kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習3日目

2017-03-30 | 陸上競技
宮崎生活3日目。内容が濃い(笑)。充実した時間を過ごさせてもらっていました。先生方のエネルギーとタフさ。すごいです(笑)

3日目、この日の午前中は日本陸連、男子短距離の公開練習を見学することになりました。普段なかなか見ることが出来ないトップ選手の走りやスピードを目の当たりする。それだけで刺激を受けることが出来ます。

朝練か6時半からなのですがその時間帯には既に見学者がチラホラ。今回の日本陸連合宿、第3競技場です。我々の合宿はメイン競技場、日本代表は第3競技場(笑)メインは結構自由に使える。専用使用という考え方はないみたいです。もうすごく自由(笑)。毎日が驚きの連続。前回まではmysのグランドで練習させてもらうことが大半だったので施設を使うと県民性というかシステムの違いに衝撃を受けます。

9時から練習開始。10時前からは日本代表の練習見学。1時間程度身体を動かしました。最初少しダンスをしていました。mysオリジナルダンス。うちの子達も入っていましたがオドオドする(笑)。乗り切れません。元々積極的なタイプではないので簡単ではないと思いますがこういう場面だしっかりと乗れるようになってもらいたい。その後補強。

練習見学。色々と見ても良かったのですが実際の動きやアップなどは国体などでじっくり見ることが出来ます。選手はなかなから見れないかもしれませんが私は良いかなーという感じでした。ある意味贅沢。

そう思っているとtks先生が施設案内をしてくださるということに。本当に広い敷地です。その中に様々な施設が点在しています。全ての施設を車で案内してもらいました。詳しくはネットで見てもらうと良いと思うのですが。いや、広大な敷地の中に野球場が2つ、自転車競技の会場が1つ。プールや武道場、ソフトボールが出来るグランドが7面?。室内ソフトボール会場が1つ。広大な土地の中に多くの施設がありました。

その勢いでサーフィンの盛んな海まで連れて行ってもらいました。いや、沿岸はサーファーの車で埋め尽くされていました。すごい風景。そこからさらに青島という観光名所へ。鬼の洗濯岩と言われる場所に行きました。





水平線。何も見えません。瀬戸内海を見て育ってきました。これほど広い海を見ることはありません。はるか遠くまで何もない。絶景でした。

一旦競技場に戻りました。なかなか練習も進まず選手達は若干飽きていました(笑)走り自体を見ることはほとんどない感じでしたね。それでも空気感は味わえたのでは。午後からのことがあるのでこの辺りで見学を終えて昼食へ。私は宮崎名物を食べに行くことに。



名物辛麺。以前岐阜で食べたベトコンラーメンと言われるラーメンと似ていました。麺は韓国麺のような感じ。こんにゃくが練りこまれていました。ニンニクやニラが大量に入っている。私は3辛にしました。辛いけど美味しい。めちゃ美味しかったですね。

練習が始まるまでに自分でブレスケアを買いに行きました(笑)一応気は使いますからね。

午前中は宮崎を堪能しました(笑)
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練習2日目2

2017-03-30 | 陸上競技
やはり途中からblog更新する時間が確保できませんでした。まーそこがメインではないので。練習で何を感じるのか。ここですね。書いておかないと忘れてしまうのでそこが最大の課題なのですが(笑)

午後、ここからはリレーが中心のメニューになりました。最初にDMなどを使ったアップ。でミニハードルを使ったもも上げ。狙いとするピッチを繰り返すものです。これは面白いなと。スピーカーを使ってある一定のリズム合わせで音がなります。その音に合わせて動きます。前任校でも少しだけやったのですがこの辺りのことを利用しながらトレーニングしても面白いかなーと。

ミニハードルを置いて少しずつ距離を伸ばしていく。当たり前の話ですが距離が伸びればピッチが落ちます。落ちないようにするために音を利用する。これにより身体に目指すリズムを覚えこませる。この練習を何段階かに分けて行いました。

うちの選手と少しずつ話しながらやりました。選手が動きに対して疑問に思うこともあります。普段はスティックでやるのでミニハードルになると感覚が違うのだと思います。「足を回す」という言葉だけを考えると実際にやるイメージと変わってきます。足を回す動きはやっていません。この辺りも考えながらですね。不足分や選手の迷いはこちらでフォローしていけば良い。そう思います。前で動かす。更には接地ポジションを作る。ここをどうするか。

そこからはバトンパス。直線を用いての練習です。このパターンはうちの練習でも良くやります。というか、走練習の時には常にやるという感じだと思います(笑)。こういう練習を見ると自分がやっている練習の方向性は間違っていないなと感じることができます。

ノーマークノーボイスで。うちでも時々やりますがここまで徹底してやることはありません(笑)。スプリント練習にするために幾つか注意点があります。渡すことだけが目的ではない。短い距離を中心にですね。最初は短い距離で受け渡しの確認。終わってからは距離を伸ばして。競争形式で実施でした。これもうちでやるパターンに近い。しっかりとやって終了。

夜はミーティング。各自の自己紹介。チーム全員が前に立ち専門種目と自己ベストを話しました。うちは事前に目標も口にするように指示していました。思うように話せた者、話せなかった者それぞれです。うちにとっては全く知らない人たちの前で話をすることになります。かなりのプレッシャーです。私もあちこち出かけていますが必ず話をして欲しいという場面が出てきます。一言二言話して終わりますがやはりプレッシャー(笑)。もっともっと自信を持って話していかなければいけないと思いますね。

更にはtks先生の話が。相撲の話から始まりました。新横綱が15試合ある取り組みの中で12連勝。13試合目で負けてしまった時に肩を痛打。報道では全治3ヶ月。それでも翌日の取り組みに出場。相撲にならず一瞬で敗北。12勝2敗。最終日の取り組みは13勝1敗の相手。勝たなければ優勝はない。とても力が入る状態ではないのに切羽詰まった状態。

左肩が動かない状態で勝利し13勝2敗。優勝決定戦へ。この取り組み手で勝った時点で奇跡という感じでしたが最後の最後の優勝決定戦でも勝利。涙が流れるほどの優勝でした。

勝てるかどうかわからない。でも諦めない。

tks先生の教え子のkyy選手。高校2年生の日本ジュニアで優勝。その翌年はインターハイ、国体、日本ジュニアで3冠。私がmysに興味を持ったのがこの年。100mHのワンツーフィニッシュからでした。今回の合宿ではそのキッカケをくれたkyy選手と色々と話ができました。

話が逸れましたがそのkyy選手の話。高校歴代2位の記録を持って大学に進んだが大き流れるほどの故障があり思うように走れない。手術をしたそうです。どん底から何年もかけて這い上がる。全国決勝の舞台に戻ってきてそこからもう一度日本一を目指して社会人選手として取り組んでいる。今でもベスト記録は高校3年生の時のインターハイの記録。7年間更新できなくても「必ずやるんだ」という強い気持ちを持って進んでいる。

やり続けることです。諦めないことです。これが結果に繋がる。冬季練習で怪我をしてしまった選手もいるだろう。思うように結果が出せない選手もいるだろう。高校時代、諦めてしまったそこで終わってしまう。必ず強くなるんだ、結果を残すんだと限られた時間を大切にしていく。強い想いがあるかどうか。

そんな話でした。心を打たれました。

その後、チームミーティング。いや、私も真面目にやりました(笑)。今回の合宿の中間点での振り返り。話をさせました。Nが「去年力が出せなかった。諦めずにしっかりとやればきっと結果が出るというのが心に残った。」と話していました。大きなことですね。

その後は先生方と色々な話ができました。私的にはこの時間がめちゃめちゃ貴重。ありがたいことです。

中身の濃い1日でした。また書きます。
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