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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

クラスマッチ&走り込み

2014-12-20 | 陸上競技
金曜日、この日はクラスマッチでした。体育館が工事で使えないため雨が降ったら中止となることになっていました。前日の天気から考えると微妙。天気が回復したとしてもグランド状態が悪ければ全くできません。中止となったら平常授業ですからなんとか実施できるように必死に祈っていました(笑)。こちらの心配をよそに天候は晴天。雲がなくなり時折強い日差しを感じるまででした。完璧な防寒をしていましたがそこまでではない感じがありました。

クラスマッチではなかなか勝ち上がれませんが、生徒たちはそれすら楽しんでいる様子でした。これでいいと思っています。勝てれば良いのは確かですか、部活でやっている子がそこに出て全力で勝負してしまったら面白さはなくなってしまいます。相手が強すぎるとやる気を失ってしまいます。あくまでクラスマッチ。みんなの記憶の中で「楽しかった」と思えればそれでいいと思います。

最後のテニスの試合をほぼ全員で観戦。全くルールはわかりませんがみんなであーだこーだ言いながら見ていました。終わってからみんなで写真を撮りたいということなのでグランドで撮影。生徒から「G」という字を作って写真を撮りたいとのこと。一応「G」というのはクラスを表す字です。「総合」を意味する「general」の頭文字からです。先日修学旅行中にガイドさんから聞かれて誰も答えることができませんでしたが(笑)。私も一緒に入って撮ることになりました。基本は生徒だけで十分だと思っているのですが。せっかくなので写真も一枚載せておきます。個人情報の関係があるのでかなり加工してにはなりますが。



今回のクラスマッチ中には写真をひたすら撮るようにしていました。先日の修学旅行でLINEのアルバム機能について学習したので調子に乗って撮影。こういうイベントで記念になる写真を撮っておく。生徒にとってどれだけ意味があるかわかりません。ひょっとしたら私の自己満足かもしれませんが。それでもクラスマッチの日の時間と空間を共有したことを記録しておくことでこの子達に何か残るのではないかと感じています。クラス全体は本当にいい子ばかりなので私に何ができるのかを考えて行動したいと思います。

この日の練習は専門練習。高跳びには先日教えてもらった基礎技術練習をさせることにしました。以前から予告していたのですが準備ができていません。あらかじめ予定を立てて練習メニューを決めておかなければ流れが悪くなると思っています。もっと早く対応ができればいいのですが。他のメンバーはスタート練習。冬期中にある程度の技術改善を行っておきたいと思います。これまでと動きのイメージを少し変えることにしました。今までやっていた動きでも問題はないと思いますし、動きの理想としては「0」スタートなのでどうすれば動き出せるかというのは頭の中にあります。が、実際にその動きを求めてもできない選手が多い。一歩目で前接地になってしまってリズムが作れない。これでは意味がなくなってしまうのでもっとスムーズに走れるようにこちらも工夫をしなければいけない。これに時間をかけました。数人は良くなってきた感じがあります。もうしばらく時間をかけて取り組んでいきたいと思います。ここは手応えがありました。

この練習中に天気予報を調べてみると翌日は朝から雨とのことでした。午後から雨かなと思っていたのでこちらの計画も変わります。金曜日は短い距離を中心にやっていこうと思っていたのですが急遽予定変更。走り込みを行うことにしました。今週は水曜日に走れていません。よく考えると私が走るのを見たのはいつのことでしょうか??この冬の前半部分は身体作りに充てている部分があります。これがどうなのかは今のところは分かりません。が、前日の合宿でそれなりの手応えはありました。うちの選手よりも持ちタイムが少し上の選手と一緒に走っている様子をみて互角以上に戦えていると感じたからです。まだまだできていないこと、やりたいと思っていることがある中でこの成果というのは比較的順調なのかなと。とはいえまだまだ走らないといけません。明らかに走りが足りません。

それでもいきなり長い距離を走るのではなく流れの中でマーク走から始めました。前半部分の練習にかなり時間を要したのでどれだけ走り込みに時間が取れるかわかりませんでした。長い距離を走るといっても120mしか走れませんからこの中でどうやって力をつけていくかがうちの練習の最大の課題です。長い距離に結びつけるために短い距離でしっかりとスピードを上げていく。冬期であってもスピードを落とさないというのはうちの練習の最大の特徴かもしれません。トレーニングとスピード。ここは今のところは絶対に外せないと思っています。

この日は短短と短長に分けて実施。分けてはいますがかけたい負荷は同じとしました。120mの往復走。今年は走り込みのパターンをいくつか設定しています。毎回毎回同じ練習をするのは面白くないなと感じているからです。練習は面白くない。これは当然です。それに刺激を与える必要があるのではないかと考えています。同じような負荷をかけるとしてと少し趣向を変えるだけで新鮮になるのではないかと思います。妥協して練習を変えるのではなく私も選手も飽きずに練習をしていくことが必要なのかなと。

また、短短も途中から更に分けることにしました。現時点で100mや跳躍系を中心にするものは途中から120mを何本か走るうちの半分を90mに変更。これも感覚的なものです。これまではずっと一律の練習をやってきた気がします。が、よく見ていると明らかに走るだけになってしまう者がいる。手を抜くのではなく現時点ではその距離はその子には相応しくないのです。それでもやる!という日も必要だと思いますが、今回はこれから先のことを考えて変更することに。「個」によって練習内容を変更していくというのはなかなか大変です。全体に合わせてやることも必要になるのですがそれにより「個」が生かせなくなる可能性もある。そうならないようにこちらも柔軟性を持って練習をしていく必要があるのではないか。分かりませんが(笑)。

今年の冬は200mに対応できる練習をしておきたいと考えています。あれこれあって当初の目標はすでに達成できなくなりましたが、それ以外の部分で考えてもやはりこの距離が走れるというのは大切になってきます。今年、12秒14まで記録を伸ばした選手がいます。力はあるのですがなんとなく200mに苦手意識を持っています。それが100mの記録にも出ているのではないかと感じています。200mがきちんと走れるようになれば100mでも11秒台が出せるのではないかと。大学に行って競技を続けます。日本一になれる可能性がある大学への進学です。その大学の先生には私自身大変お世話になっていて様々なことを学ばせてもらっています。恩返しという意味合いも込めて、大学に行ってチームの戦力になるように鍛えておきたいと思います。なんとかリレーメンバーに入って戦えるようになるのがこの子のためにも必要です。

この選手を目標に他の者が競技レベルを上げていく。他の選手のためにも必要な練習になると思います。短長も時には短短と一緒に負荷をかけていく練習をしていくといいかもしれないですね。ここは見極めだと思います。この日も雰囲気的にはかなり良くなっていました。一番貢献しているのは間違いなく私(笑)。前の記事にも書きましたが私自身が環境を整える努力をしなければいけないのです。これができれば練習もしっかりも取り組めます。この日は冬期練習に入って一番走っていると思います。それでも選手は「やらされている」という雰囲気はありませんでした。かなりキツい(私が言うくらいですからかなりです(笑))練習でしたが時折笑顔も見られました。あーこういうことなんだろうなという感じを受けています。これができるかどうかがうちが飛躍するための大きな鍵を握っているのです。

本当は選手がそれをできるようになるのが理想。うちは真面目すぎます。これはをら打破するためには何かを変えないといけません。途中軽口も出てきていました。これくらいの雰囲気の方が悲壮感もなく気楽にできるから良いのでしょう。月曜日に前キャプテンが来てくれて本当に良かったなと思います。この子の存在がチームに与える影響というのは本当に大きい。ムードメーカーになれる子がいるかどうかというのはチームにとって大きなことなのです。誰かがムードメーカーにならなれけばいけない。なかなか難しいのであれば私がその役割の一端を担っていけばいいだけの話。少しずつ変化が見られます。いい感じです。

短長の練習が長引いたのでその間短短は別メニューて補強。これもきつかったはずですがいい雰囲気でできました。やればできる。あとは視野を広くやるべきことに集中できる選手に成長してもらいたいですね。かなりいい練習ができました。クラスマッチ&走り込み。どちらも良い時間を過ごすことごできました。感謝。
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トレーニングをする(過去最高の水準)

2014-12-20 | 陸上競技
木曜日、この日は通常通り学校。前日は全くと言っていいほど雪が降っていませんでしたがこの日は外に出てみると雪。どちらかというとこの日の方が危険性が高い気がします(笑)。うちの学校には山間部から通学してくる生徒もいます。すぐに連絡してみるとやはり雪が積もっていてバスが動いていないということ。こればっかりは仕方ありません。生徒の中には雪が降っているからこの日も休みになるのではないかと勘違いしている子もいました(笑)。まー基本は通常通り、前日の休校が「異例」という感じでとらえてもらわないといけないと思いますね。

  

朝練は問題なく全員来ていたのでバランスディスク。「いつも通り」という感覚で伝えたのですがダイナマックスキックの準備はされていなかったので諦めてバランスディスクのみ。普段やらない別のメニューも加えておきました。本来であれば前日に走っておきたいところだったのですが休校のため一斉練習ができず。各自だどれだけ走ったかは分かりません。走る練習が少し足りないかなという気はしています。月曜日に多少なりと走っていますがそれでも冬期練習としては量が不足している気がします。どこかで絶対に補わなければいけないと思っています。

午後はトレーニング。修学旅行中にもトレーニングは実施させていましたが久々に全体のトレーニングを見ることができました。火曜日は一切と言っていいほど見ていませんからこの日が修学旅行明けの初めてのトレーニングとなります(私が見るのが)。月曜日に前キャプテンと話した内容を少し話しました。言われることだけをやっているようではダメです。「リレーに出場しない」という話をしていますが本当に出場したい気持ちがあるのなら「出たい」という言葉が誰かから出てきてもおかしくない。それでも誰かに任せて何も言わない。これまでチーム作りの中心は「リレー」でした。いつの間にかそのことさえも忘れているのではないかという水準でしょうか。一応インターハイに出場しているのですが・・・。ここは選手の「心」の成長を待つしかないのかもしれません。

そういうこともあり「何のために練習をするのか」を考えて行うように話しました。シャフト補強(重)+シャフト補強(軽)を実施するのはいつも通りの事です。私は練習の様子を見ていました。すると何故だかわかりませんがいつもよりも数倍スムーズ。シャフト補強も時間を測定して負荷の調整をしているのですが全体的に過去最高レベルで練習を終えました。一番最初は60分以上かかっていたのが一番早い所は42分、遅い所でも49分くらいでした。1か月間負荷をかけ続けてきたことでそれなりに成果が見られるようになってきた気がします。少しずつ身体作りは進んでいる気がします。しかし、20分くらい早くなるというのは・・・。やはり、時間で管理するということも必要かもしれませんね。

その後はすぐに「補強サーキット」。これはこの冬から取り組んでいます。うちはジョグ等を行いません。女子の体重管理や全身持久力の向上のためには「サーキット」形式でひたすら動き続けることも必要だと思っています。これまでのように「質」を高めることだけではなく高校生として様々な要素を向上させていくことが必要になってくる。これまでは「100mのみ」という感覚でやっていましたからもう少し視野を広げて全体のパフォーマンスを高めていく必要があると感じています。この練習、最初にやった時には3時間近くかかりました。練習メニューの把握というのもあったと思いますが時間がかかりすぎです。こちらとしては80~90分くらいでやるのが目標でした。まーメニュー的にかなり多いので不可能かもしれないという気はしていましたが(笑)。それでも通常の練習時間内に終わらせるためには2時間ではやらなければいけません。タイム測定をしてできるだけ早くというのが目標。

この日はものすごく雰囲気も良くて間をジョグでつないでスムーズに練習を進めていました。通常のサーキットとは違い、「メイン種目」と「補助種目」を設けています。「メイン種目」は負荷が高いので休息の意味で「補助種目」を行う。「メイン種目」と「補助種目」を交互に行っていきます。どう考えてもかなりの負荷ですが雰囲気が良かったのでどんどん進んでいきます。珍しく(!?)嫌そうな雰囲気もなく練習をやっていました。この日の日誌にマネージャーが「やるきながないならやめろ」と先生がいつも言っていたのがわかった、と書いていました。客観的に見たら「覇気がない練習」というのが分かるのです。自分たちは一生懸命にやっているつもりでも実際は違う。そのことも一番最初に選手に伝えています。マネージャーから見て「やる気が感じられない」者はその場で練習を辞めさせても良いと思っています。私一人が感じているのではなく他の者が同じように感じているのですからそれが「事実」だと思いますね。

そんな話をしたからかどうかは分かりませんがかなり良い雰囲気でした。私自身もあれこれ考えることがあって「雰囲気づくり」に少し力を入れるようにしています。「やるのは選手」です。これは間違いない事実。しかし、その環境を作り出すのは「指導者」です。こちら側がある程度方向を示さないと良い練習はできないと思います。何が変わったのか分かりません。私の中で大きく変わった気がします。肩の力が抜けたというのもあるでしょう。この雰囲気の中でできればある程度の者が「劇的変化」を示してくれると思います。通常考えられないくらいの伸びを示すときというのはこのような雰囲気だと思っています。技術的なこともありますが高校生にとってはそれ以上の「何か」があるのではないかと最近感じています。「真面目にやる」だけでは伸びない。残念ながらこのことからは目をそらせないと思っています。一生懸命やることだけで記録は伸びません。技術的に適当でも「強い者は強い」という現実。ここをどう今の練習の中に取り入れていくか。大きなことだと思いますね。

結局、補強サーキットは80~90分で終了。余った時間で他のことをしました。いや、こういう効率の良さが出てくると練習自体も良くなっていきます。かなり良い感じでした。新チームになって初めて良い練習ができたのではないかと思います。1年生女子、かなり変わってきている者がいます。私の感覚からすると来年はかなりいいところまで行くと思っています。中学時代の実績云々ではなく確実に力を付けているだろうなと感じています。面白いと思います。

今のままだったらかなり期待できると思います。今のままだったらですが・・・(笑)。
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休校になる

2014-12-20 | 陸上競技
水曜日、午前中は休校となりました。これは前日の時点で確定。朝目が覚めて外を見ると全く雪は降っていません。風もそれほど強くなく問題なく授業ができそうな状態。それでも前日連絡をしていますから今更登校しろという話にはなりません。うちの娘の中学校や息子の小学校は通常通り学校があります。まー天候的に当然なのかもしませんが。

私は朝の段階からクラスの生徒と連絡を取りながら様子を聞いていました。山間部は多少雪が積もっているということでしたがそれ以外は全く問題ないということ。私は通常通り7時前には職場に着いていましたが、全く影響なし。あまりにも晴れていたので写真を生徒に送りました。この天候であれば午前中の休校で終わるのではないかと思っていましたがなかなか警報が解除されません。最後の1時間はカウントダウン的な雰囲気になっていました(笑)。結局40分くらいには夕方まで警報が解除されないことが判明したので生徒に連絡。これにより大盛り上がりでした。まー中途半端に午後からだけ来てもなかなか授業に集中できないでしょうから。

話によるとこの日休校になった公立高校は県内に2校だけだとか。1校は山間部の高校で20センチの積雪があったため。うちは・・・。「暴風雪警報」のためでしたが、今後はこの辺りのことは見直しが必要になると思いますね。

私もこれに便乗して身体を休めることにしました。代休をもらうことに。修学旅行もありそのままの勢いで合宿に突入していますから私自身の精神的&肉体的なダメージが大きい。多少は回復させないといけないと思っています。それでも午後からは会議等がありましたから参加しました。真面目です(笑)。会議までの時間にラーメンを食べに行きました(笑)。土日で3回食べてこの日もですからラーメン率が高い。そういえばニュースである女性歌手がラーメンの食べ過ぎで「痛風」になったと書かれていました。ここ最近この手の不安要素が自分の中で大きくなっています。「痛風」は嫌です。が、ラーメンは食べたい。ここの難しさの中で生きていかなければいけません(笑)。

選手は休校なので学校に来て練習を一斉に行うのは非常に厳しくなります。そのため各自に連絡をして自分でメニューを立てて私に報告してくるように伝えました。学校ではできませんが本当に強くなりたいのであれば言えてもしっかりと取り組む必要があります。天候云々をいっても始まりません。身体をどれだけの意識レベルで動かせることが大切だと思っています。まーいつも与えられたメニューばかりやるので面白くないでしょうから。送られてきたメニューにこちらから課題を加えて練習をさせました。雪がぱらつく部分もあったと思いますがしっかりと取り組んでくれたと信じておきます。

もう少し書きたいのですが書いていたら寝てしまいます(笑)。また可能なら書きます←と書いている途中で本当に寝てしまいました(笑)。土曜日の朝に微調整して投稿しておきます。あまりにも眠すぎて誤字脱字が多すぎました(笑)。
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