kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

休日なのでトレーニング

2014-12-23 | 陸上競技
火曜日、休日でした。先日「一緒に練習を」と誘われていた部分があるのですが色々と重なって行くことができず。定期的に刺激となる練習ができると良いのですが。刺激が少ない冬期ですからできるだけ様々な刺激を入れていきたいとは思っています。もうすぐ冬休みに入ります。この一週間をどうやって乗り切るか?今は自分たちだけでもそれなりにやれている気はします。それでも他校からもらう刺激というのは大切です。もう一つ上の練習レベルに上げていきたいと思っています。

休日であったため練習時間がある程度確保できます。そのため普段とは少し違ったアップを行いました。アップのやり方は様々だと思います。この日は縄跳びを行いました。最近はアップでどうやって盛り上げるかというのを課題としています。単純に身体を温めるのではなく、気持ちの準備を進めていくための時間にしたいと思っています。縄跳びでどうやって気持ちを高めていくのか?試合の時とは異なる気持ちの盛り上げかただと思っています。縄跳びも一人でひたすら跳ぶのではなくペアワークでやっていくようにしています。通常では考えられない形の跳び方もしています。負荷は高いかもしれません。後半は三人一組で縄跳び。簡単には出来ない種目ですからそれぞれがコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。やるだけの練習ではなく、各自が工夫できる時間にしたいなと考えています。あれこれやったのでアップだけで30分かかってしまいました。まー仕方ないですね。

それ以後は通常通りトレーニング。シャフト補強では前回重りを重くしました。前回はバラバラでやっていたのでどれくらいできていたのか判断できない状態でした。今回は一斉に屋外でできたので比べることができます。各自が2.5kg程度重たくなっています。それだけでも随分違うのかもしれないですね。見ていると突き出しが甘くなったり、曲げ具合が浅くなったりする選手もいました。また、勢いがなく接地時間が長くなる選手も。こういう部分が克服できれば走りにもつながっていくと考えています。ここはある程度指示をしていますから各自が取り組めるようになってきたかなと思います。もっと声が出て元気よくできればいいなと思う部分はありますが。

約50分程度でシャフトが終わるようになりました。昨年は軽いシャフト補強だけで同じくらいの時間がかかっていた気がします。レストが長くなっていたのはあると思います。今はレスト管理も徹底してやっています。それにより無駄な時間が少なくなりました。距離は少し短くなっていますが量的には昨年の倍やっているはずです。それでも同じくらいの時間で終わらせることごできる。こちらも工夫をすればいくらでも選手の負荷を調整できると思いますね。単純に量を増やせばいいとは思ってはいません。大きい筋群の強化だけではなく細かい筋群の強化のための練習ができるかもしれないと思っています。疲労を残さず全身をバランスよく強化できたらと思いますね。

終わってからほぼ休息を取らずに補強サーキット。これもかなりスムーズになってきました。6つの主要種目と6つの補助種目を組み合わせながら実施しています。普通のチームがどれくらい補強をするのかは分かりません。これくらいのサーキットの量をどれくらいでこなせるのかも分かりません。疲労を考えるとかなりの量をスムーズにやるのは難しいことだと思います。シャフト補強だけでかなりヘロヘロになりますから。それに加えてジャンプと体幹中心としたサーキットですからなかなかできないと思います。誰か他校の選手にもチャレンジしてもらいたいですね(笑)。かなりの負荷だとは思います。この日は1時間ちょうどで最後のペアが終了。随分早く終わるようになりました。

ここまでの練習で約2時間。平日でも全く問題なくこの練習が消化できます。さらには1時間余裕がある。本来であれば朝練でやっているバランスディスクの練習も実施することができました。前回からバランスディスクも負荷を増やしています。シーズン中はほとんど重さがない棒を使って行っていましたが、冬期に入ってからはシャフトで実施。更にはシャフトやプレートを使って負荷を増やすことにしました。筋力的な向上は確実に見られます。

それでも時間に余裕があったのでダイナマックスを使った股関節補強。加えて先週土曜日に行った、リズム系の股関節補強、手押し車、腸腰筋群の補強、懸垂系の4つの補強種目を入れました。全てが終わってから更には各自で足りない部分の補強をするように指示して終了。補強としてはやり切っていると思いますね。選手には「たんぱく質補給」の話をしておきました。どれだけトレーニングをしてもやはり身体を作るための栄養素を摂取しなければ身体はできません。普通の生活と比べると段違いに負荷をかけていますから「たんぱく質」摂取はかなりの量が必要になると思っています。また、これだけ負荷をかけているということは身体の免疫力も確実に低下しています。筋肉の回復をさせようというのにエネルギーを使っていますから自己防衛のための抵抗力が下がってしまいます。風邪を引きやすくなったり体調を崩しやすくなる。そこを踏まえてどう行動するかです。

遊ぶときは思い切って遊べばいいと思っています。が、それはルールの範囲で。無駄に遅くまで外出しておく必要はありません。この日は駅周辺でツリー祭りがあります。高校生にとっては楽しみの一つだと思います。そこに行って中学時代の同級生と会ったりする。学内の友人と会ってワイワイする。そこを止める理由はありません。しかし、羽目を外し過ぎて風邪をひいたり怪我をしたりするというような話にはならないと思います。ここは考えて行動するべきです。うちの選手は「遊ぶ」という部分が弱い気がします。特に男子。遊び心がもっとあると練習の雰囲気も大きく変わってくると思います。

今年もあと少しです。やるべき事を一つずつやっていきたいですね。良い練習ができたと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒くても練習

2014-12-23 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から雪がぱらついていました。寒くてもやることは変わらないのですがやはり気分的にしんどいですね。この週で2学期も終わり冬休みに突入します。練習に関しては年末までの1週間が勝負だと思っています。寒くても練習はきちんと積んでおきたい。この積み重ねが先につながった行くはずですから。朝はドリルをやることに。もも上げをしたいというのがあったので階段を省略してそちらへ。それでもなかなか時間が足りません。30分という限られた時間の中でどのような練習をするのかも今後の検討課題だと思っています。途中はかなり雪が降ってきて目が開けられないくらい。今年は例年に比べて雪が降る日が多い気がします。毎年、「今年の冬は寒い」と言い続けている気もしますが(笑)。

2時間授業の後、生徒会長選挙。その後、校外クリーンアップ活動を実施。全校生徒で近隣の掃除をして回るというものです。昨年に比べると大きなゴミは少なかった気がしますが「たばこの吸い殻」のゴミがいたるところにあります。これはどうなのか?たばこを吸うことはそれぞれの責任の問題なのであれこれいう話ではありません。しかし、吸った後のごみを処理するか。フィルターの部分があちこち落ちています。間違いなく「灰」もそのまま周りに落としていると思います。これってどうなのでしょうか??別に私が聖人君子のような生き方をしているとは思いません。どちらかというと真逆かも。それでもこういう部分はきちんとやっているつもりです。「大人」としてどのように生きるか?特に我々は多くの子供たちの目に付く存在だと思っています。子供たちからすれば教員であろうが一般の方であろうが「大人」という見方をします。だからこそ「大人」として何を子供たちに示すかというのは大事かなと思います。

話がそれましたが・・・。午後の練習は14時から。私は15時から会議だったので練習をぎりぎりまで見て会議へ。前半部分はタイヤを使ったアップ。そのままハードルを使っての股関節周辺の強化。この日も股関節周りの硬さを感じたのでもう一度軒下でストレッチをすることに。これも継続しなければ柔軟性は上がりません。自分で時間を作ってストレッチをする。風呂上りでもできるはずです。それを言われてからやるというのでは絶対に成長しません。時間をかけてひたすらやってもらいたいと思っています。

メインはハードル走とタイヤ引き。高跳びは専門練習としました。16時前にいったん会議が終わったので練習に行くと走りが重い感じがしました。キレがないというか・・・。疲れもあると思います。走り込みにしたいと思っていたのでセット数も増やしていました。その中で走りを作るというのは簡単なことではありません。ハードル走の時の走りは・・・ちょっとコメントできないかなという水準。その後、再び会議があったのでそちらへ。これに関しても想うことはありましたがコメントなしで。「評価」という部分ではやはり考えないといけないと思います。仕方ないと言えば仕方ない、私の力不足というのもあるでしょう。情けないことですが・・・。

17時過ぎに練習に戻るとタイヤ引きをしていました。3セット予定の2セット目終了前。それなりに走っていました。3セット目が始まる前に全体を集めて話を。普段調子がいいときや元気な時は何もしなくても走れます。無条件で身体が動くからです。しかし、疲れてくると走りは崩れます。動きの切れがなくなるからです。筋疲労もあるでしょうし、精神的な疲労も出てくる。その中で何をするか?が重要だと考えています。走れない時に何をするか?動きのポイントを頭に入れて良い動きをしようと努力する。それが絶対に走りを改善するポイントになってくると思っています。意識しないとできない走りをしっかりとする。それが疲労が取れると自然と動くようになる。動きの改善のためには「疲労」も大きな要素となると考えています。

「とりあえずやりきる」という練習も必要かもしれません。しかし、技術的なことを改善していこうと思ったらやはりこういう時に何をするかです。疲れているからやるだけ。こういった練習方法では絶対に強くはなれないと思っています。特にうちのような単純な練習を繰り返すチームでは「マンネリ」が起きやすい。そこをどうやって克服していくかが重要です。話は若干変わりますが途中電話で話をすることがありました。「成長」についてです。何年も指導をしていると競技を通じて人間的に劇的に変化する選手もいます。競技力が伸びるにつれて生活面や勉強面も劇的に伸びる。入学当初とは別人のようになって卒業していく。この姿を見ることができるというのは最大の幸せだと思っています。逆にどれだけ手をかけてもそういう「変化」が見られない選手もいます。なかなか難しい部分です。私も「良い時」と比べてしまう部分があります。「指導」として一番楽しかった時期は「こちらが求めること」を本当にやってくれる時期。選手も指導者も同じ方向を向いて進んでいく。結果的に勝てなかった部分はありますが本当に楽しかった。変化を生み出すというのは一般的に見ると「何を偉そうに」と言われるかもしれませんが、やはり大事なことだと思っています。この変化があるから楽しい。ここ最近はその「変化」の幅が著しく小さくなってきている気がします。表面的な変化だけで終わってしまっている。これで本当に「指導」する意味があるのか?そんな感じの電話内容でした。共感できます。

話があちこち飛んでいますね~。センスがない(笑)。走り終わってからシャフトスキップとシャフトランジだけは行いました。かなり疲労があると思います。それでもやるべきことはやる。このスタンスは変えたくないと思います。疲労が蓄積するとどうしても故障が気になります。数人は足の痛みを訴えています。怪我をせずに冬期を乗り切る。これが大事です。練習をやるだけではなくケアもしっかりと行ってもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする