続き。
負けた時、指導者やチームメイト、コンディションなど自分以外に負けの訳を転嫁して、泣いたりすねたりしていたのでは、負けはただの負けに過ぎない。負けには必ず自分自身の中に、様々な理由が隠れているはずである。その負けを探し出し、理由を分析して、なぜ負けたか、何が足りなかったのかを明らかにしていくことが、次に勝つ大きなヒントになり、練習で何をしなければいけないかを見つけることができる。
前の記事にもありますが、勝てる選手というのはたった1人だけなのです。「自分には力がある」「上手くいかないのは練習内容が悪いからだ」「脚が痛いから勝てない」「風が向かっていたから記録が出なかった」とどれだけ終わった後に言ってもそれは何も生み出しません。結果として力が出せなければそれはないのと同じ。
宿題をやってきた。でも家に忘れた。これと同じたと思っています。一番大切な場所で何をするのか。そこでやるだけのことをやれたのかというのは勝ち負けに関係なく重視する必要があります。それを「他のモノ」に責任転嫁していたら何も次につながりません。現実を直視するのは厳しいかもしれませんが、それても「なぜ上手くいかなかったのか」を考えていく必要があります。
それが出来れば次の大会までに練習で何をしないといけないのかが少しずつ見えてきます。逆に冷静にそこが見えないようなら次も同じことを繰り返すでしょう。言い訳をどれだけしても前には進まないからです。自分の置かれている立場を理解することが大切だと思っています。
トレーニングの過程の中で、上手くできないことも多々あるだろうが、今できないことは、だめなことでも恥ずかしいことでもない。できないことを放っておいたり、できない現実から逃げ出すことかいけないのである。
より高い目標を達成するためには、自分の短所から目を反らさず、今はできなくともできるように努力することが大切である。最初から、できないとあきらめて何もしない人は、100年たっても絶対にできない。今与えられた課題ができなくても、自分の可能性を信じて着実に努力を継続できる人は、必ずできるようになる。
ここも確認をしました。技術系の練習をします。感覚的に上手くつかめない選手も出てきます。そこで「分からないからやっても仕方ない」と思うのか「分かるまでやろう」と思うのかで結果は大きく変わります。これは勉強も同じです。分からないからやらない。分かるようになるまでやる。これにより明らかにテストの結果には「差」が付きます。面倒だからやらないというのはまた別の話になると思いますが。
本当に目標に向かうなら「何が何でもやる」というガムシャラさが必要になります。競技で結果を残そうと思えば尚更です。自分自身でそれができる選手もいるでしょう。しかし、普通の選手にはそれができません。ある程度強制的にやらせなければいけない。「やりきる」という経験をしっかりとしなければいけないのです。最初は半強制でも意識の高まりに連れて自分で追い込めるようになります。これは本当に大きなことです。
「覚悟を持つ」という話をしました。強くなるために何でもやる。そういう気持ちを持てた時初めて大きく伸びます。表面的に「やっています」をアピールしたところで、これが本当に意味があるのか。多分全くないと思います。
我がBOSSが一時期、他校の選手の指導をする時に「指導を受けたいなら顧問に連れてきてもらうのではなく自力で来させてくれ」と言われていました。本当に強くなりたいなら時間がかかってもそこに指導を受けに行くのです。それが一番の近道だからです。
県内から他県に陸上競技をやりに行く。これもかなりの「覚悟」が必要です。上手くいかないからといって戻って別の高校になんてことは簡単にはできません。ある意味「退路を断つ」のです。それにより「覚悟」が決まり、出来ること、やらなければいけない事を最大限にやるようになるのだと思います。昨年、中学記録を打ち立てた選手、高校でさらに記録を伸ばしています。全ての人に当てはまるかどうかは断言できませんが、ここの「覚悟」は大きなモノがあると思います。
何度も選手には話をしています。うちに「陸上競技をやりたい」と思って入学してきた選手はいないと思います。そこを求めて学校を選んだわけではないでしょうから。しかし、どうせやるなら強くなった方が面白い。一つの事に一生懸命やった方が面白い。それだけは間違いのない事実です。何かを選べば何かを捨てなければいけない。トレードオフの関係が存在します。泥臭い練習も必要になるでしょう。強くなりたいのであれば「楽をしたい」という部分は捨てなければいけない。
かなり話をしました。あとは選手がどう感じてくれるかだと思っています。
負けた時、指導者やチームメイト、コンディションなど自分以外に負けの訳を転嫁して、泣いたりすねたりしていたのでは、負けはただの負けに過ぎない。負けには必ず自分自身の中に、様々な理由が隠れているはずである。その負けを探し出し、理由を分析して、なぜ負けたか、何が足りなかったのかを明らかにしていくことが、次に勝つ大きなヒントになり、練習で何をしなければいけないかを見つけることができる。
前の記事にもありますが、勝てる選手というのはたった1人だけなのです。「自分には力がある」「上手くいかないのは練習内容が悪いからだ」「脚が痛いから勝てない」「風が向かっていたから記録が出なかった」とどれだけ終わった後に言ってもそれは何も生み出しません。結果として力が出せなければそれはないのと同じ。
宿題をやってきた。でも家に忘れた。これと同じたと思っています。一番大切な場所で何をするのか。そこでやるだけのことをやれたのかというのは勝ち負けに関係なく重視する必要があります。それを「他のモノ」に責任転嫁していたら何も次につながりません。現実を直視するのは厳しいかもしれませんが、それても「なぜ上手くいかなかったのか」を考えていく必要があります。
それが出来れば次の大会までに練習で何をしないといけないのかが少しずつ見えてきます。逆に冷静にそこが見えないようなら次も同じことを繰り返すでしょう。言い訳をどれだけしても前には進まないからです。自分の置かれている立場を理解することが大切だと思っています。
トレーニングの過程の中で、上手くできないことも多々あるだろうが、今できないことは、だめなことでも恥ずかしいことでもない。できないことを放っておいたり、できない現実から逃げ出すことかいけないのである。
より高い目標を達成するためには、自分の短所から目を反らさず、今はできなくともできるように努力することが大切である。最初から、できないとあきらめて何もしない人は、100年たっても絶対にできない。今与えられた課題ができなくても、自分の可能性を信じて着実に努力を継続できる人は、必ずできるようになる。
ここも確認をしました。技術系の練習をします。感覚的に上手くつかめない選手も出てきます。そこで「分からないからやっても仕方ない」と思うのか「分かるまでやろう」と思うのかで結果は大きく変わります。これは勉強も同じです。分からないからやらない。分かるようになるまでやる。これにより明らかにテストの結果には「差」が付きます。面倒だからやらないというのはまた別の話になると思いますが。
本当に目標に向かうなら「何が何でもやる」というガムシャラさが必要になります。競技で結果を残そうと思えば尚更です。自分自身でそれができる選手もいるでしょう。しかし、普通の選手にはそれができません。ある程度強制的にやらせなければいけない。「やりきる」という経験をしっかりとしなければいけないのです。最初は半強制でも意識の高まりに連れて自分で追い込めるようになります。これは本当に大きなことです。
「覚悟を持つ」という話をしました。強くなるために何でもやる。そういう気持ちを持てた時初めて大きく伸びます。表面的に「やっています」をアピールしたところで、これが本当に意味があるのか。多分全くないと思います。
我がBOSSが一時期、他校の選手の指導をする時に「指導を受けたいなら顧問に連れてきてもらうのではなく自力で来させてくれ」と言われていました。本当に強くなりたいなら時間がかかってもそこに指導を受けに行くのです。それが一番の近道だからです。
県内から他県に陸上競技をやりに行く。これもかなりの「覚悟」が必要です。上手くいかないからといって戻って別の高校になんてことは簡単にはできません。ある意味「退路を断つ」のです。それにより「覚悟」が決まり、出来ること、やらなければいけない事を最大限にやるようになるのだと思います。昨年、中学記録を打ち立てた選手、高校でさらに記録を伸ばしています。全ての人に当てはまるかどうかは断言できませんが、ここの「覚悟」は大きなモノがあると思います。
何度も選手には話をしています。うちに「陸上競技をやりたい」と思って入学してきた選手はいないと思います。そこを求めて学校を選んだわけではないでしょうから。しかし、どうせやるなら強くなった方が面白い。一つの事に一生懸命やった方が面白い。それだけは間違いのない事実です。何かを選べば何かを捨てなければいけない。トレードオフの関係が存在します。泥臭い練習も必要になるでしょう。強くなりたいのであれば「楽をしたい」という部分は捨てなければいけない。
かなり話をしました。あとは選手がどう感じてくれるかだと思っています。