kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えていること

2015-06-30 | 陸上競技
たまたまYahooニュースを見ているとこれまでずっと考えてきたことに近いことが書いてありました。日本選手権で活躍した福島選手の話です。

記事はこちら第三の幕の幕開けを迎えた福島千里

パワーが足りない。もっと強くなるためには筋力を上げなければいけない。やはり力の差を見せつけられるとそう感じるのだと思います。あとはそれをどのように持っていくのか。方法論だと考えています。

桐生選手が大学に入りウエイトトレーニングを導入したという話は多く知れ渡っていると思います。一発の記録は出ているのかもしれません。しかし、故障が多くなった。一概にウエイトが原因だと言うつもりはありません。ウエイトも必要なんだと思います。が、親しい指導者から聞いた話では桐生選手、高校時代にメディシングボール投げで投擲選手並みに投げていたということでした。4キロのメディシングボールを3階くらいまで投げ上げられるパワーがあった。瞬発力もすごいと思いますね。ウエイトをしなくてもそれくらいの力がある。実はそこに大きなヒントがあるのでは?と思っています。

更に上を目指そうと思えば色々と新しいことにチャレンジしなければいけなくなると思います。そこには弊害が伴う。諸刃の剣かもしれないのです。単純な話ではなくあれこれやらないといけないことが出てくる。そこへの持っていき方なんだと考えています。「私の考え方が正しい」と主張しているわけではありません。大きく間違っているのかもしれません。私は私の考える「道」を進みたいと考えています。そんなことに選手をつき合わせるのか?という批判が出るのかもしれません。どうせ何を言っても何をやっても少なからず「批判」は出ます。そこはそこで受け入れていきたい。自省しなければいけない部分も多くあるでしょうから。

指導者となった最初の頃は「陸上は科学」だと思い込んでいました。こちらが考える理想的な動きを身につけさせることで必ず速くなると盲目的に信じ込んでいました。今はかなり変わってきています。原理原則は変わらないと思います。目の前の選手から教わりながら成長させてもらっている。それだけは間違いのない事実だと思います。当時を振り返ると本当に恥ずかしいなと(笑)今も大差ないとは思いますが、多少なりとは「モノの見方」が分かってきた部分はあるのかなと。もちろんまだまだですが。

色々と考えることがあります。少しずつ書いていこうと思います。楽しくないなと思われる方はどうぞ読み飛ばしてください。もっとためになるblogはあるでしょうから。私は私のやり方で進みます。
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練習が見れなかった・・・

2015-06-30 | 陸上競技
土曜日のうちの練習については一切触れていませんでした(笑)。何をやっているのか・・・。

というか、前の記事に書いていたように全く練習が見れていないのです。私の指導スタイルでは多くの選手を一度に見ることができません。良いのか悪いのか分かりません。でもこのスタイルでないと指導が難しいのです。能力の問題だと思います(笑)。この日は完全に「お任せ」という形になりました。

メニュー的には基本的なドリルをやって次へ。片足のドリルから両足へ。ここ最近は両足ドリルを頻繁に行うようにしています。今までは片足での動きの確認がメインでしたが、やはり走るためには両足で行う動きが必要かなと。感覚的な部分ですが今はすごく大切にしたいと思っています。この動きの中に足運びも入っています。中学生にも同じような動きをさせました。色々なところで指導することで幅が広がるのだけは間違いありません。

ドリルをしっかりとやらせました。そのまま腿上げ(だったと思います)。スピードスキップも行いました。この日の練習の前半はほとんどこういう形の練習にしました。選手たちはバックストレートで実施していたので細かい動きが作れていない部分の指摘ができませんでした。やはりまだまだ徹底できていない部分があるので時間をかけてやっていかなければいけません。遠くで見ているだけ・・・。うーん、申し訳ないなという感じですね。

その後は加速段階のマーク走をやってから並走としました。が、この並走全く意味がない走りになっていました。バトンパスを徹底したいところはあるのですがその前の段階が全くできていません。バトンを渡すための練習になっていました。もっと速いスピードで走ることに意味があるのです。「導入段階」ですからもっともっと丁寧にやっていかなければいけません。段階を追ってからやらないとだめですね。この判断は必要だと思います。「メニューをやる」ことに意味があるとは思いません。目的意識を明確にして取り組む必要があります。

すぐに60mに切り替えました。中途半端なスピードで走るのではなく、最大スピードを上げるための練習をしたいからです。テスト週間中です。全くと言っていいほど走練習はしていません。だから走れないというのは違うと思っています。感覚的に作っておけば身体は反応します。遠目にしか見ていませんから、どこまで走れているのかは分かりません。60m手前でスピードを緩めるような選手が数人見受けられたのでそこだけは走って行って注意しました。最低でも走り抜ける感覚は必要です。ダメな部分はその場で教えておきたい。

結局2時間で終了。選手とほとんど会話をすることもできませんでした。うーん。考えないといけません。一番大切にするべきはやはりうちの選手だと思っています。当然ですが。それができないというのは良いことではない。本意ではありません。考えないといけない部分だと思っています。

見ていないのでこれくらいしか書けません。お許しを。
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