kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

木曜日・・・

2013-01-25 | 陸上競技
木曜日、この日は本当にバタバタ。朝からやることが多すぎて(笑)。4時間目から総合実践の発表となっていました。このための準備等に追われて・・・。また、日曜日に検定があるのですが授業で配布するプリントや勉強するためのプリントなどの準備がかなりありました。限られた時間の中でどう動くか??簡単ではありません。結局、時間の確保のために昼食が取れず・・・。そうやって時間を作る以外に方法はないのです。うーん、これでも今の仕事は傍から見ると「公務員って良いね」といわれるのでしょうか。特別良い部分はそれほどない気がしていますが・・・。

話がそれてしましました。発表会は下級生にも話を聞かせたいという気持ちがあったので授業変更をしてもらいました。最初から「聞くぞ」と思って参加している生徒がほとんどいない。当然といえば当然なのかもしれませんがこの部分の改善は絶対に必要です。「行けと言われたから行く」という感覚でしかない。3年生の発表の内容はかなり考えられていて良いものでした。一生懸命に考えて準備をしてくれたのだと思います。こういう部分の成長は著しいなと感じました。
同時に不足部分を突きつけられました。それは「プレゼンの方法」です。パワーポイントを使うことに頼りすぎ、発表原稿を読んでしまうというところが目立ちました。高校生ですからある程度は仕方ないと思います。しかし、私たちの指導の仕方によっては生徒たちの力をもっと伸ばせたのではないかという反省があります。プレゼンの内容に関しては自分たちが一番知っています。他の人たちは詳しく知りません。少し言い間違えても分からないのです。「原稿を読む」という形に頼りすぎると「誰がやっても同じ」になってしまいます。これは生徒に責任がるのではなく我々指導する側の責任だと思います。こちらの指導方法によっては間違いなくできていたはずです。

内容はかなり良いものができました。しかし、「伝え方」という部分の課題が残りました。この子たちから教えてもらうことが本当にたくさんあった気がします。私が教員として色々なことを考えることができるのは目の前の子どもたちから多くのことを教えてもらえるからです。同じことを見ても何も感じない人もいます。生徒のことを見ていたら何かしら感じる部分があるのです。それがエネルギーとなり自分が何をしなければいけないかを考えるようになる。大事なことですね。心から感謝したいと思います。

練習はトレーニング。私は課外のため1時間程度遅れてから参加。肌寒い中で練習でした。これは課題が残りながらも一生懸命にやっています。もうワンランク上の練習ができないといけません。甘さが出てきます。慣れてくると次第にやるだけの練習になっていきます。強くなれば強くなるほど自分の練習を大切にしなければいけないと思います。私が声掛けをしなくても自分でしっかりと取り組んでもらいたいと思っています。まだ波があります。この状況では大きな成長なく、通常通りのレベルアップにしかなりません。

良い部分もあればイマイチな部分がある。これは難しいですがやっていくしかないと思いますきっかけがあれば本物になるのですが・・・。

帰宅後、すぐに倒れるように寝てしまいました・・・。うーん、体力的な低下が著しいですね。
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しっかりと走る

2013-01-25 | 陸上競技
あまりにも余裕がなくて全くblog更新に届きませんでした。そんなにバタバタしていた記憶はないのですが気がついたら時間が過ぎ去っていた感じです。何なんでしょうか。記憶を手繰りながらでしか書けない事実。うーん、何があったかな(笑)

水曜日、検定を受ける選手でちょっと頑張らせなければいない者は朝練をしないで勉強をさせました。本当であればある程度自分でできないといけないのですが。かなり言い続けているつもりですが家庭での勉強がほとんどできていない感じがあります。もうひと頑張りしないと合格ラインには到達しません。こういう踏ん張りは競技にもつながってくるのですが。練習と勉強、なかなか一緒の事として考えられないようです。ここが変わらなければ競技面での大きな成長はありません。

午後は相変わらず会議。趣味特技の欄に会議と書けるんではないかというくらい会議があります。さすがにここまで続くと凹みますね~。仕方ないことなのできちんとやっています。当然ですが・・・。子供たちと向き合う時間の確保というのが一番の課題となるのかもしれません。大切なことは自分が何を思って子供たちと関わるかです。少しでも多くの時間を子供たちと共有することができなければ今の仕事の意味はないと思っています。難しい部分ですが・・・。

30分くらいで終わったのでそのまま練習へ。この日は走ることにしていました。そこまでの準備に時間がかかるというのがあるのですが動きの確認をしてその後スプリント練習にしようと考えていました。私が到着した時にはちょうどドリルが始めるくらいでした。ここ数日間は他の業務に追われて動きの部分を見ることができていません。少し見れるかなと考えていました。見てみるとやはり動きの感じが変わってきています。自分たちでやるという部分は大事にしたいのですが「やっているだけ」になってしまうと意味がありません。できるだけ多くの時間練習に割いていきたいと思っています。

ある程度練習が進んでいきフレキを使った練習へ。月曜日にやった練習が見ていてよかったなと思ったのでフレキと他の動きを組み合わせました。フレキとシザースの組み合わせが上手くいくとかなり進み始めます。走る走るの中で動きを作りたい部分があるのですがなかなか感覚が身に付きません。どうすればいいのか試行錯誤しながら練習を進めているのですが「良いな」と思った練習を少しずつ取り入れていきたいと思います。単純に「強豪校がやっているから良い」というわけではありません。なぜこの動きが必要なのかを考えながらやりたいと思っています。また、やっていてこれはなんとなくいいなと感じることがあります。それが上手くいくかどうかは分かりませんから選手の感覚に相談です。イマイチなものは継続しても仕方ないので廃止。思い付きの部分が多々ありますから(笑)。

この日はスタートも実施。休みの間に選手にスタブロを固定する杭を購入してもらっていました。これからは継続的にスタート練習を入れていきたいと思っています。動きを見ていると一歩目で上に抜けてしまう選手がいます・・・。少しスタブロの位置を修正しましたがそれにより後ろ足の運びが良くなりました。この動きが安定してくると抜群に良くなると思いますね。まだまだやることがたくさんあります。その後バトン走を行いやっと走練習へ。やりたいことを全部やっていると平日でも4時間以上は必要になるでしょう。うちのような「普通の学校」ではそこまでできません。7時前後を目標に進めています。この日は気が付くと6時20分を過ぎていました。セットを組む時間はありません(笑)。

もともと少しスピード練習にしたいと思っていたので短短は120m×3本でつなぎはwalk、短長は120m+60m+60mを3セットという変則的な練習にしました。短短は200mを視野に入れながらやっていましたから少し追込み気味にしていました。この日は少しrestを長く取って120mに専念。これはこれで結構きつかったようです。短長はほとんどレストなし。筋肉云々ではなく心肺機能への負荷が高くなりました。距離を踏むことも必要なのかなと思う部分もありますが、基本的には150mまでしか走っていません。問題はないと思っています。

短短、やっとそれらしくなってきました。この調子で行けば・・・と感じています。跳躍選手もこの日はひたすら走らせました。スピードレベルは高いところで安定してきています。スタート練習の際も最低レベルのスタートはできるようになってきました。「出遅れない」というのが最大のテーマです。今までは遅れすぎ。中間で10秒台の選手に追いついていたから何とか11秒0くらいまできたのですが、これから先勝負をしようと思ったらここは外せない部分だと思います。武器は中間疾走ですからここを忘れてスタートばかり改善すると良いことにはなりません。長所を残しつつ課題を改善ですね。女子の方は走れ始めました。1年生もやっと・・・という感じでしょうか。1年生エースがもうひと頑張りしてくれると戦えるようになるのではないかと思います。疲れてきてから3年生にやられました。3年生も本数が持たないタイプですがここ一番の強さはあります。せっかく一緒に練習できるのですから刺激を受けてしっかりと走ってもらいたいですね。

走練習がきちん積めました。こういう練習をしっかりと続けてもらいたいと思います。やるだけでは勝負できないというのは繰り返し言っています。どこまでこの話が届くかですね。最後は自分のこと。勝負するので顧問ではなく選手自身です。意識レベルの大幅な変化を期待しています。
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一日

2013-01-23 | 陸上競技
火曜日、この日は校内ロードレース大会が実施されました。私は大切な大切な(?)出張が重なっていてどうしても参加することができませんでした。雨が降れば順延になるので多少期待してた部分があるのですが朝には天候もある程度回復。問題なく走れる状況になりました。3年生の担任をしている立場としてはこういう生徒の活動の場を見ることができないというのが非常に辛い。最後のイベントともいえる内容ですから・・・。

ぎりぎりまで学校に残って生徒に声掛けだけはしようと思って朝は職場へ。朝錬の時間には部員に検定課外を実施。何が何でも合格させなければいけないと思っています。勉強さえすれば必ず合格できると思っています。今の時点で力が足りないのは本人たちの努力不足だと思っています。学校にいる間だけ勉強すればいいのか?そういう話ではない。ここができないから競技への取り組みも変わらないのだと思っています。強制的に勉強。面白くはないですがこうでもしないとやりません。「意識」の変化がなければ競技も変わらないのですが。

課外終了後、教室へ。生徒の半分も来ていない状況でしたが少しだけ話をしました。文化祭やクラスマッチではかなり活躍してくれました。が、さすがに今回は厳しい。クラス対抗なのですがどう考えっても上位入賞は不可能です。最後まで一生懸命に走ってもらいたいということだけ伝えておきました。かなり寂しい思いをしながら研修へ出発。

研修、法定研修です。ほんとうに、きちょうなじかんを、すごせました(棒読み)。価値観の違いというのはいかんともしがたい部分があります。こういう場で何を学ぶのか?常日頃から何を考えてどのような行動をしているかです。私は口ではかなり適当な発言もしますがかなり考えています。表面的な部分ではなく本質的な部分で考えているつもりです。誰のための教育活動なのかというところが自分を支えていると思っています。私は部活をするために教員になったわけではありません。給料を安定してもらうために教員になったわけでもありません。ここはわかってもらう必要はないともいますがもどかしい部分ですね。

練習自体は商業系の生徒以外は午前中で終わりだったので午後から。さすがにロードでかなりの距離を走っているので疲労困憊だったとのこと。ウエイトをやってから1時間程度体幹補強としました。このメニューは各自に任せるという形で。商業系は6時間目が終わる時間まで課外なのでその後同じメニューを。間に合うかなと思って戻りましたが5時には全員帰宅していました。残して少し勉強をさせればよかったと思いますが・・・。

やらなければいけないことが結構あったので必死に終わらせました。珍しく早く帰れるかなと思っていたのですが、投擲選手が勉強を教えてほしいと私を訪ねてきたので結局通常の時間まで居残り(笑)。まーそんなもんですね。頼ってもらえるということは嬉しい事です。面倒だからと帰る気にはなりません。まじめです(笑)。

これも1日です。なんとなく消化不良な1日でした。はい。
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雨の中でできる事

2013-01-22 | 陸上競技
月曜日、夕方から雨予報でした。朝の段階で動きをしっかりとやっておく事にしました。雨が降れば練習場所がなくなります。やりたい事を考えると朝やっておかなければ無理です。時間の制約はありますができる事は最大限にやっておきたいと考えていました。

検定課外が引き続き行われています。このため全員がそろいません。私も課外担当になっているのでこの日は最初練習に出ることができませんでした。そのため課外がない者は1時間フリーとしました。

今の時点で自分に不足していること、やらなければいけないことを自分で判断してやるようにと指示を出しました。私自身ここ最近思うことがあります。チームとして成長しつつある部分と物足りない部分が混在していて今のままだとある程度の所まではいくかもしれませんが間違いなく目標には届きません。取り組みの端々に甘さがあるのです。表面的な部分は変わってきていますが本質的な変化がなければ絶対に元に戻ります。検定勉強も取り組み方を見直す練習になると考えています。まだ甘さがあります。検定がない者は時間があると勘違いしてしまいがちです。時間をどのように使うのかを考えない限りは結果は付いてこないと思っています。

こういう話を午後の練習開始時にも話しました。意識を変えるというのは想像以上に大変なことです。変わるのを待つというのも一つの手段なのかもしれませんが、待つだけではあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。今までのやり方で何とか高校生になっているので取り組み方に問題があると感じない選手もたくさんいます。事あるごとに言い続けないといけないと思っています。これで選手から嫌われるならそこまで。人は他人から自分の苦手なこと、できていないことを指摘されるのを嫌います。自己防衛ですね。ここから目を背けずに自分の事を理解できるようになるとかなり変わってくるのですが。

練習は股関節周りの動きをやってドリルを。狭いスペースなので色々と工夫をして行いました。時間もありません。流れるようにやっていくしかありません。ある程度やってから室内へ。ここではフレキと様々な動きを組み合わせてみました。理由は思いつきです(笑)。スペースが限られていますから上手く組み合わせたいと練習はできません。速い動きと重心の移動をどちらもやりたい。でもどちらもできない。ここが大きな課題なのです。

フレキをやってからスキップ、フレキをやってからシザース。流れを作ってからの動きです。特にシザースの動きとフレキは相反する部分と共通する動きが混在しています。その部分を全体に考えさせました。一瞬の動きの中でスイッチする。そこで大きく身体を運ぶ。ちょっといい感じでできました。

最後はマーク走。時間的に限られた本数しか走れませんでしたが感覚的には良かったのではないかと思います。また、この日は1年生の様子が少し違いました。普段より意欲的でした。何があったのかは分かりません。何かしらの想いがあったのだと思います。これが一時的なものではなく本当のチカラになってくれると大きく成長してくれると思います。

雨が降ってもやろうと思えば色々とできます。雨だから補強で終わりというのは面白くありません。できる限りの工夫をしていきたいと思います。

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自分のための練習になるか

2013-01-20 | 陸上競技
土曜日の練習の途中、跳躍選手に跳躍練習をさせていたのですがある程度行ってから走練習へと切り替えました。やはりスプリント練習も必要となりますから。狙うのは2種目です。どちらか一方だけやっておくというわけにはいきません。本当はスプリントだけが良いのですが(笑)。

他の男子は3セット目、跳躍選手だけは1セット目という感じです。それまでにかなり跳躍系の練習をしているので疲れもあったと思います。1本目の150mで前から出た選手を抜くことができませんでした。私はスタート地点から見ているので中間の走りが確認できません。こういう部分ではマネージャーがいてくれると本当に助かるのですが・・・。いつもよりもスピードが出ていません。2本目以降はある程度修正ができましたがそれでもマーク走やバトン走のときとはスピードが違います。少し話をすると「跳躍練習をしてから少し膝が開く感じがあったのを修正できなかった」と本人が言っていました。これまではそれなりに意識して走っていたのでしょうが、ここまで細かい部分を自分から私に言うことはありませんでした。

その後、修正走を2本行ったのですが1本行った後、本人が私のところに来て「今の膝が開いていましたか?」と聞いてきました。これも初めてです。正直驚きました。たいしたことではないと思われるかもしれませんが、性格的に自分から動くということはほとんどありませんでした。それが自分の動きをどうだったかと聞いてくる。競技に対しての想いが行動に現れているのだと思います。まー動きを意識しすぎて珍しく走りが硬くなっていたのでその部分だけ指摘。次の1本はきちんと修正できていました。特別に私が目をかけているというわけではなく本人の行動が明らかに変わってきているのです。それに伴い競技力も上がる。ある意味当然の結果だと思います。

また、女子選手と話をしているときに以前動きの感覚が違ったときがあったと言っていました。もともとピッチで走るのですが重心の移動が十分できる前に足が動くので進みきれません。中間以降その場足ふみのような動きになります。その部分を修正していて上手くいったときに「違和感がある」と言い続けていました。速く動かさなくても前に進むからだと思います。たぶんこれまで「走る」ということでここまで考えたことは無いはずです。まだ十分ではないですがかなり意識できるようになってきています。疲れないと走った気持ちにならないのかもしれません。タイミングが合ってしっかりと前に進めればそれが一番です。無駄に疲れる必要はありません。この「感覚の違い」をきちんと分かるようになるかだと思います。

残念ながらまた動きが戻っているのです。一時的な変化でしかなかった。話を聞いてみると「上に浮かないように」と他の選手に言っているのを聞いて自分も浮かないように意識し続けていたようです。しかし、走りが全く違います。どちらかというと腰のポジションが下がり気味になってつぶれてしまう感じの走りをします。指導していた選手は油断するとすぐに浮いてしまい走りが変わってしまう選手でした。「考える」「工夫する」というのも自分にあったものでなければ動き自体がよくない方向に進んでしまいます。

もともと膝が上がらない、前に出ない走りをします。この選手が前に進むためには他の選手と同じ動きでは走れないと思います。今までの自分の感覚を変えていかなければいけないのです。感覚がいいときの動きはドリルで少し違う意識があったようです。この部分をもっともっと自分にあった感覚に変えていかなければいけないと思います。10人いれば10人の感覚がある。その部分は指導する者が個別に話を聞いていかなければいけないなと感じました。

自分のための練習をしなければいけません。本気でやろうと思えばそれに見合った行動の変化があるはずです。もっともっと自分が何をしないといけないのかを冷静に判断する必要があります。言われたことだけをやればいいというわけではない。しかし、自分にあっていない感覚を作ったところで動きは変わりません。自分の走りの特徴を理解した上でどのような動きをしなければいけないのかを考える。高校生レベルではなかなかできないと思います。そのため我々指導者がきちんと選手と向き合って何かをしていく。ここが大事です。

一方通行の指導にならないようにしたいと思います。できるだけ選手が自分の感覚を私に伝えてもらえるような雰囲気作りも必要かもしれません。どうせやるなら自分が強くなるための練習をする必要があります。基本的な部分をしっかりと押さえて選手にあった動きや感覚を作っていかなければいけないなと感じました。
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刺激を与え合う

2013-01-20 | 陸上競技
土曜日、この日は午前中練習としていました。検定週間に入り勉強時間の確保をしなければいけません。少し早く練習を開始して午後からは勉強時間としました。やりたいことはたくさんあるのでメニューとしてはかなり不足してしまいますが、勉強の頑張りも間違いなく競技につながって行きます。頑張り切れない者は他のことも頑張れません。ここもなかなか伝わらない部分なので変わり切れないのだと思っています。

練習はサーキットから。終わった後は全員かなりの汗をかいていました、この様子をみると運動量としては多いはずです。20分以上休息なしで動き続けています。通常考えると消費エネルギーも高いのですがこれが体重管理には結びついていません。筋肉量が増えている可能性はありますが筋肉だけで1kg増やすというのは簡単なことではありません。ここも自己管理ですね。

練習はドリルから。前日と同じように股関節周りを動かす事から始めました。先日も書いた気がするのですがこういう練習を始めた当初は新鮮なので選手も意識してやります。そうしないと動きが作れないからです。慣れてくるとそれなりに動きができるようになりますからこちらが意図する動きとは異なる動きをしてしまう者も出ます。やるだけになるからです。ここは本当に難しい部分なのですが常に声掛けをして意識付けをしなければいけません。慣れて来ても良い動きができるのであれば問題はないのてすがなかなかそこまで到達しません。

ドリルまでは学校で行い、それからの走練習は下のグランドで行う事に。学校のグランドは他の部活が試合をしていました。練習するスペースがありません。近くに様々な練習場所があるのであまり問題はないのですが、移動時間などの事を考えるともったいないなと感じます。歩いて1分くらいなのですがやはりそこまで道具を運ぶ事を考えると労力を使ってしまいます。効率良く練習を進めていくためにはもっと工夫が必要かもしれないですね。

下のグランドではスキップ、マーク走、バトン走を実施。全体的にまずまずの動きかなという感じでした。中には「速く進み過ぎて身体が対応できない」という者もいました。ゆっくり走る中では感じないことでしょうね。長い距離をゆっくり何本も走るという練習をしていると春先にスピードに対応できなくなると思っています。常に高いスピードを出していく中で感覚を身に付ける。今の段階でコントロールできないスピードであっても慣れてくれば対応できるようになるはずです。感覚的なこともあるとは思いますが、体幹の筋力がまだスピードに対して不足しているのかもしれません。良い傾向ではあるのですがこれで動きが崩れてしまうのも良くありません。慣れていくしかないですね。

少しスタートの確認もしました。前日は暗い中での練習でした。この日は比較的暖かく走りやすい気候でしたから全く問題なくスタート練習ができました。タータンでできないのが最大の問題点なのですが可能な限りスタート部分もやって行きたいと思います。

ここから走練習はセット走へ。跳躍選手は一人別メニューとしました。先週は暗い中で行ったのですがこれではあまり練習にならないと判断。明るい時間帯に行う事に。先日教えてもらったことの確認と助走練習。安定はして来ています。スピードはありますから後は何とか踏切まで持って行きたいなという感じでしょうか。

他の者は通常通り。距離が全く分からないので約150mと約120mで行いました。相変わらず適当です(笑)。この中で2年生女子キャプテンがかなり走れていました。時間差でスタートしているのですが後ろから来る者にほとんど差を詰められません。かなり強くなっています。体力的にないのですがあえて後ろから出ている3年生と順番を入れ替えました。3年生にとっては屈辱的な事だと思います。どう考えても力的には3年生の方が上です。2年生が走れているとはいえ悔しかったはずです。そのセットが終わってから少しだけ話をしました。下級生が強くなっている。今までとは状況が違います。普通に走っていたら問題なく勝てていた者であっても良い動きをしないと勝てない。そういう状況で練習を積むことでやはり意識も変わってくると思います。

めちゃくちゃ気まずい雰囲気でした(笑)。それはそうでしょうね。元々仲は良いのですがこういう力関係ではありませんでした。3年生は何があっても負けられないはずです。2セット目以降はこの二人を同時スタートにしました、。ライバル心むき出して走っていましたね。これが狙いです。刺激を与え合う関係になることでもっともっといい練習ができるようになります。2年生は結局一度も勝てませんでした。こういう経験をしていくことで間違いなく強くなると思います。

また、1年生で4継の2走を走らせている選手、バトン走ではこの2年生と同じくらいで走るのですがセット走になった瞬間最初の30mで置いていかれてしまいます。全く前の走りがつながっていません。この選手のために2年生を後ろからスタートさせるようにしたというのもあります。最初から勝てないと思っている雰囲気があります。勝てないからついていこうという感じでしょうか。しかし、これでは練習になりません。もっと力はあるはずなのに受け身になっているからいつまでたっても自分の殻を破ることができないのです。とにかく逃げれるところまで逃げて後は潰れても良いと話して前から出しました。これによりスピードが上がりました。最後は本当にへろへろでしたが最初から出す方が大切です。まだまだ力が出し切れません。動き的にも波があります。力はあるのですがもう一歩足りないところが。この子が本当に力を出してくれないとうちが戦うのは不可能だと思ってます。

もう少し思うことがあるのですがこれは別に書きます。
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短時間で

2013-01-19 | 陸上競技
金曜日、放課後は検定課外と工業系の検定がありました。そのため最初から練習に参加できる者が半分しかいません。この状態で練習を進めていっても効率が良くないので朝練でやった股関節の動きや体幹補強をやって待つように指示をしました。この日も私は会議・・・。一週間に何回会議があるのか。げんなりしますね。それでも出ないわけにはいきませんから出席。真面目です(当然なのですが)。会議が終わったのが5時過ぎ。ちょうど練習が本格的に始まる感じでした。

朝の練習と同じ流れでやっていこうと思っていました。通常よりも1時間以上練習時間が短くなります。この中で効率よくやっていかなければいけません。予定では通常通りのドリルをやってから少し走ってスタート練習をするつもりでした。が、ここが融通が利かない部分が表に出ます。朝練の段階では時間がないのでいつもよりも少しだけ練習をカットしていました。ハードルを使って股関節を大きく動かすだけで終わっていました。通常はこの後にスティックを置いて足運びをするのですが、朝は「時間がないから」と言ってその部分は行いませんでした。どうなるかなと思っていたらやはり朝と同じようにスティックを置きません。1本言った後で全体に確認をしました。「いつも通り」というのが少しずつずれていってしまいます。難しいことをやっているわけではありません。臨機応変に対応する力が明らかに不足しています。これも積み重ねなのでしょうね。自分たちがやらなければいけないことを判断して行動に移すというのが不十分です。分からないのであればもう一度私に確認をすればいいだけのこと。うーん、行動面の成長に期待したいですね。

水曜日の前半、動きが悪かったのが非常に気になっていました。なぜ動かなかったのか?ここがきちんとわからない限りは次も同じようなことになります。水曜日はロードレースの練習がほとんどのクラスであったということだったのでそれが理由の一つかなと感じていました。金曜日も同じようにロードレースの練習があったはずなので動きを見てみることに。フレキを使っての動きを見ても全く問題はありません。どちらかというとかなりいい動きをしています。その後、マーク走まで行いましたがかなり動いていました。水曜日は練習開始時から足が重たかったが、この日は軽かったとのこと。同じような練習の流れで行っていますから大きな差があるというのは考えにくい。疲れが蓄積している部分もあったでしょうがちょっと分かりませんでした。

後で確認してみると体の中心からしっかりと動かすことができているとのこと。朝からの練習が多少は動きに結びついているのかもしれません。この感覚を自分たちで身につけていかなければいけません。良い時と悪い時の動きの違いを自分で分からなければ今後絶対に困ります。無理やり動かして大きく動かすのではなく中心部分から動かすことで自然と大きくなるというのが理想です。まだまだ走りが安定しないのはこういう部分が理由だと思います。

気が付けば6時前となっていました。やはり時間がありませんね。この後は先週行ったスタートのための練習を。先週は跳躍系の練習を入れていたのですが暗くてマークもミニハードルも見えませんでした。100mでも勝負したいなと思っているので金曜日は短距離と一緒にやって土曜日に跳躍練習を入れることにしました。これももっともっと繰り返しやっていきたかったのですが時間が足りずにそれなりにやって終了。2時間弱で練習するというのはなかなか難しいですね。やりたいことはたくさんありますが優先順位を決めてしっかりと取り組んでいかなければいけません。とはいえ、スタブロから出る感じはある程度良かったと思います。本当はタータンで行いたいのですが近くにそのような環境がありません。もう少ししっかりとできるように工夫をしていきたいと思います。

短時間で練習終了。物足りないかもしれないですがここは我慢。水曜日体が重くて金曜日体が軽かったのは、そのあとの練習が影響していたのではないかとキャプテンに確認しました。動きの後に走り込みがあったから体が重たかったのではなく「心」が重たかったのではないかと(笑)。違うということなので信じておきましょう。動きを高いレベルで安定させなければ勝負にはなりません。全体的に自分の内面に目を向けられるようになってもらいたいですね。
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招待状

2013-01-19 | 陸上競技
金曜日、この日は雪が降るのではないかという予報でした。ひょっとして職場に車でいけないのではないかと強い不安感があり早くに目が覚めましたが全く問題なく。早い時間に生徒から「学校に行ったほうがいいですか?」という連絡をもらったので雪がんものすごく積もっているのかと思って確認すると「寒いから(笑)」との返信。全く話になりません(笑)。山口市のほうは雪が積もっていたようです。同僚の車が真っ白でした。ひとまず何事もないので安心です。

朝練は疲れもあるだろうということで軽めに。いつも朝練は軽いのですが(笑)。水曜日の練習で動きがいまいちだったのでもう一度基本的な部分を確認しました。足先だけの動きにならないように体の真ん中からしっかりと動かす意識をさせました。そのために他のことをやらずに股関節から大きく動かす動作をひたすらやりました。そのあとの練習も大きく動かすことができたのでいつもよりインターバルを伸ばして練習を進めました。繰り返しやっていくことで動きの変化が見られます。感覚をつかんでもらいたいのですが・・・。

この日の午後は担任をしているクラスの体育がありました。来週の火曜日に校内ロードレース大会があります。体育の授業ではそのための試走をしているという話を聞いていました。すごく残念なのですが来週の火曜日は私は出張でこの子たちのロードレースの姿を見ることができません。どうしても外せない出張です。変更も何もききません。最後のロードレースなのでこちらを優先させてもらいたいという私的な思いは通用しません。インターハイの引率でさえ「代わりの者が行けばいい」と言われる出張です。法定研修ですから・・・。融通が一切利きません。
ということで生徒が一生懸命に走る姿を一回も見ないで終わるというのは嫌だったので体育で走るのを見に行きました。学校内ではなく近くの緑地公園で走るのでそこまで足を運びました。距離的には200mもないので全然問題はないのですが。本番ではないですがクラスの生徒が一生懸命走る姿を見ることができるのはこれが最後。そう考えるとやはり寂しさがありました。本番で私がいてもいなくても同じだとは思うのですが少しは応援することができて良かったと思っています。完全に自己満足なんですが・・・。走り終わった生徒が口々に「机の上を見たか?」と言うので「全く見ていない」と返答。これまたブーイング(笑)。体育の前に机の上に「招待状」を置いたのでそのお礼を言いに来たと思ったとのこと。こういう部分にはかなり敏感です。

職場に戻り机の上を見てみると確かに招待状が。

   

来週の最後の家庭科、調理実習をするのでその招待状でした。自分たちが思うものを作ってパーティーをします。単純に紙に書いてあるだけではなく色画用紙を切って私の顔を作ってくれたようです。感慨深いですね。中には生徒たちからのメッセージがありました。いろいろなコメントが書いてあって一つ一つ目を通しました。こうやってクラスの生徒が何かしてくれるというのは本当にうれしいですね。しかし、これからやっていくほとんどのことが「高校生活最後」という言葉がついて回ります。この調理実習も同様です。寂しいという気持ちが大きくなります。それでも笑って過ごしたいと思っています。残りの日数を数えるだけではなく、1つ1つを大切にしていくほうが絶対に良いですからね。

表の私の顔、どうも悪意があるように思えて仕方ありません(笑)。ここ最近色白になってきていると思うのですが。色画用紙が不足していたので仕方なくこの色を使ったのではないかと信じます。

長くなったので練習に関しては記事を変えます。
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強くなるために

2013-01-18 | 陸上競技
木曜日、通常通りトレーニングです。午後からの練習開始時には小雨が降っていました。かなり寒かったですね。私はこれまた別件で対応しなければいけないことがあったのでこちらを優先。時間的には1時間程度でしたがなかなか練習だけをやるというわけにはいきません。当たり前ですが・・・。

補習が実施されています。前日の記事にも書いているのですがこの補習の捉え方を考えていかなければいけません。強制補習です。当然そちらが優先。しかし、時と場合によっては自分で判断する必要があります。水曜日は絶対にやっておかなければいけないと感じる練習です。長い目で見たときに重要な一日になります。トレーニングも大事です。これはやろうと思えば自分でもできます。この日の優先事項はやはり補習だと思います。この部分がきちんと分からないといけません。

こういう書き方をすると「練習>勉強」を意識させているのではないかと思われるかもしれません。全く違います。当然のことですが補習は大事です。決まっていることですから。そのうちの一日を「練習>勉強」に使うことが悪いことだとは思いません。その日は自分にとって「どうしても外せない練習だ」という位置づけがあるのであれば、担当教員にきちんと申し出る。面倒だからいかないとか先生に言われたから練習を優先するというものではありません。ここを強制するのは違うと思います。逃げではなくしっかりと考えた上での判断でなければいけないと思います。できなかった分は自分で補えば良い。勉強時間は自分でいくらでも作り出すことができるのですから。

男子跳躍選手は補習に出ました。しかし、遅れてきた分をきちんと取り戻しました。ほとんど休むことなく集中して練習に取り組む姿は大きな成長を感じます。「強くなってやろう」という雰囲気があります。昨年は補習に出て練習ができない→そのまま勝手に帰る→何もできない、という状況でした。今だから書けますが(笑)。この状態で強くなるはずがないというのは明確です。そういう状況ですから故障もします。結局思ったほどの結果が出ない。当然の結果ですね。それが今年は大きな「心」の成長が見られます。遅れてきた時間を取り戻すために黙々ときついトレーニングに取り組んでいるのです。本当に別人ですね。大きな結果につながると思います。ここで浮かれてしまえばそこまでの選手。今の強さに満足しないでもっと高い取り組みをしていければ本当に強くなります。

女子は基本的に甘い。これは変わりません。一生懸命にやっているという自己満足から抜け出せません。この状況で本当に強くなるのか?大きな疑問です。きついのは当然分かります。そこで話が終わってしまうのではここからの伸びはありません。きつい練習をやるだけになってしまう選手というのは「頑張っている自分」に酔っています。こんなきついことを最後までやっている自分はすごい、一生懸命に努力していると。本当にやらなければいけないことではない部分で「満足」してしまうのです。これでは絶対に強くはなりません。どれだけ繰り返し話をしても伝わらない者には伝わらない。

冬期に入ってかなり力をつけている女子選手がいます。入学時は100mが14秒8くらいだったでしょうか。昨年の冬は故障をしてほとんど練習ができない。大半は泣いて過ごしていました。これも取り組みの甘さであったり目的意識が低かったりするのが大きな原因だったと思います。2年生の夏が終わりキャプテンに指名しました。「立場が人を作る」というのもあるでしょうがある程度こちらが求めることができ始めました。それに伴い競技力も上がってきています。日常生活の取り組みにも変化が見られます。「生活が性格を作る」のです。時間があればドリルをやったり動きをやったりして「どうすれば速く慣なれるのか」を真剣に考え始めた感じがあります。それにより大きなレベルアップをしました。

選手にはこの2人の話をしました。目の前に突然強くなってきている選手がいるのです。この選手たちが強くなっているのには「理由」があるのです。何もしないで強くなっているわけではない。このことが本当に他の選手に分かっているのか?男子はかなり意識レベルが上がってきています。女子は・・・。上述のように「甘い」部分がかなりあります。「速くなりたい」という気持ちはあるのでしょうがそれに見合う行動ができません。この状態が続けば冬期練習での大幅な伸びはありません。同じ練習をしていて「差」が生まれるというのは何かしらの理由があるのです。

特別褒めるということは通常ありません。しかし、この2人の取り組みの意識の変化はかなりのものです。ここは他の選手に感じ取ってもらわないとけないと思い話をしました。これがどのように伝わるか?何かが変わってくれたらと思っています。きっかけを与え続けることしか私にできることはありません。強くなるための道筋はある程度示しています。あとは選手がどのような行動をするかですね。時間がかかりますが伝え続けていきたいと思います。
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久々の走り込み

2013-01-17 | 陸上競技
水曜日、この日は先日から予定した通り走練習をメインとしていました。月曜日の練習で走りたかった部分ができていません。不足分をどうしても補っておきたいという感じでしょうか。通常通りの練習にするつもりでしたが、先日行ったフレキハードルを取り入れるために時間配分の確認が必要でした。朝練の段階でフレキまでの練習の流れを実際にやってみました。約30分程度。サーキットを1セットにしていけばなんとか今まで通りの時間で練習が進めていけるであろうという感じでした。

朝練で動きをみると寒いからか動きがいまいちでした。数人はこれまでの流れから前の動きに戻っています。意識はしているのでしょうができていない部分が目立ちました。これで選手各々がそのことを理解して意識を変えていくと全く違う結果になると思うのですが目の前のことに一生懸命になりすぎて実際に目指す動きと離れてしまう感じがありました。動きで完全に上に抜けてしまう者がいます。何度も指摘しましたが動きが変わりません。他の部分に意識を持っていくようにしないと変わらないのかもしれません。難しいところです。

午後から私は会議。ここ最近結構な頻度で会議に参加しています。そのたけ3年生に練習に来てもらって手伝ってもらいました。サーキット等を選手自身が計りながらやると効率が悪くなります。こうやって協力してもらいながら練習を進めていけるというのはありがたいですね。私が練習に顔を出せた時にはドリルが終わりフレキに入る所でした。比較的速く動く感じはあります。マーク走に移るときに野球部がノックをしていたので少しお願いして場所をずれてもらうことに。そのためマーク走の間は選手から離れていて動きの確認ができませんでした。戻って次の練習に進もうと思って選手の顔を見ると微妙な表情でした・・・。どうも身体が重くて動いていないという感じがあったようです。良いことではありません。多少スピードが出なくても走り込みは行おうと考えていました。しかし、表情的に「全く動いていない」というのが出ていたのでこの状況でやっても本当に走るだけになるだろうという感じがしました。ここ最近走れていたので感覚の違いにどまどっていたのかもしれません。

少し練習を止めて他の動きをしてみることに。実際の走りにつながるように感覚を変えていかなければいけません。フレキをやったから動かなかったのかと不安になりましたがその前の段階から感覚があまり良くなかったようです。難しい部分です。別の動きを行ってから再びマーク走。先ほどよりはかなり動くようになりました。これで20分程度はロスしたでしょうか。ここは組み立てとして考えていく必要があるかもしれないですね。バトン走が終わってさあ走り込みを行おうというところで電話が・・・。緊急を要することだったので練習を離れて職員室に戻ることになりました。うーん、なかなか思うようにいかないですね。

戻ってきたときには走練習は2セット目のラストになっていました。見ていると跳躍選手がかなりいい走りをしてました。これまでも良い感じで来ていたのですがもう一つランクが上がったかなという感じです。本人と話をすると考え方の成長が伺えました。これまでは補習があればそちらに出ていました。大事な練習であっても自分から担当教員に申し出て練習を優先するということはありませんでした。この日は補習があると聞いていたのですが練習に来ていたのでどうしたのかと聞くと「走練習が不足しているので補習には出なかった。」とのこと。週末に検定があるので練習を常に最優先することはできません。当然です。しかし、大事な練習だから外せないと感じて練習を優先したというのはこれまでの意識レベルからすると大きな成長です。これが走りに出ているのだと思います。抜群でした。目標としている記録に走りのほうは確実に近付いていると思いますね。「覚悟」が決まってきた感じがあります。これが継続できれば・・・ですね。

女子も2年生の一人がかなり良い動きをし始めています。秋の大会で県決勝に残った1年生と走っても遜色ありません。力的には1年生のほうが上かもしれませんがこの段階では簡単に抜かれません。同じくらいのスピードであった1年生は付いていくのが精一杯という感じでした。最近の取り組みは目を見張るものがあります。これがそのまま走力に現れているなと。先週のトラブルに関しても自ら動いて解決に導こうとする部分がありました。精神的な成長は競技力を高めます。まだまだできないこと物足りないことが山ほどありますが、間違いなくこの冬で大きなレベルアップをしています。他の者がこのことをどう感じているのでしょうか?他人事ではなく自分のこととしてとらえてもらいたいと思います。取り組みを真似することで間違いなく強くなります。練習は一緒にやっているのです。同じことをやって差が出るというのは「意識の差」以外の何物でもありません。やるだけの練習であったり、わからないまま形だけやっているのであれば強くはなりません。

まだまだ力が安定しません。強い者だけが強くなるのは面白くありません。全体的に強くなる方向で考えています。そのためには取り組みの甘さや集中力が必要になります。このままでは春を迎えた時に大きな差になります。本当に強くなりたいのであればもう一度取り組みを見直してもらいたいですね。一時的な頑張りではなく継続した練習ができなければ未来はありません。手応えと物足りなさが同居している感じでしょうか。

最後は「覚悟」と「想い」だと思いますね。ここをどう出せるか?まだまだです。
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