kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トレーニング

2014-12-02 | 陸上競技
あれこれあってもそれなりに練習はしていかないといけないと考えています。当然ですが。この冬はこれまでと違った方向性から取り組んでみたいと考えています。何を持って「正しい」というのは分かりません。絶対的な正解があるとは思っていませんから。「誰かがやっている」という理由で練習を組むつもりはありません。基本的に練習というのは「どこかのまねをする」ことからスタートすると思っています。全てオリジナルの練習をしていくことができるというのはほぼ不可能ですから。それ踏まえての練習パターン。

今年の春先「Tokushoは筋力のつけすぎだから走れない」と言われていると親しい友人に聞きました。何を持ってそのような評価をされるのかは分かりません。うちの練習がどのようなパターなのかはここに記しています。こう見えても結構根に持つタイプなのでこういうことを言われたというのは忘れません(笑)。筋力をつけたから全く走れなくなったというのが正当な評価であれば素直に受け入れたいと思います。しかし、今の練習パターンはウエイトを一切行いません。正確にはこの冬からは数人スクワットを実施することにしたのですがこれは「衝撃」に耐えるための筋力アップです。これ以外は一切止まったままのウエイトはしません。これで走れなくなるほど肥大してしまうことは考えられないと思っています。そのためにバリエーションを増やしていく。今は1時間と決めてやっていますからそれほどできませんが、テストが終わったらトレーニングだけで3時間はやるつもりです。もちろん様々な要素を入れながらですが。

これまでは「強くなるため」という感覚が強くてトレーニング系は「必要だから全力で取り組む」というのが当然だと考えていました。この感覚が選手とのギャップを大きくするのだと思いますが。これも師匠から言われ続けていることですが現役選手としてストイックに取り組んできた選手は「楽をしたい」という選手の気持ちが分からないから指導者になった時に難しいという部分があります。もう私が競技を辞めて10年以上たつのですからそろそろ「違う」という感覚を持たなければいけないのですが・・・。5年前、「強くなるためなら何でもやる」という雰囲気があってそれが自分の中で「当たり前」となりつつありました。そのくらいから一気にチーム力が上がってインターハイ出場選手がでてくるようになりました。

「普通の選手」が強くなるための唯一の手段が「全力で練習をする」ことだと感じていました。が、ちょっと感覚に差があるなと感じ始めています。「強くなりたい」という気持ちがあっても「きついことは苦手」という子が増えてきている感じを受けます。「過去との比較」では何も生み出しません。それは十分把握しているつもりですが・・・。この冬は厳し練習をするつもりではいますがそれだけの部分から脱却する必要があるのかなと感じています。トレーニングはします。が、それが「きつい」ということから抜け出す。

「普通の選手」ばかりが集まって結果を残してきたと自負していました。が、ひょっとするとそういう部分では「普通の選手」ではなかったのかもしれないと感じています。「努力する」という才能が優れた選手が集まっていたのかもしれない。そういう雰囲気もあったと思います。だからこそ自然と強くなった。長距離選手が0人で県総体トラック優勝、総合優勝を果たしたというのはすごいことだと思っています。それを達成できるということはやはり「普通の選手」ではなかったのだと思います。「努力をする」という才能があるからできたこと。それを万人に求めるのは不可能なんだと思います。そんなにストイックにできる選手が多いわけではない。

そう考えるようにしました。これは「思考の転換」かもしれません。選手云々ではなく私自身が現状を受け入れながら方向転換をしなければいけない。もちろん、やることは変わりません。方法論を大きく変える時期に来ているのではないかと感じています。それが正しいかどうかは分かりません。しかし、これまでとは違う取り組みの必要性も感じています。それにより新しい道が見えてくるのではないかと考えています。

分かりにくいかもしれませんが「目指すところ」は変えません。やはり「身体作り」が一番の基本だと思っています。だからこそトレーニング重視の視点は変えない。周囲から批判されるかもしれませんが、それはそれ。ここを気にしていたら先には進めません。選手が飽きずにトレーニングに取り組める環境を作ることがこれから先求められるのではないかと思っています。工夫ができればすべてが変わってくるのではないかと。止まっている場合ではないのかなと感じています。自分の将来のためにもしっかりと見極めていきたいと考えています。

雑文ですみません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供と一緒に

2014-12-02 | 陸上競技
日曜日、子供と一緒に時間を過ごすことにしました。先週からちょっと一緒に身体を動かすことにしました。理由は持久走大会があるから。普段子供と一緒に何かすることはないのでたまには・・・ということで。息子たちは基本的にスポ少で何かしているわけではありません。色々あって全く入っていない。小学校に上がった時からはスイミングをずっと続けています。とはいっても一週間に1回程度ですが。そのため運動不足感が否めません。友達と遊びに行ったりして外で何かするのはあるようですが本格的に運動をするというのはしていません。息子はバスケがしたいみたいですが・・・。

比較的運動能力は高い方だと思っています。どれくらいなのかは見ていませんが・・・。身体を動かすのは好きなようなので。先週は職場の近くの公園で走ることに。1周500mなのでちょうどいい距離でです。持久走大会で下の息子は1キロ、上の息子は2キロ走るということなので500mを何本か走らせることにしました。時々一緒に走ってペースを上げさせる。私自身も久々の運動だったので疲れました。こうやって走っていて以前は短長も毎日朝練でジョグをしていたのを思い出しました。全身持久力を上げることでトータルのバランスを良くしていこうという感じで。そのため翌日の月曜日から朝練ではジョグをさせることにしました。冬の間はこれを続けてみたいと思います。

更にこの日曜日は子供と一緒に実家に帰って走ることに。良く考えてみれば私自身小学校の頃は夜一人で走っていました。長距離走が苦手でそれを克服するために自分で走る。これが当たり前だと思っていました。今考えるとどうなのかという話です。家の周りに「1キロ」のコースがあります。これは私が勝手に決めたコースなのですが。小学校の時はこのコースを一人でひたすら走る。遠回りの2キロコースもあるのですがこれはさすがに厳しいだろうなと感じたので。最初に1キロコースを一緒に歩いてみました。実際に歩いてみるとどう考えても1キロ以上ある。小学校の頃はこれが「1キロ」と思っていましたから何とも思いませんでしたが今考えると長い。車も多く通るようになっていましたから別のコースを設定することにしました。私も甘い・・・。

大体600m位の距離でしょうか。それぞれ4本ずつくらい走ることにしました。持久走大会前ということもありそれなりに真面目に走っていました。上の子は現在練習で1番だということ。他のスポ少をやっている子がどれくらい本気で走っているのかは分かりませんがそれなりに走れるのだと思います。短い距離は遅いから長い距離が良いと言っていました。私は絶対に嫌なのですが・・・。最後の方はどうせなら2キロ走ったほうが速いという感じで言っていました。うーん、前向きなのか自分が勝てる距離を知っているのか・・・。

長い距離を走ってから直線120m位を全力で数本走らせて終わり。兄弟で競争をしていました。これはこれで楽しかったようです。ほとんど一緒に時間を過ごさないのでこうやって運動している姿を見るだけで成長を感じます。自分が小さい時に走っていたところを子供が走る。同じ場所に住んでいるわけではありませんからめったにないことですがそれだけでなんとなく嬉しいものです。順位云々のために練習をしているわけではない気がします。子供たちは意識しているのかもしれませんが。なんとなく負けたくないという気持ちはあるようです。

その後、めちゃくちゃ雨が降ってきました。午前中のうちに走っておいてよかったなと。あんな雨の中外にいたら心が折れてしまう&風邪をひいてしまう。そんなことになったら様々な問題が生じます(笑)。無難に乗り越えられてよかったなという感じですね。貴重な時間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする