水曜日、この日は学年末考査前の最後の本格的な練習。これ以後は「基本」1時間程度の練習となります。しっかりと時間が問えるのは2月最後かもしれません。冬期練習の最後というわけではありませんが、「一区切り」だと思っています。今まではこの日は「特別な日」と位置付けてかなり走りこんでいました。これ以後は休息日と位置付ける感じ。が、今回は「通常練習の流れ」という感じで考えていました。
「特別な日」という練習は選手も意気込みます。これまでは「とにかく大事な日だからこの日はしっかりと走るんだ」と檄を飛ばしていました。が、よく考えると毎日が大切な練習です。他の日と区別するというのは良くないのではないかと思いました。とうことで「2月最後の走り込みね」という感覚で選手にも話していました。気負いすぎて怪我をしてもらっても困ります。大切な練習であることには変わりありませんが、「特別」という意識はしないように心がけました。
そのため練習は通常通り。前の記事にも書きましたが前日はトレーニングとしていました。かなりの負荷はかかっています。この日に「身体が軽くて絶好調」という選手はいないと思います。だったら走らなくてよいということにはなりません。調子が上がりきらない日こそ動きを意識して良い走りをする。調子が良ければ勝手に身体が動きます。意識しなくてもスピードが出るので問題なし。しかし、身体が重い日は普通にやっていたら「重い」だけで終わってしまいます。何も得るモノがない。それでは練習の意味がなくなる。こういう「動かない日」を大切にする必要があると思います。とはいえ、一時期に比べるとそれでも動けるようになってきています。スピードレベルの向上も見られます。そういう部分で成長はあると思っています。
朝練で基本的な足運びと壁を使っての動きを確認しておきました。ある程度の段階に進んだと思っていますが、何度も何度も原点に戻る必要があると思っています。「できるようになったから次」というのもありますが、それだけではなく「何度も確認する」ことで動きの定着につながっていく。「できるようになった」と安心していたら気が付けば元通りということがあります。油断せずに繰り返しやっていく必要があると思っています。朝は階段も行いました。先週大学生と一緒にやっているのでもう一度確認のためです。これもまずまず。
午後はアップしてから動きをやってフレキへ。普通の流れです。並走を1本ずつ。30m&60mを2セット。短い距離の練習もやっておきたいので。いきなり120mなどの距離を走ってもいいのですがこれでは「目的」が明確になりません。時間の関係で「とにかく走らせたい」という日であれば別だと思いますが、120mの距離を大切にしようと思えばそこに到達するまでにどれだけ「スピード刺激」を与えられるかどうかだと思っています。そのままの流れでバトンパスへ。これは安定してきました。これまでの2月末の時点と比べると全く違います。ミスがほとんどなくなりました。予期せぬミスが生じることも想定しながらバリエーションを変えて取り組んでいかなければいけないと思っています。条件がいつも一定というわけではありません。そこに対する調整も必要。
その後2本(3本?)、中間マークを行いました。これもまずまず。動きが微妙な選手はここに来るまでにすでに微妙でした。それでも昨年と比べると「悪いなりに走る」ということができるようになってきています。それだけで十分かなと。悪いから諦めるということはほとんどなくなってきました。これも当然と言えば当然なのですが。競技をやっている選手は「スピードが出るから面白い」と感じる部分があります。元々「速く走るため」にやっているのですから当然です。スピードが出ないときは正直楽しくないと思います。それでも今後のことを考えると走っておかなければいけません。そこを我慢できるようになるかどうかというのは選手として成長できるかどうかの大きな分かれ道になると思います。
最後に140m(?)位の距離を走りました。うちのグランドで最長の距離(笑)。ここはアバウトになりましたが140m位はあるだろうと思って実施。しつこいようですが前日のダメージが残っているので「最大スピード」はなかなか出ません。その中でどう走るか?大きなエースと1年生はかなり走れていました。動き的にも悪くない。この時期にこれくらいの走りができれば十分だと思います。現時点で12秒5は切って走れるだろうなという感じでしょうか。それ以外の者は重いながらも走っていました。付いていくので精一杯という部分もありますが「勝てないから走るだけ」という感じの練習ではなかったと思います。
ひいきをするわけではありませんが小さなエースは良く我慢できるようになっていると思います。こういう部分の伸び率は一番。昨年は13秒後半の上級生に冬期練習でほとんど勝てませんでした。性格的には面白くないと思います。動かない日が続いて落ち込んでいたことも何度もありました。が、この冬は1年生に負けてもくじけずに取り組んでいます。「当然」と言われたらそうかもしれませんが簡単なことではありません。この日も付いていくだけで一杯という感じでしたが諦めずに最後まであがいていました。身体の状態が万全になれば違ってくるでしょう。「調子が良い」時でも1年生と並んで走るというくらいのスピードです。1年生の伸びが著しい。それでも「上級生」としての意地がある。それが練習中に出せるようになったというのは大きいかなと。
この辺りのことも書いていきたいとは思っています。私の感覚の部分もありますが、記録しておくということで次につながると思っています。良い感じで練習ができたと思います。ひとまずここまで。また書きます。
「特別な日」という練習は選手も意気込みます。これまでは「とにかく大事な日だからこの日はしっかりと走るんだ」と檄を飛ばしていました。が、よく考えると毎日が大切な練習です。他の日と区別するというのは良くないのではないかと思いました。とうことで「2月最後の走り込みね」という感覚で選手にも話していました。気負いすぎて怪我をしてもらっても困ります。大切な練習であることには変わりありませんが、「特別」という意識はしないように心がけました。
そのため練習は通常通り。前の記事にも書きましたが前日はトレーニングとしていました。かなりの負荷はかかっています。この日に「身体が軽くて絶好調」という選手はいないと思います。だったら走らなくてよいということにはなりません。調子が上がりきらない日こそ動きを意識して良い走りをする。調子が良ければ勝手に身体が動きます。意識しなくてもスピードが出るので問題なし。しかし、身体が重い日は普通にやっていたら「重い」だけで終わってしまいます。何も得るモノがない。それでは練習の意味がなくなる。こういう「動かない日」を大切にする必要があると思います。とはいえ、一時期に比べるとそれでも動けるようになってきています。スピードレベルの向上も見られます。そういう部分で成長はあると思っています。
朝練で基本的な足運びと壁を使っての動きを確認しておきました。ある程度の段階に進んだと思っていますが、何度も何度も原点に戻る必要があると思っています。「できるようになったから次」というのもありますが、それだけではなく「何度も確認する」ことで動きの定着につながっていく。「できるようになった」と安心していたら気が付けば元通りということがあります。油断せずに繰り返しやっていく必要があると思っています。朝は階段も行いました。先週大学生と一緒にやっているのでもう一度確認のためです。これもまずまず。
午後はアップしてから動きをやってフレキへ。普通の流れです。並走を1本ずつ。30m&60mを2セット。短い距離の練習もやっておきたいので。いきなり120mなどの距離を走ってもいいのですがこれでは「目的」が明確になりません。時間の関係で「とにかく走らせたい」という日であれば別だと思いますが、120mの距離を大切にしようと思えばそこに到達するまでにどれだけ「スピード刺激」を与えられるかどうかだと思っています。そのままの流れでバトンパスへ。これは安定してきました。これまでの2月末の時点と比べると全く違います。ミスがほとんどなくなりました。予期せぬミスが生じることも想定しながらバリエーションを変えて取り組んでいかなければいけないと思っています。条件がいつも一定というわけではありません。そこに対する調整も必要。
その後2本(3本?)、中間マークを行いました。これもまずまず。動きが微妙な選手はここに来るまでにすでに微妙でした。それでも昨年と比べると「悪いなりに走る」ということができるようになってきています。それだけで十分かなと。悪いから諦めるということはほとんどなくなってきました。これも当然と言えば当然なのですが。競技をやっている選手は「スピードが出るから面白い」と感じる部分があります。元々「速く走るため」にやっているのですから当然です。スピードが出ないときは正直楽しくないと思います。それでも今後のことを考えると走っておかなければいけません。そこを我慢できるようになるかどうかというのは選手として成長できるかどうかの大きな分かれ道になると思います。
最後に140m(?)位の距離を走りました。うちのグランドで最長の距離(笑)。ここはアバウトになりましたが140m位はあるだろうと思って実施。しつこいようですが前日のダメージが残っているので「最大スピード」はなかなか出ません。その中でどう走るか?大きなエースと1年生はかなり走れていました。動き的にも悪くない。この時期にこれくらいの走りができれば十分だと思います。現時点で12秒5は切って走れるだろうなという感じでしょうか。それ以外の者は重いながらも走っていました。付いていくので精一杯という部分もありますが「勝てないから走るだけ」という感じの練習ではなかったと思います。
ひいきをするわけではありませんが小さなエースは良く我慢できるようになっていると思います。こういう部分の伸び率は一番。昨年は13秒後半の上級生に冬期練習でほとんど勝てませんでした。性格的には面白くないと思います。動かない日が続いて落ち込んでいたことも何度もありました。が、この冬は1年生に負けてもくじけずに取り組んでいます。「当然」と言われたらそうかもしれませんが簡単なことではありません。この日も付いていくだけで一杯という感じでしたが諦めずに最後まであがいていました。身体の状態が万全になれば違ってくるでしょう。「調子が良い」時でも1年生と並んで走るというくらいのスピードです。1年生の伸びが著しい。それでも「上級生」としての意地がある。それが練習中に出せるようになったというのは大きいかなと。
この辺りのことも書いていきたいとは思っています。私の感覚の部分もありますが、記録しておくということで次につながると思っています。良い感じで練習ができたと思います。ひとまずここまで。また書きます。