続き。
バトン練習を行いました。が、この日も安定せず。各自の走力の確認ができていません。ある程度の確認はしていますがそれぞれが走れるようになってきたら足長は変えていかなければいけません。反応が遅れれば一気に詰まります。この状態で試合を迎えたら・・・。走力だけで勝負できるほど甘くはありません。もっと精度を高める。早出する者は問題外です。距離感がつかめていない。あれほどやっているのですから感覚をつかんでもらわないと先に進めません。先週くらいからちょっと良くない状態です。考えないといけません。
シーズン中であれば一気にスピードレベルが変わるということはありません。この時期は動きができるようなってくれば大きく変わります。そういう時期だと思っています。そういう部分も視野に入れながら集中してバトン練習に取り組んでいかなければいけません。そのことに関してもきちんと各自がノートに記録してどのような場面で失敗したのか、上手くいったのかをきちんと理解しておかなければいけないと思います。
その後、中間の動きを意識する練習を行いスタートへとつなげていくことに。マーク走を行いました。見ていると決められた区間でマークが詰まってしまう選手がいます。理由は簡単です。中間での重心移動が少しできるようになってきたから。中間でのマーク走は「刻む」意識で行わせています。「詰まる」と「刻む」は違います。「刻む」のはピッチを上げるのではなくピッチを保つイメージでしょうか。適当にマークを置いて走るのではなく、そこにきちんとした意味があるのです。走るだけの練習にしたくない。
最後にスタート。これはちょっと圧巻でした。1年生がここ最近かなり走れるようになってきていることはblogに何度も書いています。小さなエースと互角レベルで走ることが増えてきました。この日、残念ながら全く太刀打ちできませんでした。1年生が悪いというのではなく小さなエースがついに「試合モード」に入ったのです。なかなか分かってもらえないと思いますが、「試合モード」と「練習モード」は別人です。本人は練習も一生懸命にやっているのですが、モードが切り替わるとスピードレベルが全く違います。田島記念の前のように「これは速いな」という感じがありました。本当に速い。あまりにも動きが良いので60mで練習を取りやめました。これ以上はやらない方がいいだろうと判断。
このタイミングで大きなエースが微妙な表情をしていました。男子と一緒に走っているのでなかなか勝てません。11秒前半の選手と戦うというのは簡単なことではありません。大阪室内がありますから自信を完全に失った状態で行くわけにはいきません。最後の1本で80mを1年生と一緒に走らせることにしました。普通(!?)の女子と一緒に走るとどうなるのか。結局、めちゃくち離されました。もちろん1年生が。勝負にならないというくらいの差だったと思います。実は走れるようになっているのに対戦相手が自分よりも力が上であれば遅れてしまう。当然のことです。一年生と一緒に走ることで自分の走りを確認できたのではないでしょうか。
こうなると一年生の落ち込みが激しい(笑)。大きなエースと一緒に走った後、その場に座り込んでいました。大丈夫か?と聞くと「心が折れました」とのこと。ここは笑えません。
うちのエース二人が力を出すと今のところ付いていけないというのが実際のところです。そこが現実だというのを受け入れなければいけません。今の力では戦えないのです。「心が折れました」という表現、ある意味「戦おうとしている」という気持ちの現れだと思います。これまでであれば「勝てなくても仕方ない」と思っていたはずです。それが「勝とうとしたけど付いていけなかった」という部分です。最後の一本を走る前に小さなエースと一緒に走っていました。ここ最近なんとか付いていけてたというのが自信につながりつつあったはずですが、この日は相手にしてもらえませんでした。それだけの実力差が存在するのです。この局面だけ見るとまだまだ力不足なのかもしれません。
しかし、両エースが良い走りをした時の「差」はこれまでだと本当に別次元の「差」が付いていました。今回は二人がいい走りをしても何とか付いていけるようになっているという確認ができたのです。付いて行こうとして付いていけなかったという問題点だけではなく、その「差」が明らかに小さくなっている。そこが成長だと思います。十分強くなっているのです。
この日の練習は本当に驚かされました。特に小さなエースの集中した時の走り。練習でここまで集中力が上がるという姿を初めて見ました。この時期に「試合モード」になるとこれから先は楽しみです。大きなエースと小さなエース、今後どちらが勝つかは正直分からないと思っています。身近なライバルの存在が刺激になるのだと思います。今のところ一緒に走りません。大きな舞台で戦ってもらいたいですね。スピードが上がりました。楽しみです。大阪室内が楽しみというのではなく今後の戦いが楽しみなのです。良い勝負をしてくれたらと思います。一年生がその間に割って入ってくれるともっと面白いのですが。
走りは非常に良かったと思います。戦えるレベルまで上げていけたらと思います。
バトン練習を行いました。が、この日も安定せず。各自の走力の確認ができていません。ある程度の確認はしていますがそれぞれが走れるようになってきたら足長は変えていかなければいけません。反応が遅れれば一気に詰まります。この状態で試合を迎えたら・・・。走力だけで勝負できるほど甘くはありません。もっと精度を高める。早出する者は問題外です。距離感がつかめていない。あれほどやっているのですから感覚をつかんでもらわないと先に進めません。先週くらいからちょっと良くない状態です。考えないといけません。
シーズン中であれば一気にスピードレベルが変わるということはありません。この時期は動きができるようなってくれば大きく変わります。そういう時期だと思っています。そういう部分も視野に入れながら集中してバトン練習に取り組んでいかなければいけません。そのことに関してもきちんと各自がノートに記録してどのような場面で失敗したのか、上手くいったのかをきちんと理解しておかなければいけないと思います。
その後、中間の動きを意識する練習を行いスタートへとつなげていくことに。マーク走を行いました。見ていると決められた区間でマークが詰まってしまう選手がいます。理由は簡単です。中間での重心移動が少しできるようになってきたから。中間でのマーク走は「刻む」意識で行わせています。「詰まる」と「刻む」は違います。「刻む」のはピッチを上げるのではなくピッチを保つイメージでしょうか。適当にマークを置いて走るのではなく、そこにきちんとした意味があるのです。走るだけの練習にしたくない。
最後にスタート。これはちょっと圧巻でした。1年生がここ最近かなり走れるようになってきていることはblogに何度も書いています。小さなエースと互角レベルで走ることが増えてきました。この日、残念ながら全く太刀打ちできませんでした。1年生が悪いというのではなく小さなエースがついに「試合モード」に入ったのです。なかなか分かってもらえないと思いますが、「試合モード」と「練習モード」は別人です。本人は練習も一生懸命にやっているのですが、モードが切り替わるとスピードレベルが全く違います。田島記念の前のように「これは速いな」という感じがありました。本当に速い。あまりにも動きが良いので60mで練習を取りやめました。これ以上はやらない方がいいだろうと判断。
このタイミングで大きなエースが微妙な表情をしていました。男子と一緒に走っているのでなかなか勝てません。11秒前半の選手と戦うというのは簡単なことではありません。大阪室内がありますから自信を完全に失った状態で行くわけにはいきません。最後の1本で80mを1年生と一緒に走らせることにしました。普通(!?)の女子と一緒に走るとどうなるのか。結局、めちゃくち離されました。もちろん1年生が。勝負にならないというくらいの差だったと思います。実は走れるようになっているのに対戦相手が自分よりも力が上であれば遅れてしまう。当然のことです。一年生と一緒に走ることで自分の走りを確認できたのではないでしょうか。
こうなると一年生の落ち込みが激しい(笑)。大きなエースと一緒に走った後、その場に座り込んでいました。大丈夫か?と聞くと「心が折れました」とのこと。ここは笑えません。
うちのエース二人が力を出すと今のところ付いていけないというのが実際のところです。そこが現実だというのを受け入れなければいけません。今の力では戦えないのです。「心が折れました」という表現、ある意味「戦おうとしている」という気持ちの現れだと思います。これまでであれば「勝てなくても仕方ない」と思っていたはずです。それが「勝とうとしたけど付いていけなかった」という部分です。最後の一本を走る前に小さなエースと一緒に走っていました。ここ最近なんとか付いていけてたというのが自信につながりつつあったはずですが、この日は相手にしてもらえませんでした。それだけの実力差が存在するのです。この局面だけ見るとまだまだ力不足なのかもしれません。
しかし、両エースが良い走りをした時の「差」はこれまでだと本当に別次元の「差」が付いていました。今回は二人がいい走りをしても何とか付いていけるようになっているという確認ができたのです。付いて行こうとして付いていけなかったという問題点だけではなく、その「差」が明らかに小さくなっている。そこが成長だと思います。十分強くなっているのです。
この日の練習は本当に驚かされました。特に小さなエースの集中した時の走り。練習でここまで集中力が上がるという姿を初めて見ました。この時期に「試合モード」になるとこれから先は楽しみです。大きなエースと小さなエース、今後どちらが勝つかは正直分からないと思っています。身近なライバルの存在が刺激になるのだと思います。今のところ一緒に走りません。大きな舞台で戦ってもらいたいですね。スピードが上がりました。楽しみです。大阪室内が楽しみというのではなく今後の戦いが楽しみなのです。良い勝負をしてくれたらと思います。一年生がその間に割って入ってくれるともっと面白いのですが。
走りは非常に良かったと思います。戦えるレベルまで上げていけたらと思います。