kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

補強をしながら考える

2007-07-19 | 陸上競技
 今日は約束通り補強でした。本当はラダーもやろうと思っていたのですが、近所の中学生が間違えて持って帰ってしまったみたいでできませんでした(笑)。地面に線を引いてやりました。「なーんだ、無くても大丈夫じゃん」と思ったら、よくよく考えてみるとやっていくうちに線が消えていくんですよね・・・。当たり前ですが道具って偉大だな~(笑)。その前に線引いたら消えるくらい気付って話ですが・・・。

 補強はひたすら。こちらも某テニス部が以前買い込んだメディシングボールをいくつか借りた(もらった?)ので今までの倍くらいに増えました。昨年の冬の県合宿で危うくいろいろな先生に奪われそうになった(そんなに部員いないから必要ないやろ?と言われて)メディシングボールですが守っていて良かった(笑)。贅沢を言えばもうちょっとあると良いのですが(それでも10個位あるので十分)。たくさんあるのでメディシングボール利用の補強をやりました。反動を使うような補強をしたかったので色々やりながら効果ありそうな内容を実施しました。普段の練習では上手く鍛えることができない部分なんかも効果的にトレーニングできた気がします。先日kida先生と「補強」について少し話したのですが、私は結構(?!)好きなのでかなり時間をかけてやります。地味なトレーニングが多いので「飽きないように」実施するのが好きです。楽しみながら鍛えるという感じでしょうか。以前他の部の先生に「一番大事なトレーニングを笑いながらやるのは許せん」と言われました。確かにそういう部分もあるのかもしれませんね。ウエイト系もかなりやるようになりましたが、やはり補強が大事だと思っているので時間をかけていかないといけません。強度が強い練習の後はどうしても補強ができませんが、夏休みは少し時間があるのでこちらもしっかりとやっていきたいですね。うちのウキョー↑は補強の部分もかなり入っているので普段からやっていると言えばやっているのですが、不足する部分が多いのでバランス良く取り入れていきたいですね。

 一時期に比べたら少し補強が減ったかもしれません。限られた時間の中でどこまでやるのかは難しいですね。股関節周りの補強はアップの中に導入しているので少しは補えています(と思っています)。こちらも「鍛えている」という意識よりも感覚作りの中に自然に入っているという感じでしょうか。「補強!!」という感じでやるのとはちょっと違うのかもしれません。いろいろな動きをやりながら鍛えていくことも必要かな。結果的に鍛えられているというのが一番の理想。もう少し時間をかけてこちらも考えていきたいですね。メディシングボールの補強はまたどこかで利用したいですね。反動を使った補強をしっかりとやっていきたいと思います。

 メンタル的な動きは色々あります。これを本人達がどこまで求めていくか。何を目指すのか。サポートしてくれる人たちにどれだけ感謝していけるか。いろいろな要素が関わってきます。しっかりと考えながらすすみたいですね。
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どれだけ本気で聞くことができるのか・・・

2007-07-18 | 陸上競技
 今日は練習開始時は会議で遅れていったのでどうなっていたのかは不明ですが、またちょっと新たな試みをしてみました。前から思っていたのですが「あまり意味がない」と思っていたことに対して、強行的に別のことをしてみました。練習の一環に新たな試みを入れてみます。今までよりは100%効果があるでしょうね。

 私が行ってから数分後に呆れる。走るための準備ができていない者が2名・・・。練習に参加させる必要はありませんね?!「忘れた」ことに怒っているのではない。私が「こうした方が良い」と言っているのにも関わらず、準備をしないことに対して呆れているだけです。こちらがどれだけ言ってもやる本人達がその意識レベルでは間違いなく効果はありません。走らなくて良いといって放っておきました。「すみませんでした」と謝りに来ましたが、謝られる理由はありません。こちらが求める最低レベルの事を理解できないのに、これから先の指導は「意味がない」と思っただけです。「たまたま」忘れただけかもしれませんが、他の者は「走るための準備」をしているのに2人だけできないというのは「本気度」の違いなのでしょうか??一昨日のblogに書いていますが「雰囲気を悪くする者」をずっと抱えておいてもメリットはありません。「教育的配慮が無い」と言われるかもしれませんが、だったら「一生懸命やっている人間」への配慮はどうでも良いのかって話になります。この辺りが「妥協しない」と宣言した昨年との違いですね。

 本練習は少しずつ慣れてきているかな。もちろん、走っているので疲労もたまる。いつもいつも絶好調ではない。その中でどれだけ走ることができるのかっていうのは非常に大きいですね。いろいろな対策を打ちながら対応していますが、1年生は疲れが蓄積しています。当たり前です。それをどのようにケアしていくのかが課題ですね。それぞれが「苦しみ」を抱えている。それをフォローしていくことのできるチームとなるかどうか。以前より走れるようになって「涙」を流す選手の気持ちを考えることができるか?先週よりも走れなかったとはいえ決して悪いわけではない。最後の最後に並ばれた事への悔しさか、自分自身への怒りか・・・。「自分の心」と向き合いながら「納得できない」選手はどうすればいいか・・・。各自がしっかりと考えていかなければいけません。チームとして成長してきていますね。

 積極性を出すことで効果も変わってきます。いつも言うことですが「自分たちのやるべき事」をやっていくことが大事。本当はもっと力が出せたのに・・・では意味がありません。2年生は手本と意地を見せなければ行けない。先週と比べ少しは走れていたので安心ですね。2年生の意識レベルは話をする中で分かってきました。あとは男女関係なく1年生がその姿を手本とするか「他人事」として見るかです。1年生が強くなればそれ以上に2年生が強くなる。その辺りをもっともっと出していく必要はありますね。

 慣れてきてもう少しスピードを上げることができれば面白いと思います。まだまだ導入段階ですから。慣れるまでもうしばらく時間はかかると思います。練習内容よりも「意識」を変えることに労力を使ってきましたから、やっと成果が出てきてのかな~という感じを受けています。それぞれが持つ「課題」に対してどれだけ本気で取り組めるか・・・。見ていきたいですね。
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少しずつの前進…

2007-07-17 | 陸上競技
試合を終えて、通常通りの練習を再開しました。昨日居残り組はタイヤ引きをやっています。マネージャーに完全に任せていたのですが、場所がない中で何とかやってくれたみたいです。この辺は助かりますね。誰かが見てくれないとまだまだできない可能性があるので…。随分できるようになってきたとは思うのですが、やはり1年生だけでは不安が残ります。まー時間がかかるとは思いますがチームを作っていきたいですね。

あらためて感じているのですが、今のチームはかなり多くの方々に支えていただきながら進んでいます。私がこんな性格なので、周りの人が「おいおい、大丈夫か?!」と気にかけてくれます(笑)。私は私なりに考え、それでも納得できなかったり、疑問が出てくれば色々な方に質問をします。その中で見えてくるものがある。そうやって少しずつ成長していくのかな。30歳ですがまだまだ学ぶべき事は山ほどあります。今日も練習をする中で様々なやりとりをしながら「こういうポイントがある」とか「こんな伝え方の方が良い」という発見がありました。近くに意識の高い指導者がいて、サポートして下さるのは私にも選手にもプラスですね。

練習自体は少し身体が動いてきました。そんなもんでしょう(笑)。 大会中は負荷が少ないので少し疲労が抜けたのかもしれません。まー明日また疲労するので一時的なものですけどね(笑)。筋力が確実に上がって来ているのを確認できています。まだまだ先は長い。地道に取り組んでいきますか…。
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高いか、安いか

2007-07-16 | 陸上競技
日程変更により、100mが今日に替わりました。今回は「記録」を出すことより、「何か」を感じることが大切だと思っていました。もちろん「記録」が出ることに越した事はありませんが、先週からの練習内容から考えて「ベスト記録更新」は難しいのは確か。悪い中でもどれだけ走れるかが大切でした。
月曜や水曜の走りを見る限り力がついて来たかな~と感じる内容でした。疲れているとはいえ、ベストに近い走りができるんじゃないかと考えていました。しかし、甘かった。思った以上に「疲労度」が高かったようです。こちらの想像以上でした。「力を使い切る」「高いスピードを出す」事を目標にやってきたので、かなり負荷が大きかったみたいです。大会での走りに「キレ」は全くありませんでした。

大会が終わって学校に戻りミーティングをしました。今の状態の話をしました。新しい形でトレーニングを初めて1週間。慣れるのに3週間はかかる計画を組んでいます。ある程度は仕方ない結果だったのかもしれません。だったら参加料を払って大会に出る必要は無かったのではないか?という話になるのですが、これは全く違います。大会の中でしか分からないことがあります。1000円というお金が高いか安いかはこれから先に分かることです。私なりに「ポイント」になるものをいくつもつかめた気がしています。この大会に出ていなければ「甘さ」や「改善点」にも気付かなかったでしょう。

加えて「今からの課題」についても話をしました。どこまで伝わるのかわかりません。あれだけしんどいことをさせられて、大会での結果がイマイチだったら納得はできないかもしれませんね。しかし、長い目で見たとき、きっと今回の結果が生きてくると思います。練習で感じている部分が本当の力になってきたとき、自然に結果はついてくるでしょう。
自分達の取り組み方や考え方について見直すきっかけにもなったはずです。何を改善していかないといけないかは、こういう機会がなければ分かりません。「もっとこうしたほうがいいんじゃないの?」という話はしましたが、最終的にやるのは私ではありません。信じるも信じないも選手次第です。

昨年と同じ事だけは繰り返したくない。強く思っています。以前に比べたら良くなってきているのは確か。別のパートで雰囲気を悪くする者がいるみたいですが、全員が嫌な想いをして我慢する必要はありません。短距離パートにそんな人物がいたら辞めてもらいます。意味がないし、他の者に迷惑をかけ不快な想いをするなら部にとって何もプラスにはなりません。

「嘘」をついてその場をやり過ごして、試合で良い結果を出そうなんて甘すぎますよね?!そのことに何か意味はあるのか??理解できません。以前から私をイライラさせていましたが、ここまでくると無理でしょう…。これを見てうちの選手が何を感じるか??何を目指すのかを考えなければいけません。

2日間で考える事、得るものは多かったと思います。普通に練習するだけでは分からないことがたくさんありました。これを次にどうやって結び付けていくのか?この辺りが課題になるでしょう。

「記録」はたいした事ありませんでしたが、「収穫」はかなりあったと思います。次につなげていきたいですね。
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大会でしたが…

2007-07-15 | 陸上競技
大会でしたか、結果は散々でした(笑)あまりにも遅くて驚きました(笑)金曜日に遠慮なくウキョー↑をしたのでうまく動かないかな~とは思っていましたがここまでとは…。もちろん、それだけが原因ではありません。練習の勢いが全くありませんでした。練習メニューを見てもらったら分かると思いますが、テストが終わってから1週間ひたすら追い込んできています。調整練習とかの話ではありません。国体に引っ掛かることはないので、大会では「何か課題が見つかればいいな」という位置付けでした。

練習の力は出せていません。大幅自己ベストを出したみさとの動きですら「全然動いていない」と感じましたし、本人も「身体が重い」と言っていました。選手には「400を3本とリレーを3本走ったと思って走ること」とあらかじめ伝えていましたが、やはりしんどかったようですね。しかし、追い込んでいたからといって結果が悪すぎます。逆にここから「課題」が見つかりました。「転んでもただでは起きない」というよりは「転倒したのだから何か収穫がなければ」って感じですね(本当に転倒した人もいるみたいですが)。

1年生はまだまだ経験不足。ウキョー↑をやり始めて1ヶ月半、身体が適応してきている段階です。まだ時間がかかります。シマジローはスピードが不足している部分が大きいかな。随分ついて走れるようになってきているので、秋には200でもベスト更新を狙いたいですね。みさとは…。生まれて初めての決勝進出というのを完全に忘れていました(笑)最近の練習の様子から「結構走れる選手」と勘違いしてました。2ヶ月前は14秒7だった(笑)。まーこれも経験ですね。自力で越えていかなければいけません。

2年生は結果だけみたら「最悪」ですが、収穫はあります。それも大きな。意識の変化を感じる事ができる部分がいくつかありました。どのように対応しなければいけないかを考えてもらおうと思います。こちらは明日の100mで14秒かかるくらい悪かったら本気で考えます。今日のタイムからすれば100が14秒台のレベルの選手です。本当にそれだけの力しかないかどうかは明日の判断ですね。かなり走れるようになっているとは思うのですが。こればっかりはわかりません(笑)

なかなか思うことがあった1日でした。日誌に選手が何を書いたか…。これで何も考えていなければそれまで…。考えていれば先が見えます。

しかし暑かったな…。砂場は結構キツイことが判明(汗)明日筋肉痛じゃなかったらいいな…。
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台風は何処へ?!

2007-07-14 | 陸上競技
夜になり台風がかなりズレました。しかし、どちらにしても大会は無理だった気がしますね。昨日の時点である程度予測はついていましたが、今日の10時に中止が決定したみたいです。実施と言われても間違いなく記録は期待できませんでしたし、早い段階で順延を決めておいたほうがみんながバタバタしなくて済んだきましたが…。今更あれこれ言ってもどうにもなりませんが…。

時間があったので少しゆっくりしました。「考えること」についての本を読みました。その中の一部を紹介…。
「多くの大人は、子供よりも先に生きているから、自分の方が人生を知っていると思っている。…。彼らが知っているのは「生活」であって、決して「人生」ではない。生活の仕方、いかに生活するかを知っているのを、人生を知っているとことだと思っている。せして生活を教えることが、人生を教えることだと間違えているのである。…。
こういう基本的名ところで大間違いをしているから、小中学校で仕事体験をさせようといった愚にもつかない教育になる。株を教えたり商売の真似事をさせたりしているらしいが、そんなことは社会に出れば、ほっといたって学ぶことだ。生活に必要だからである。しかし、生活の必要のない年齢の子供が、生活に必要なことを学ぶ必要がどこにある。生活の必要のない年齢には、生活に必要のないことを学ぶ必要があるのだ。それはこの年齢、このわずかな 期間にのみ許された、極めて貴重な時間なのだ。生活に必要のないことは、人生に必要なことだ。すなわち、人生とは何かを考えるための時間があるのは、この年代の特権なのである。」

今年の2月に亡くなられた池田晶子さんの「人間自身~考えることに終わりなく~」からの引用です。難しいですか?
商売の真似事なんかはしなくてもいい。生活(自分でお金を稼いで生きていく)ときに自然に身につく。それ以外の事を学ぶことのできる限られた時間が「学生時代」だと…。全くの同感です。だから、部活や特別活動は大切だと思っています。そのなかで「人生に必要なもの」を身につけることができると信じているので。もちろん国語や数学も大切ですよ。物事を考えるための「材料」になりますからね。今やっていることの「意味」を自分なりに考えています。そうやって考えることで「何か」が見えてくるから…。

有意義な時間だった気がします。明日は風が吹かないことを祈ります。
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台風が…

2007-07-13 | 陸上競技
どうも台風が接近しているみたいです(*_*)雨が降ります。昼の段階で「14日の15時に山口に最接近」と言っていたので、命をかけて100m走りに行くのは止めました。そこまで無理をして100mに賭ける必要はないので…。秋に100mで狙うなら無理をする必要もあるかもしれませんが、「12秒台」が出たらいいなという気持ちと「スピードレベルの確認」としての位置付けだったので選手と相談して諦めました。
結局は夕方に最接近と時間が少しズレましたが、それでも危険ですよね?!大会は「開催」されるという話ですが、明日は役員もないので家で待機することにしました。

「明日全く動けない」という予想の下、どうせ動けないなら「走れない状態でもいいや」という発想で普通にウキョー↑しました。出場しない者もどうせ明日は休みです。しっかり身体作りをしたほうがいいやって感じです。2日連続でレースがあると考えていたので「今日は刺激を1本入れてお終い」にする予定でしたが、「もっと先」を見ることにしました。選手も理解してくれているはずです。

ウキョー↑を本格的にやって走れるコンディションでは無かったのですが1本だけ走りました。どんな状態でも「走れない」と思ったら走れるわけがありません。身体がそういう風に反応してしまいますからね。何故走ったのか…。「ずっと先」のためです。やっと求める意識に近づいてきた感じを受けます。力がついてきているかな。

色んな事があって「選手の素直な気持ち」を聞くことができた。目指すところに向かうために意識の確認と私の気持ちを伝える事ができた。後ろは振り返りません。「想い」に応えるためにもやり続けないといけません。苦しい場面で何を思うか…。「弱さ」を素直に認めてそれを補っていくことの大切さを肌で感じている。「目指している所」がこういう雰囲気なんだなーとあらためて感じた。

先に進みます。それが今言える事です。追い掛け続けるためには止まれません。

明日は気持ちの整理かな。私の考え自体も整理しておかないと見失ってしまいますからね。しかし、本当に大会あるのかな…。台風くるよ…。
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自分と…

2007-07-12 | 陸上競技
いやー蒸し暑いですね。熱中症で倒れそうです。水分を取ったらそのまま汗で出て行くのでなかなか難しいですね。汗かきまくりですよ。

 今日の練習はひたすら補強。補強への取り組み方が少しレベルアップしたでしょうか。以前からかなりできるようになってきたのですが、「身体作り」への意識が高まってきている気がします。自分なりの「一生懸命」では不十分です。効果のある補強をしなければいけない。「頑張っています」だけではどうにもなりません。誰のためにやるのかをしっかりと考えて欲しいですね。

 ある人に「宣言」をしました。追い続ける・・・と。「見えない力」にどこまで近づけるのかわかりませんが、それでも追い続けることに意味があると思っています。
「届かない」と思っていて届くはずがない。絶対に追いつくんだ、追い越すんだ、そのために何をしなければいけないのかを考えていきたいと思っています。選手にもそのことは伝えました。どんな気持ちでこんな話をしているか…。

選手が口にした「有言実行」は私が実行するのではない。私は約束を守り練習は時間通り終わりました(笑)。次は?!意識レベルを上げるために何度も言います。チーム内で戦い続けなさい。自分に厳しくなりなさい。同じ練習をしているメンバーにどうやって差をつけるか?考えてみること!

進むんだ。みんなで力を高めあいながら…。
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勝負します

2007-07-11 | 陸上競技
 今日は久々に天気も良くホームグランドでの練習ができました。考えてみれば、まともにホームグランドで練習したのは3週間ぶりくらいかな・・・。

 最初に60mの加速走を実施。技術練習の意味合いもあります。しっかりとスピードを上げておいてメイン練習に結びつけるためにも、接地のポイントや中間への切り替えなどをしっかりと意識させました。この辺が自分たちでしっかりと意識できるようになると全く違うのですが。まーまーでしょうか。

 メインはひたすら走る。中途半端なスピードでは今のうちは変わりません。だったら思い切って「走るしかない」という判断です。現役最後のころ5×150mをスタブロから全力で、レスト5分で実施していてかなり自分の中の動きが良くなってきた記憶がありました。色々検討した結果、やはりこの手の練習を導入しようということに。今までも「爆発的乳酸蓄積」として実施していましたが、これからは定期的に実施します。走る選手はスピード負荷も高く良い練習になっていたと思います。この手の練習をやって今まで気づかなかった選手の「潜在能力」にも気づくことができました。男子は入れ替え戦があるので上のグループに上がるために必死。女子は力が接近してきているので少しでも「気持ちが負ける」と負けてしまいます。そのことに気づいて「後悔」する選手もいる。どうすれば強くなれるかを肌で感じてくれています。過去は変わりません。だったら次をどうするかです。負け続けて「悔しい想い」をするのに慣れてしまったらそれ以上の成長はありません。「もういいや」と諦めるのは簡単。でも、その時点で成長はストップです。この「想い」を全員が持ち続けることができるかが今の練習のポイントの一つです。

 最後に1本走りましたが、ハルが「意地」だけで競り勝ちました。こういう場面では強い。前半の負荷からいってどこまで走れるか分かりませんでしたが、まずまずかな。疲労した中で1秒3の間に4人が走れるようになってきたのも収穫ですね。kida先生に言われた部分はやっぱりそうでした。しっかりと追い込めたら「ベストは出ない」ですね(笑)。今までだったらこの状態でもベスト付近の記録をだしていたかもしれません。色々検討する中でこの手の練習にしてみましたが、ある程度の効果はありそうです。選手が前向きに取り組んでいる中でどこまで力をつけていくことができるのか・・・。

 ミーティングで「負けて悔しい」「次こそは・・・」だけでは、強くならないと話しました。「何故負けたのか」「勝つためにはどうすればいいか」を考えていくことが大事です。負けたからにはその「原因」があるはずです。それが分からなければ次も同じ事を繰り返します。男子は「入れ替え」を毎回行っていきます。その中で、自分のポジションをどうやって上げていくのかが大切。女子は4人しかいないリレーメンバーの中で「安心」していたら強くはならない。入れ替えがない「安定」は強さを生みません。だからこそ、チーム内でのポジションを意識させています。4番手が4番手で満足していたらそこで終わり。どうすれば3番手に勝てるのかを常に考えないといけない。そうやってチーム力が上がるのです。どんな状態であれ「負けは負け」です。ある選手からのメールに「同じ練習をしているのだから自分だけが強くなるはずはない・・・、周りのみんなも強くなっている。次は絶対に負けない。」というのがありました。この気持ちがある限りはチームは成長していくでしょうね。速くなるにはそれなりの「理由」があります。見せかけだけの「良い雰囲気」では無くなってきている気がする。それが今のチームの「武器」になるのかもしれない。

 いろいろなことが少しずつかみ合う歯車。ぎくしゃくしていた歯車はかみ合い始めた気がします。もっと上を目指したい。そのためには指導者も選手も必死で取り組まなければいけません。とにかく進みます。ひたすらに・・・。
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企業見学&考え方を成長させる

2007-07-10 | 陸上競技
テストも終わり、クラス単位で初めての校外研修の企業見学が実施されました。前回私が行ったときは1日かけて3つの企業を回りましたが、今回は午前だけで2社。もうちょっと日程に余裕があればいいなーと思いましたが、まー仕方ないですね。

まず最初に驚いた事が出発前に「靴がない」こと…。いつもランニングシューズを履いていたのでいつも通り来てしまいビビりました。あとはサンダルがありましたが、さすがにね(*_*)なんとか借りて乗り切りましたが、危なかった(汗)

1社目はJA周南。あまり関わりがないので、生徒は何をしているかイメージが持てなかったかもしれませんね。デイケアサービス等の地域に必要とされるサービスを提供しているのは私も知りませんでした。基本的に「地域に貢献」というスタンスがあって「お金を稼ごう」というのはあまり無い気がしました。社会人になって自分が生まれ育った街に何をすることができるかって大きな事です。取り組み方が明確でした。自分達がやっている事を自信を持って説明できるのはすごいことです。今高校生が「高校で何をやってるの?」と聞かれて何人が自信を持って答えられる事があるでしょうか?是非見つけて欲しいですね。それが自分を成長させてくれます。このblogを見ている高校生(うちの選手以外はいないでしょうが…)には「一生懸命になれること」を持ってもらいたいですね。

2社目は赤坂印刷さん。私自身認識が甘く、周南市の企業という位しか知りませんでした。話を聞いてみると日本の主要都市には支店があり、全国展開をしているとのこと…。驚きです。従業員さんの笑顔での接客や気遣いに「他者立場に立った考え方」の大切さを感じました。当たり前の事を当たり前にすることで相手に与える印象が違います。挨拶や笑顔の大切さをあらためて感じました。普段から話している事ですがやはり大切です。

雨がひどいので練習は半分諦め気味。一瞬止んだのでその隙をみて短い加速走を実施。選手はパッと気持ちを切り替える事ができません。「雨だから走れない」という気持ちになっていたのが、いきなり走る事になって集中が出来なかった部分を感じました。「仕方ない」といえばそれまでですが、それでは「今までと同じレベル」です。やるべき事はすでに示しています。そこに到達するために「やらなくて良い」ことはやらせません。「必要」だからやるのです。それを各自が理解して取り組まなければ何も変わりません。

少しずつ良い方向には向かっていますが、足りない部分がいくつもあります。「現状維持」なら今の意識レベルでも十分です。しかし、「夢」をつかむためには多くの「時間」を最大限に使わなければいけない。そのためには「まーいいや」は必要ないんですよ。その「甘さ」が最終的に「差」を生むのです。実際に走れば「違い」はあります。それを本物にするためには「考え方を成長」させなければいけません。
ウキョー↑ではかなり負荷をかけられるようになってきました。身体作りをしながら技術向上とスピードアップという「目標」を達成して勝負をしなければいけません。雰囲気が変わりつつある今だからこそ、厳しい事を言い続けます。誰のためなのかを選手が理解して欲しいですね。「怒られた」「注意を受けた」で終わるのではなく、「ここを変えなければ強くならないんだ」と自分にプラスになるように考えて欲しいですね。

この辺りが「次のステップ」のための鍵です。やるのは誰だ??
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