kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

模索

2015-06-26 | 陸上競技
木曜日、期末考査開始となりました。なかなか練習時間の確保はできません。前の記事に書いているように割り切っていますから「トレーニング重視」としました。時間的に何ができるか分からない部分がありますから。

2時間考査後に練習開始。ダイナマックスとシャフト補強。ダイナマックスは60mで実施。通常はもう少し短い距離でやるのですが「トレーニング」の中に「走る」という要素を入れていくようにしました。鍛えながらも走る要素を入れていく。これまでは「トレーニング」が独立している感じがありました。走りを意識する、重心の移動を意識するという部分はやっていましたが細かいことよりも「とにかく走る」みたいな練習を入れていくことで変わっていくのではないかと思います。もちろん、なんの確証もありませんが(笑)。

シャフト補強も同様。トレーニングを行った後に「走るための動き」をひたすら取り入れました。シャフトだけでもしんどいのに更に・・・という感じですが。それでも2か月前初めてシャフトをやり始めたときは「ほうき」でやっても1時間半くらいかかっていました。それが今ではシャフトで行っても40分程度に短縮できるようになってきました。目標は30分です。それでも新しい取り組みを始めたので普通のシャフトよりはきついかなと思っています。意識的に走りにつなげる部分。これを見極めながらですかね。

ダイナマックスからシャフトに移るときに全体を集めて話をしました。「やりたくても出来ない者がいる」という認識は全員が持たないといけません。「やりたくない者」はどちらでもいいと思います。言い方が悪いでしょうが。今、一人練習をしたくてたまらないのに足を痛めて練習が出来ない者がいます。遠目で見ているとひたすらできる補強をやり続けています。本当はやりたいのだと思います。それでも出来ない。我慢をしています。実際に練習ができる者、「練習するのが当たり前」という感覚になるのです。だから「きつい」という部分が出てくる。もちろん、本当にきついのですが(笑)。

強くなるための練習ができるというのは本当は幸せなことだと思っています。それが「やらされている」感覚の中では「きついことをやっている」と思います。練習をすることができるというのは幸せだと思います。「やりたくてもできない」という状況を経験すると練習を再開したときに一生懸命になれます。周りがやっているのに自分だけできないというのはかなりストレスだと思います。我慢しないといけない。

こういう時には「走れるようになったときに前よりも必ず強くなった部分を作ろう」と話しています。体幹しかできないのであればそこをきちんと強化する。偏りがないようにバランスよく練習する。そうやって前よりも強くなるのです。走れるようになったときに安定して力が出せるようにする。急激に練習量を増やすことはできませんが、長い目で見てできることを最大限にやるのです。これも最後は選手次第。強くなりたいと願う者には最大限の援助をしていきたいと思っています。

量を増やしていますがトータルで1時間ちょっとでできました。まだまだ短縮できますが今はこれで十分かなという感じです。以前のようにサーキットをやっていませんからそういう要素も練習の中に取り入れていきたいと思います。全身持久力という部分も入れないといけない。やることはたくさんあるなと感じています。

少しずつですかね。
コメント
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