kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基本練習&走る2

2015-06-11 | 陸上競技
前の続き。

午後は走ることにしました。そのために朝の段階でドリルをしっかりと時間をかけてやっておいたのですが、やはり競技場に移動して動きを見る中で足りないなと感じるものがあったのでまた別の動きをやることに。あれこれやることが多くて大変ですが、きちんとできれば伸びる要素というのは限りなくあるんだなと感じています。この日はジャンプで潰れてしまうのでそこの感覚を作るようにしました。まーこの手の引き出しが増えつつある気がします。これまでやったことのない練習が少しずつ浮かんできます。

この日も土曜日と同じようにダイナマックスを利用したスキップ。前回に引き続きやはり遅い(笑)。これは時間をかけて体作りをやっていくしかないと思っています。速く動くための筋力が足りないのですから出来るはずがない。何もしなくても速く走れる選手はいます。今は努力をして初めて速く走れる可能性がある選手が多い。普通にしていたらこれまでの結果と同じことしか出せないのですから。いや、本気で変えていきたいと思いますね。

そこからは本当に久しぶりに腿上げからランへ。感覚的にやってみる価値はあるかなと思っています。理由は分かりません。動きを見ながらこの動きが必要なんじゃないかなと思ったので(笑)。久しぶりすぎて距離感の設定が上手くできませんでした。あまり速くやりすぎて勢いで押し切ってしまうのではダメなんです。動きで移動を作りたい。伸びていくとどうしても膝の位置が下がってきます。ここをどう克服していくか。大きな課題だと思います。走っておけば速くなるのであればそれもありだと思います。が、そこに到達するまでは多くの方法があると考えています。

更にマーク走。前半マークを3本2セット行って、そこから中間マークへ。これを2本2セット。2セット目にはすでにスピードを維持できませんでした。こんなものです(笑)。質の高い練習を繰り返すことができるようになることで確実に強くなります。まだそこのレベルまで到達していないのです。これは選手の責任ではありません。私がもっと時間を有効に使って良い走りができるようにしていかなければいけないのです。全体的に動きが遅れてきます。特に女子のタイミングの遅さは筋力不足からくると思っています。時間をかけて克服するしかありません。ここは手応えとしてはあるので、あとは選手がきちんと認識してくれると良いですね。

男子は2年生2人がかなり走れるようになってきました。これは面白いと思います。無名なチームですがこの2人を中心にやっていけば確実に戦えるようになると思います。冗談抜きでかなりのレベルが目指せるのではないかと感じています。まー今の所誰も信じてくれないでしょうが、毎日見ている私はその可能性の高さを感じています。これに付いてくる選手がいてくれると本当に良いチームになる自信があります。走りを見ていて「速いな」と感じたら3年生でした(笑)。無い物ねだりですが、この子にもう一年早く出会っていたらもっと可能性があったのかなと感じています。それでも秋までやってくれるようなので何とか結果を残させてあげたいですね。今は2年生エースに勝てなくなっていますから、3人で競り合ってやってもらいたいですね。

最後に60mを数本。これは複数で一斉に。女子は2年生が先頭でそれに少し遅れて1年生が1人。女子はこの2人を中心にチーム作りをしています。秋には何がなんでもリレーで決勝に残りたいと思っています。それが来年につながる。うちの学校に「陸上がやりたくて来た」という選手たちではありません。たまたま私がいるからこんな雰囲気になっているだけです。それでも何とか受け入れてくれています。絶対になんとかしないといけません。それでも選手が本気になれば過去の実績など関係ないと思っています。負けたくないですからこの子たちを育てていきたいと思います。可能性は十分にあります。なんせ素直ですから。最低でも13秒台に入る、上手くいかば13秒5でいけるようにならないとダメですね

その走りに遅れていた初心者の女子。かなり悔しそうにしていました。これからなんです。今いきなり追いつけるはずはない。その事を繰り返し教えていかないといけません。焦っても何も生み出しません。遅れて悔しいと思えるならこれから先が楽しみです。

あーなんの話かわからなくなってきています。とりあえず終了にしておきます。疲れすぎて(笑)
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基礎練習&走る

2015-06-11 | 陸上競技
水曜日、久々に走ることにしてました。天候もあるので走れる時にはしっかりとやっておきたいと思っています。が、まだまだ「質の高い練習を繰り返す」というレベルには到達していません。基礎体力と基礎筋力を高めていく中で「何本でも走れる状況」を作っていきたいと思っています。まだまだ練習量を一気に増やすレベルまで到達しません。ここは時間をかけてやっていくのが一番だと考えています。すぐに結果を求めるのではなく長期的な視点でやっていく必要があります。

朝の時点ではドリルをしました。トレーニングを行う際も同様ですが「その動きをどのようにつなげていくか」ということろが大事です。今のところ「トレーニング」や「ドリル」が独立しています。この部分が走りにつながっていかなければいけない。勘違いししやすいのが「ドリルをすれば速くなる」というところ。これは完全に間違っていると思います。ドリルをどのようにするのか、何のためにやるのかを明確にしないままでどれだけの時間を要しても意味がなくなってしまいます。効果がないのです。どのような練習をやっているか?まーこれさえあまり聞かれることはありませんが、聞かれたら答えるようにしています。でも「聞くだけ」「見るだけ」で本当にわかるようになるのかどうかという話だと思います。

今のうちの最大の長所は「付きっ切りで指導できる」というところです。動きを修正するために私が時間をかけてみていきます。タイムリーに変更できる。が、これまでを振り返ってみると「形の修正」で終わっていた部分があるかもしれないと思います。同じ練習をしても「強くなる選手」と「変わらない選手」がいるのは「動きが合わない」という部分ではなく「やろうとしている動きを理解していない」というところだったのではないかという気がします。「接地のポジション」「フォロー」「軸」という言葉を使いながら指導していきますが、実際はその「形」だけしか意識できていなかったのもしれないなと。これを「何のためにやっているのか」「感覚的に進む」というような部分をもっと感じさせながら実施していくともっと効果が高まるのかもしれないなと思い始めました。まーこれって多分当然なんですけどね(笑)。何を偉そうにといわれるかもしれませんが、再確認ということで。

いきなりの「変化」を求める。厳しい部分はあります。でも「仕方ないな」と思いながら妥協するのではなく、きちんとした指導をしていく必要があります。できないから仕方ないでは終わらない。まー現時点では「やりたいけどできない」というのが正確なところでしょうか。筋力的に不足している部分もあるでしょうから。地面を抑えるイメージであったり、膝を引き上げることであったり。基礎筋力不足でやりたい動きもできないというのは仕方ないのかなと。それでもやらせることで必要な筋力を上げていくことにつながっていくと思っています。

ハードルを使った切り替えでも何故、何を目的にその動きをするのかを考えさせる。理解させる。これは自己満足なのかもしれません。それでもここは譲れない部分です。ひたすらやってそこからドリルへ。なかなか時間がかかります。癖を改善するというのは大変なことですし、感覚を改善するのもかなりのエネルギーを使います。飽きてくる選手も出てくるでょう。それでも長い目で見たときに必要だと考えています。水滴石穿です。小さなことの積み重ねがらできるようにしていきたいと思います。

あれ?すでに長くなっていますね。また別に書きます(笑)
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