月曜日。この日は朝からかなりの雨でした。通勤の時は前が見えない感じがありました。雨が降ると普段よりも寒く感じます。通常であればいつもこれくらいの気温なのだと思います。普段よりも暖かかったのでこれまで以上に「寒さ」を感じますね。
この日の練習は考査期間なので1時間としていました。シャフトをやってから基礎ドリルⅠⅡを実施。時間を省けるところはできるだけ省いて。動きが崩れるのは避けたい。が、優先順位としてはしっかりと身体を動かすことかなと。このあたりのバランスも難しいですね。
合間にkbt先生と話をしていました。この冬の間にどれだけ「身体作り」が進むかについて。この考査期間中、練習に関しては「最低限」のことしかできません。筋力は上がるのは時間がかかりますが落ちるのは比較的早い。3年生が2週間のブランクで練習を再開していますが、「筋力が・・・」と嘆いています。かなり時間をかけて身体作りをしてくれていました。身長もあるので身体を動かすのに必要な筋力の確保は絶対条件です。この考査期間にどれだけ「筋力低下を防げるか」というのは大きいと思っています。
この日の走練習は「周回走」としていました。時間の関係で往復走にしようという話になっていましたが、長距離が「取材」と「ポイント練習」になっていました。ysz先生は「走っていいよ」と言ってくださいましたが、迷惑をかけるのは良くないなということで「周回走」にしました。60m走ってから40m歩く。それを短短は3本、短長は5本です。短短が3本走ると300m地点まで行きます。そこから3分のREST。200mを歩いて帰ってくるのがぎりぎりという感じでしょうか。短長は5本行くとちょうどスタート地点まで戻ってきます。ほぼ休めないですが(笑)
「周回走」という形になったので1セットごとに内側と外側を入れ替わるようにしました。カーブの分の有利不利が生まれるからです。2人1組または3人1組で競争。手を抜けないというもあります。何度か話をしましたが「学内で勝つ」というのは必須です。ここで勝てなければ学外の選手と競争すると間違いなく勝てません。「負けても仕方ない」という感じで走っているとやはり力は上がりません。常に競争意識は持ってもらいたい。そこができて初めて次の段階に進みます。
終わってからシャフト補強を1セット。かなりの差が生まれます。終わってからすぐに動く選手ときついので自分のペースで動く選手。しんどいので遅くなるのは分かります。が、それでも早く行動する意識は持ちたい。「追い込んだから」というだけではなく次に向けての時間は自分で作るしかないと思っています。
最後に「時間」について。この日は1時間でという流れでしたが少しオーバーしました。本当に量が多かったのか。実際は1時間でできたと思っています。移動時間や次の行動への時間がもっと効率よくできれば終わっていたと思います。この世の中で平等に与えられているのは「時間」です。24時間という時間は誰も変わりません。その使い方は各自で違ってきます。練習が終わってから帰るまで。終わってダラダラ話をしていたら「勉強」の時間が減ってしまいます。「勉強する時間がない」というのではなく「他のことに時間を使っている」だけなのです。
練習をする。その分、他の人よりは「勉強」に充てる時間が減ります。それをどのようにして補うか。また、いつもと比べると「補強」の時間は減ります。勉強の合間に少しずつ「時間」を作って「補強」をする。何もやらないでぼんやり休憩時間を過ごすよりは間違いなく有効な時間の使い方です。「やる」「やらない」はそれぞれだと思います。が、間違いなく「補強」の時間は少なくなるのでやるほうがいい。それは今だけではなく「先」を見た行動になります。
この話、寮生に聞いたら「覚えていない」という(笑)。なかなかです。「話をする」ことで一回で伝わるとは思いません。聞いたときは「なるほど」と思ったそうですが、寮に返って確認をしたら「なんだったっけ?」という感じでした。やはりしつこく言い続けることは必要だと思います。自主性を重んじるという部分もありますが、ある一定水準に行くまでは手助けが必要だと思いますね。この日も舎監だったのでもう一度その話を最後の点呼の時に行いました。手がかかりますが。
そんな感じで月曜日でした。あとはぼちぼち。