kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何も変わらず

2019-03-04 | 陸上競技

土曜日。卒業式を終えて翌日。通常通りの練習としました。NMが来ていないのもありました。これまでは来るのが日常風景でしたが。こういう部分をしっかりと受け入れていかなければいけません。やるべきことはやる。それぞれの役割を果たしながらですね。

練習前に少しだけ話をする。感じ取ってもらいたかった部分についてだけ補足。「同級生の存在」について卒業生がふれていました。この部分は理解しておいてもらいたい。2年生は1人のみ。この状況で「支えあう」というのはできません。そうであれば個人で負担をするのではなく全体でしっかりとサポートする姿勢を保たなければいけないと思います。1年生が2年生にどう関わるか。

練習に関してはバランス系から体幹強化サーキットへ。久々に車系の練習をしました。やはり定期的にやっておかなければいけません。以前から倒立系が得意だったToに「倒立歩行をやってみれば」と投げかけました。実際にやらせてみると思った以上にできる。補助がなくてもできます。なかなか女子で倒立歩行ができるというのは少ないと思います。こうやってバランス系の練習を取り入れていくことで変化がある。全員がここまでできるようになれば理想。これをスプリントに生かしていければと思いますね。

この後は通常通りに進めていきました。ハードル系の練習をやってからスタート5歩。トーイングも実施。暖かいというのもあったのでしっかりと走っておきたいなと。バトンと合流走を実施しておきました。

軽く補強も。セランバンド歩行とプレート補強。更にはDM腹筋を。DM腹筋は股関節も使います。これをやった後にSaの走りがかなり良くなっていました。話を聞くと「前半練習は股関節が上手く使えていない」が後半になるとしっかりと走れるということでした。アップの方法についてもう少し考える必要があると感じました。

通常通りの練習。ここに慣れてしまう。それは選手がではなく私自身がです。このようなことでは走りは変わりません。その時その時に「どうすれば走れるのか」をもっと見極めていかなければいけない。走れるようになるかどうか。どの部分を使えれば走れるのか。ここは選手の感覚を確認しなければいけないと思っています。

先日からの練習で「前半練習」の時に身体が動かないというのがあります。それが「後半練習」になると走れるようになる。この「差」は何か。動きの確認ができないから走れないというのではない気がします。何か明確な理由があるのではないか。ここはしっかりと精査する必要があります。選手の話を聞きながら対応を考える。もう一度陸上競技についてしっかりと考えたいと思います。

バリエーションT走をやってから120DM-90m-60mを。段階的に走りを作っていって最後にまとめる。バリエーションT走の時にSaがかなり走れていました。きちんと走れれば面白いと思います。こうやって少しずつ力をつけていく。不器用ですが地道にやっていくと必ず結果につながると思います。上述のように「前半走れていない」というのであればそこにどのようにして対応するか。

人数が何人であろうがやることは変わりません。陸上競技が好きでグランドに来てくれる選手がいる。それだけでありがたいですね。あれこれ言わずに「競技が好きだ」という選手と一緒に練習ができるというのは幸せなことだと思いますね。

色々と思うことがあります。やっていきます。

コメント
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