中に上手く組み入れていきたいと考えています。ここでも話をしました。何のためにやっているのか?この練習の目的が明確になると練習の質も上がります。加速する者、スピードを維持する者。ここの感覚が分かってくると中間も加速もどちらも意識できる練習になるのではないかと。前日までとは少し形を変えました。バトンの「出」の練習も兼ねることにしました。バトンを渡す渡さないではなく、感覚的に走ってくる相手とのタイミングを図りたいと思います。

そのままバトンパスも。ここではとにかくリレーのための練習をしておきたいと思います。きちんと受け渡しが出来る。渡す方ももらう方も課題を持って走ってもらいたい。ここを繰り返し話しています。バトンの受け渡しの後、各ペアが幾度となく確認をしていました。こういう姿勢が出てくると中身も大きく変わってくるはずです。これが練習以外の部分に繋がってくれると本当に良いのですが。

最後は1時間以上かけて走り込みをしました。数人脚の痛みを訴えていました。何度か確認をしましたが「走る」ということなので走らせました。以前は「足が痛いのに走らされた」と言う者もいました。本当に初期の頃ですが。嫌ならやらなければいい。典型的なやらされる練習だったのだと思います。今は「強くなるためにやる」という感覚が強いですから当時とは違うと思います。とはいえ、ここで無理をしてシーズンを棒に振るというのだけは絶対に避けなければいけません。頃合いを見ながらやっていきたいと思います。

かなりの量を走ったので負荷は高いですし、脚にダメージが残っていると思います。そこをどう対処するかですね。痛いと言ってもそこに対して何もしないというのでは絶対に改善されません。こちらが話をしていることを理解しなければいけません。なかなか目が合わない者もいます。伝わっているのかどうか大きな疑問がありますが…。

良くはなってきていますが、こちらのストレスもかなりのものです。一人で対応できるレベルなのか。心が折れないことを祈るばかりです。結構しんどい部分があります。本当に前進できているのかどうかの疑問が私の中に大きく残っています。どうなのでしょうか。何か一つが出来るようになっただけで成長は成長です。が、他の事と繋がらなかったり、頑張りきれない部分があるとこれは意味がなくなる。うーん、精神的にしんどい。ちよっと旅にでも出たいところです。辞めたいとまではいきませんが、しんどい。そこから抜け出したいですね。

後ろ向きにならないようにやって行きます。
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基本練習

2014-02-16 | 陸上競技
金曜日、この日の天気予報は雪。前日はそのつもりで高い負荷をかけていました。天気が良くても悪くても基本の確認ができればいいなというくらいの軽い気持ちでいました。連続で負荷をかけると身体が持たないのではないかという気がしているので。甘いのかもしれませんが。

結局寒いかなという気はしましたが屋外で練習するのに全く問題ないレベル。走るのも可能な天候でしたが、ここで無理する必要は全くないので軽くやって終了と考えていました。この日も大学生が練習に参加するということだったのでそれも加味して練習をすることに。足に負担をかけないように本当にドリルだけ。走る必要はないと判断しました。

練習開始時はまたも会議だったのでダイナマックスとステップ練習をアップとして行うように指示。30分程度でアップが終わるだろうと考えていたのですが、私が練習に行った時にはまだ半分しか消化できていませんでした。多すぎた(笑)。本当はこれ以外に多くのメニューを計画していたのですがとてもそこまで到達できる可能性はありませんでした。ハードルを使った股関節周辺の補強をするつもりがそこまでできません。諦めてすぐにドリルを行うことにしました。

上述のように大学生が練習に参加していたので特別に動きの確認をするためにトレーニングルームでミーティングを実施しました。何を目的として練習をするかの理解です。1月からかなり話をしながらやっています。技術ノートもつけさせるようにしました。それでもまだ何のためにやっているのか分かっていない部分もあります。高校生なのでそこまでの理解が無くてもできるのかもしれませんが、単にやるだけの練習では何も生み出さないのではないかと思います。これは最近特にですね。

ドリルで段階を追ってやっていきます。最終的な目標とそこに到達するため何をするのか。出来るだけシンプルに考えてやっていきたい。師匠の受け売りですが、難しい技術論は必要ないと思っています。単純な動きを継続して身につけていく。自分達が何を目指して動きをしているのか。それが次にどのようにつながって行くのか。そこをイメージできるといいなと思って時間をかけました。とはいえ、質問をされるとなかなか答えられません。私の質問の仕方が意地悪だったのもあるとも思いますが(笑)。足運び、膝と腰の移動、接地ポジション。これ以外にはあまり考えないようにしています。加速段階の話になるとまた別ですが中間であればここだけかなと。もちろんまだまだあるのですが引き出しの中にはあっても全てを選手に伝えると混乱しますからね。教えたがりは良くないと自覚しているので。

そのまま時間をかけてその場の足運び。少しずつ前に進みながら階段へ。階段が終わってから次の段階へ。かなりしつこくやりました。練習に来ていた学生も後半は少しずつ出来るようになってきました。わざわざ高校に練習するために来ようと思う選手ですからそれなりに意識はあるのだと思います。うちの選手も見習ってもらいたいと思います。前日から少しずつ変わってきています。空き時間に自分の動きの確認をするようになりました。言われたら返事をして終わりではなく、その動きを何とかして身につけようという感覚が芽生えてきたのかもしれないなと感じています。こうなると一気に段階が進むのですが。

壁を使った練習までは廊下でやってその後は屋外へ。ハードルを使って股関節と脚の連動をさせてから腿上げへ。残念ながら私はここで退散しなければいけなくなりました。可能なら最後まで居たかったのですが。お付き合いもあるので。

負荷的には高くないとは思いますが休養というまではいかなかったかもしれません。冬期もあと少しです。しっかりとやっておきたいと思います。とにかく怪我のないようにしていきたいと思っています。
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食事に行く

2014-02-16 | 陸上競技
木曜日、練習終了後急いで帰宅。卒業生と食事に行く約束をしていたのでかなり慌てて帰りました。ここ最近少なくなってきましたが陸上部の卒業生とは一緒に食事に行くことがあります。二十歳を越えた子も多くなってきているので若干(?)お酒を飲むこともあります。高校時代とは異なる関わり方ができるというのも嬉しいですね。わざわざ送り迎えをしてくれます。感謝。

今回は1月に約束していたのですが私が東京に行くことになり、戻ってきてかなりバタバタだったので無理を言って一ヶ月伸ばしてもらいました。普通の事務ではなく看護師をしているので日程を決めておかないといけません。翌日が休みの日に設定するようにお願いしていました。私の日程に合わせるといつになるか分かりません(笑)。店の予約までしてくれていました。計画的です。他の卒業生は約束をしていても合流してから店を決めるのでロスが多い(笑)。

この子とは色々と話をします。これは高校生の時からだと思います。うちの陸上競技部が県内で認められるようになったのはこの子達がいた時からです。全くの無名校だった本校、数年間で戦えるようになったのは選手が良かったというのが大きな理由だと思いますね。「良かった」というのは才能溢れる選手が集まって来たという意味ではありません。「素直に話を聞ける」と「努力できる」という意味です。こちらの求めることを純粋にやって行くことができる。これでチームは強くなりました。

この日も話をしましたが、初めて県外の合宿に参加させてもらったののもこの子達の時です。中国地区の強豪校の合宿に参加して明らかな違いに衝撃を受けました。選手も同様。この合宿から帰ってすぐに髪の毛をバッサリ切っていました。勝負するために「覚悟」が必要。私から言われてではなく自分達でそれを感じ取っての行動でした。強くなるための素養はあったと思います。

この頃は県で活躍した選手が入学してくるということはありませんでした。個人の成績はほとんどなし。それでも全員が中国大会に行くのが当たり前。個人で中国に行けない選手はいないという学年もありました。同級生が6人いて県新人で5人が3位以内に入る。その時のキャプテンが自分だけが個人で中国に行けなかったと涙を流していたことがあります。翌年は専門外の800mで中国へ。県総体で長距離選手0名でトラック優勝、総合優勝も果たしました。この前後の学年がチームの基礎を作ってくれたと思います。

今でもその頃の話を良くします。この子達にとって当時の競技生活は大きな財産になっているのでしょう。

それ以外には「命」の話もしました。これはあまりにも真剣な話だったのでここでは割愛。結構真面目な話でした。気がついたら4時間話をしていました。二人でしたから誰も止めてくれません。閉店時間となったので終了という感じでした。相変わらずですね。ひたすら話をしたという記憶しかありません。

なかなか時間が作れませんがこういう時間も私の中に大切だなと思います。真剣に何かを話すというのはよほど気の合う相手としかできません。これからどれだけの機会があるのか分かりませんが誘われたら行くようにしたいですね。なかなか私から行こうという感じにはならないので、卒業生の皆さん誘ってください(笑)。

気分転換できました。感謝。

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