kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

終業式&クラスの生徒と一緒に

2014-12-24 | 陸上競技
水曜日、この日で二学期終了です。あっという間に時間が過ぎて行きました。競技に関してはシーズン前半はこれまでにないくらいスムーズに行った反面、後半シーズンである二学期に入ってからは思うような結果が全くといって良いほど残せませんでした。これも色々と理由はあると思います。私がきちんとチームを作ってこれなかったのが主な原因なのかなと感じています。私の力が足りないがためにこのような微妙なチーム状況になってしまった気がしています。これまでチームを作ってくれた多くの卒業生に顔向けができないくらいのレベルでした。

私自身意欲を完全に失うくらいまで気持ちが落ちていました。これまでは手をかけ、時間をかけてやっていけば多少なりと変化が見られるというのがありました。それが動くための原動力となる。しかし、それさえも全く感じられない状態になり「終わりかな」という水準のところまで落ちていました。上手く言葉では示せませんが、チームとは何か、競技とは何かを考えさせられました。それでも私がやらなければ前に進まないという気持ちになりなんとか立ち直りました。これまで出会った尊敬できる指導者の事を思い出しながら自分に足りないモノを探る。何となく自分の中で「答え」が見えてきた気がしています。多くの事を学ぶことができたのではないかと感じています。全ての環境から学ぶことが自分自身を変えていける。

たまたまある保護者と話をしましたが「元気になったようで安心しました」と言われました(笑)。直接電話で「大丈夫か?」と気にかけてくれる親しい指導者もいます。多くの人の存在に支えられていることを改めて感じられました。何となく私に元気がないというのは周りの人も違和感を感じるのだと思います。私自身、こういう部分でカッコつけをしたり、飾ったりはできません。その時に思ったことを素直に書いています。それが何人かの人に悪影響を及ぼす危険性もあるのだと思います。私らしく生きる。それがどのようなものなのか今でも分かりません。それも私自身探しながらやっていかないといけないのだと思いますね。終業式にあれこれ考えました。

終業式終了後、クラスの生徒とクリスマスパーティーを実施しました。今のクラスは女子クラスです。思い出作りというかクラスで何かをするというのに時間を取りたいと思っています。先日のクラスマッチでも何となく団結している感じがありました。これも担任として勝手に感じているだけかもしれません。しかし、私としてはこの子達が高校時代に何かをやったという記憶に残る事をしたいと思っています。クリスマスパーティーをする。こんな事が高校時代の思い出になるかは分かりません。それでも何かしらイベントを企画するのが私の役割かなと。時には生徒と一緒にバカになって騒ぐことも必要だと思っています。まー私は司会進行役に徹しましたが。何をしたら喜ぶかなら盛り上がるかなというのを考えながら準備をしました。私にとってはこの時間帯が楽しい。私自身が何かをするのではなく子供達が笑顔でワイワイやっている姿を見る事ができるというのが嬉しい。どこまで喜んでくれていたかは分かりませんが(笑)。

各自が準備してきたプレゼント交換をしました。ここはもう少し工夫すればよかったなと反省(笑)。数度やり直すことになりました。約40人で一気にプレゼントを回すというのは不可能でした(笑)。もう少し小さなグループで交換したらスムーズに行ったかなと。その後は軽く食事(?)をしてからビンゴ。これはクラスメイトの名前を書いてのビンゴです。数日前から「自分の周りにいる運の良さそうな人を見極めておくように」と話していました。自分で25人分の名前を書いていってビンゴになるようにする。仲が良い友達の名前を書くだけではビンゴにはなりません。クラスメイトの様子を見ながら書いていくことご求められます。これは盛り上がりました(笑)。「◯◯の名前が出たらビンゴ!!」と大きな声で叫んでいる子も複数いました。生徒の名前を呼ぶと「ビンゴ!!!」と喜んで前に出てくる。名前を呼ばれた子もビユゴになった子も喜びます。こういう意味でもクラスの団結が深まる気がしています。すごく良い雰囲気で最後のホームルームを終えることができました。

この二学期、私がしんどいときにクラスの子はすごく心配してくれていました。「今日も元気がないね」と言っていたようです。何かの時に久々にみんなの前で話をしたら「やっと先生が話してくれた」と直接言葉をかけてくれました。こういう素直な子供たちに救われました。その子達に多少なりと恩返しができればと考えていました。二学期の後半部分、特に12月に入ってからはこの子達のために出来ることは全てやっておこうと考えて動いています。この子達の存在に支えられ、救われてきたというのは間違いない事実です。ありがとうと言うのはまたの機会とし、喜んでもらうことだけを考えました。自己満足だと思います(笑)。私も元気をもらいました。

良い時間だったと思います。この子達に出会えたことを感謝。
コメント
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