kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨とトレーニング

2013-07-05 | 陸上競技
木曜日、この日は朝の早い段階でかなり雨が降っていました。6時過ぎは大雨。前日と同じくらいの雨でした。この状態では学校に来るのに不便が生じるのではないかと心配して少し早めに職場へ。考査がある日ですから早め早めに動く必要があります。これは生徒も一緒。学校の私見も就職試験も同じです。きちんと余裕を持って動けば問題はないはずです。それでも若干名遅れてくる者が。先を予測するということができるようになってもらいたいと思います。これから先に必要となる能力だと思うのですが。

考査は2時間。これが終わってから天気は微妙。外でできるような気もしますし下が緩すぎてできないかもしれない。怪我をしても仕方ないので諦めて先に勉強をすることにしました。どうせ外が使えないならいつ練習をしても同じですからね。勉強会をしてから練習、これで汗だくで帰るほうが着替えなどの時間も節約できます。雨が降ったら保護者に迎えに来てもらう選手が大半です。勉強時間を確保できる方法を選択しました。

練習はトレーニング。ウエイトから始めました。前回のウエイトの時に少しだけ話をしたので今回は少し重量を増やしています。前回きちんと10回3セット上げた者はベンチプレスに関しては2.5kg重くするようにしていました。細かく言わないと自分たちで重くするということはしませんからね。本当に意識が高まるとさらに重くという姿勢が出てきます。あまり重たくしても仕方ないとは思いますがやはり最低限の筋力は必要です。スクワットも最低限は自分の体重と同じくらいの重さは上げてくれないといけません。1.2倍が上がるようになると何とかかんとかというレベルだと思っています。体重が50キロであれば60キロくらいはあげてもらわないといけません。このためには日ごろからの取り組みが重要になってくるとは思いますが。

練習が始まる前から大雨だったのでシャフト補強は武道場で。他の部活動はいませんから畳を移動させての練習としました。室内でやるほうが距離が若干長くなる感じがあります。武道場自体はそれほど広くないのでシャフト補強をやる時には往復するようにしています。休み時間がほとんどない状態での練習となりますから想像以上にきついでしょうね。汗だくになりながらやっていました。

しつこくしつこく言い続けていますが、練習を誰のためにやるかという部分です。きついときに楽をする選手は目の前のきつさに負けてしまいます。ここを頑張らないといけないところで粘れるかどうかです。「苦しい」という部分が先に立ってしまって練習で力を使い切れない。この段階で強くなるチャンスを逃してしまいます。これは顧問が強制的にやらせ続けても本当の意味での「成長」にはなりません。それでもやらせないといつまでたってもやらないのですが・・・。「自分のために練習をする」という意識を持たせることができれば随分変わってきます。自分自身のためにです。ここがこれから先の練習を大きく左右します。

その辺りのことも言いながら練習を進めていきました。苦しくなるとなかなか声が出なくなります。そこで率先して声だしをしてくれると大きく雰囲気が変わります。ここ最近やっと2年生が自分たちで声だしをするようになってきました。これまでは上級生に頼っていた部分がありますが自分たちが中心にやっていかなければいけないという自覚が芽生えてきたのかなと感じています。1年生への声掛けがかなりできています。「立場が人を育てる」というのは間違いないですね。

少し前までとは大きく違います。「自分たちでやる」という意識が芽生える。下級生が見ているという意識が出てくる。自分が練習で楽をしていたり手を抜いていたりすると下級生に示すことができません。こういう部分はやはり「伝統」が生き続けているのだと思いますね。ちょっと頼もしく感じました。

短時間でかなり追い込んだので翌日は間違いなくダメージが残ると思います。これは言っても仕方ないことですね。長い目で見て必ずプラスになると思います。良い練習ができたと思います。
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合間に走る

2013-07-04 | 陸上競技
水曜日、この日は走っておきたいと考えていました。前日は書くのを忘れていましたが少し走っています。グランド状態が悪いのもありアップをしてから坂道を走らせました。ここ最近坂道走はほとんどやっていないのでちょうどいいタイミングだったかもしれません。坂道に加えて強い向かい風が吹いていたようです。奇跡的な話ですね(笑)。感覚的には悪くなかったということなので出張でしたが安心でした。

思い出したから書きますが、研修ではパソコンを使って色々とやるという内容でした。10人くらい参加した研修です。講義と実技を一緒にやっていく感じだったのですが、実技になったときに奇跡的なことが。あり得ないことにたくさんあるパソコンの中で私が座っている座席のパソコンだけがフリーズしていたのです。マウスを動かしても反応なし。他の人はどんどん作業を進めていく勢い。なんでよりによって私が座った席のパソコンだけがフリーズしているのか??私が触ったからフリーズしたのではなく、触る前からフリーズしていたのです。部屋に入った時から電源が入っていたので私には全くもって問題ないはずなんですが。天才的だと思います(笑)。

話がそれているので元に戻しますが水曜日は前日走った流れを汲んで平地で走ることにしました。午後からは天気が悪くなるという予報だったので考査終了後すぐに始めることにしました。効率の面からいうと間違いなく勉強会の後の方が良いのですが、背に腹は変えられません。雲か低くなっていていつ雨が降ってもおかしくない雰囲気だったので早めに進めていきました。

ハードルを使って身体を温めてからすぐに走ることに。短い距離で加速段階を意識したタイヤ引きを行ってからすぐに60mのタイヤ引き。ここ最近の流れになっています。少し前はマークをやっていたのですが、タイヤ引きの方が流れがスムーズな気がします。休む時間を短くできるというのも私好み(笑)。そのままの流れでバトン並走へ。

久々に走っている姿を見ましたがかなり良くなって来ている気がします。これまでなかなか目に見えて走れるようになってきたなと感じることは少なかったのですがこの日の走りは全体的に良くなっていると感じることができました。中心になる選手がそれぞれ役割を果たしてくれているというのが大きいと思います。他の選手への声かけがこれまでとは比べものにならないくらいできています。雰囲気が明るい中でできているのはかなりプラスの方向に向かっているのかなと感じています。

1年生は全体的にひ弱さが残っています。練習をやるだけ、ついて行くだけで精一杯という感じがあります。これは致し方と考えています。一緒に走るメンバーがかなり力がありますから一本一本で決して力を抜けません。こういう練習が続けばそれだけでかなりのレベルアップが期待できると考えています。面白いと思います。

練習が終って少し遠くで男子がグダグダやっていたので「早く戻らないと雨が降るぞ!!」と急かして戻しました。部室に戻ってきた瞬間、これまでに見たことがないような豪雨。雨が降ってるというよりは本当にバケツをひっくり返したような雨。みるみるうちち周りが水たまりになってしまいました。スコールですね。

これにより電車が徐行運転になったり、学校の周りが水浸しになったりして大変でした。うちの学校はちょっと高台にあるのですがその下の方は雨が流れ込んでいて車のタイヤが半分以上浸かってしまう状態でした。溝からは噴水のように雨水が吹き出していました。恐ろしい風景です。たった10分くらいでこのような状態になるのですから信じられません。

どうにもならないのでひたすら勉強させて雨が弱くなった時点で迎えを呼べるものは呼んで帰らせました。とはいっても結局18時は過ぎていましたが。

雨が止んだのだ帰ろうと思って職場を出ると抜群のタイミングだ卒業生が(笑)。帰ろうと思ったのに~。私が心身共に全力で陸上競技と向き合っていた時の卒業生です。今もですが試行錯誤しながら選手と一緒に競技と向き合っていた時期の選手達です。思い入れも深いですね。結局1時間近く話をしていたのではないでしょうか。あっという間に時間が過ぎます。卒業しても会いにきてくれるというのは嬉しい限りです。

思うことはたくさんありますが話があっちこっちに飛んでしまうのでこの辺りでやめておきます(笑)。
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「競技」の話をする

2013-07-03 | 陸上競技
火曜日、この日は朝から一日研修となっていました。教員となって10年が過ぎ、11年目に10年次終了研修というのを受けます。名前が違うかもしれませんが(笑)。初任研と10年研はかなり大変です。これが終わってから2年ごとに1度必ず研修を受けないといけないという義務研修です。なかなか専門(陸上ではない(笑))の勉強をする機会が少ないのでこういう機会は貴重ですね。

朝は勉強会をするので教室を開けるためにいったん学校へ。少し仕事をしてから研修へ。セミナーパークですから約1時間あれば十分に着きます。ちょっと余裕を持っての移動でした。今回は同じ職場の人もいるのでかなり気が楽。一人で全く知らない研修に行くというのはなんとなくしんどいですからね。到着してしばらくすると人が増えてきました。良く見るとどこかで見たことのある人が。陸上関係の人が同じ研修を受けることになっていたようです。私は商業系、その先生は工業系ですがまー同じことをやる部分があるのでしょう。なかなか奇遇です。

ということで研修が始まるまで陸上の話をしていました。周りの人は「この人たち来る場所を間違えているのでは?」と思われたかもしれませんが(笑)。休み時間も話をしていましたが「想うこと」があるようでした。専門性が高い種目をやっている人なのでそれに対する「想い」と「技術系」以外の部分をどれだけ大切にしないといけないかという部分の葛藤があるようです。年齢的にもかなり近いので良く話をします。そのなかで「熱意」が伝わってくる人なので今回の中国大会で様々なことを感じたのでしょう。

私も自分のことを少し話しました。「インターハイに行きたい!!」と強く思っていた頃は本当にそればかりだったと思います。選手にもその部分が伝わっていた。この様子をblogや練習で見られた師匠に「このままでは上手くいかない」と言われた記憶があります。その時は「自分は冷静だ」とずっと思っていました。言われたことも理解できていると。しかし、結局は視野が狭くなっていたのでしょう。失敗をしてしまいました。インターハイに連れて行くことができない。この当時は「自分自身がインターハイに行きたい」という気持ちが強すぎたのではないかと思います。当時の選手はかなり「インターハイ」を意識してやっていました。まだ見ぬインターハイを目指してやっていく。ここでもう少し私が冷静であれば「ストップ」をかけることもできたのではないかと思います。「やりすぎ」の部分が大きくあったと思います。

客観的に物事を見ているつもりでも見切れていない。その部分は大きく影響するのだと思います。試合の場面に立った時にはすでに勝負が決まっています。そこに立つまでにどれだけのことができたのか。ここが重要だと思います。時には厳しい指導を必要とする。時には寛容な態度も必要となる。この加減だと思いますね。インターハイが狙える位置に来た時に初めて「厳しい指導」をするというのでは遅いのだと思います。最初からきちんと方向づけないといけない。自然と力が付いてきて「狙える」となってから「心」の指導を始めたのでは間に合わない。ここは今でも感じています。もっと早い段階で「心」の指導ができていたら結果は大きく変わったのではないか?

選手が最初から「インターハイ」という大きな舞台をイメージできるかというとできないと思います。うちにくる選手は中国大会に進んだ経験があってもそこでラウンドを進むことはありません。全国経験者は基本的に0です。そのなかで「インターハイに!!」と言い続けてもイメージがわかないのだと思います。だから「心」の部分が変わらない。結果、大事なところで失敗をしてしまう。これを何度も繰り返しました。だからこそ早い段階から外の世界と関わって「自分たちにもできる」と感じさせる必要がある。そう感じて行動した記憶があります。

その辺りのことを話しました。うちの卒業生、今でも私に会うと「高校時代は怖かった」と言っています。全くそのような素振りはなかったのですが(笑)。厳しさゆえ離れていく選手も少なくはなかったと思います。基本的な生活からの指導というのはやはり苦痛を伴います。自分のペースで自分のやりたいようにやっていた者が「ルール」の中でやっていくというのはかなり厳しいことです。それでもここを避けていたらチームは作れません。

弱いチームから強いチームに変わるときに「選手が一人になっても指導する覚悟があるか」と投げかけられたことがあります。勝負をするという部分から考えると「楽しく」「面白く」のチーム状況から絶対に変わるポイントが必要になるのです。「勝負をする」ことを望む選手と「楽しく練習したい」ことを望む選手が同じ空間で同じ練習をするというのは不可能だと思います。競技力がなくても一生懸命に競技に臨めるかどうかだと思いますね。強くても「約束事を守らない」とか「恩義を感じない」者は将来的に絶対に上手くいきません。だからこそ最初の段階で選手も指導者も「覚悟」を持たないといけない。

だからインターハイに行けるようになったのか?これは分かりません(笑)。運がいいからインターハイに行けているというのもあるでしょう。私に特別指導力があるからとは思いません。それでも「信条」を持って取り組んでいるつもりです。そこがブレないようにしているだけ。本当にうまくいっているのかどうかは分かりません。それでも変わってはいけないモノがあると信じてやっています。

うーん、研修の話だった気が(笑)。最初、タイトルが「研修に行く」だったので変えます。研修の話は0ですね(笑)。想ったことをひたすら書いたので文章が微妙かもしれません。読み飛ばしてください。
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考査開始

2013-07-03 | 陸上競技
月曜日、この日から考査開始です。勉強時間の確保はしているのであとは本人たちがどれだけやってくれるかですね。勉強と部活動を切り離して考えるのではなく、「一生懸命に取り組む」という部分では共通するモノがあります。ここでしっかりと取り組めない者はやはり練習でも頑張りきれません。

2時間考査の後、先に練習をするかどうか悩みましたがまーいつも通り勉強を先で良いだろうと甘い判断で勉強をさせました。が、15時くらいから雨が・・・。止んでくれると信じていましたがダメでした(笑)。17時半から1時間程度やって終わりと考えていたのですが少し開始時間を早くしました。17時開始です。この時点ではギリギリ外でできるかどうかというレベルでした。

前から書いていますが基礎筋力の向上が最大の課題です。本当は走りたかったのですが天候が微妙なので諦めて練習の入れ替え。トレーニングにしました。練習の初めにほんの少しだけ話を。トレーニングの意味を話しました。いつまでも同じような負荷でやっていたら強くなりません。毎回重たいものを上げたという事実だけで終わるのでは効果は上がりませんから。この部分をしっかりと意識して取り組ませないといけません。

ベンチもスクワットもかなり軽い重さで行っていました。上級生はそれなりの重さですが1年生は軽すぎる・・・。この重量ではいつまでたっても強化できません。私が付いておいてしっかりとやらせました。軽すぎるのでその部分を強制的に重くするという感じでしょうか。無理やりにでもやらせないと女子は「守り」に入りますから強くはなりません。すごく大切な部分だと思います。かなりギリギリだった気もしますがそれでもなんとか上げきりました。もともと上げれるのですが「心理的限界」が先に来ているのです。

そのままシャフト補強をしようと思って外に出ると雨脚が少し強くなっていました。それでもできるかな~という感じでいつもと少し場所を変えて練習を始めました。下がぬかるんでいる部分があるのでちょっと思い通りに行かない部分があります。しかし、以前と比べて取り組む意識が高くなっていると感じました。以前は「嫌だけどやる」という感じがあったのですが、今はそれなりに前向きに取り組んでいます。筋力がない1年生に2年生が声掛けをして励ましていました。こういう部分ができるようになっただけでも大きな成長だと思いますね。

半分が終わったところでグランド状態が悪くなりこれ以上は無理だと判断。諦めて階段で手押し車などを行いました。こういう昔からあるトレーニングでも不足分を補うことはできます。器具を使うと練習の幅が広がりますが、まずは自分の体重をしっかりと支えることができるという筋力が必要です。当たり前ですがトレーニングが十分にできていない1年生はこういう部分も弱い。地道に続けていくしかないなという感じですね。まずは7月中にこれくらいの基本的な部分は出来るようにしておきたいですね。

雰囲気が良くなっているかなというのは感じます。これが「何が何でも」というところまで行けば本当に面白いことになると。1年生が「もっと強くなりたい」と思って自主的に取り組んでくれると大きく変わるのですが。2年生もまだまだだと思いますが1年生は更に不足していますから。強くなるための練習ができるようになってもらいたいですね。
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健康に気を使ってみる

2013-07-02 | 陸上競技
土曜日の講習会の中で熱中症と水分補給の話がありました。こういう講習を行う上ではスポンサーがつきますからその関係があるとは思いますが。

話を聞いていてふと感じたことがありました。それはこの数年間、コーヒーと夜のお酒以外でまともに水分を取っていないという部分です。基本的に食事をする際も何も飲みません。朝ごはんは食べていないので水分はなし。職場でコーヒーを飲みます。これはブラックしか飲んでいないので健康的だと思っていました。

夜はお酒を少し。缶チューハイ一本くらいですから飲んだというレベルではないですよね?!この状態で数年間過ごしていましたが全くもって身体のダルさが取れません。年々ひどくなっている気がします。何度かblogにも書いていますが肝臓の値が尋常ではないくらい悪い。本当に悪い人はもっと値が高いと言われていますから何となく大丈夫なんじゃないかと思って過ごしてきました。

しかし、先週から体調不良が半端なく襲ってきています。身体がだるくて起きておくのがやっとという感じです。こんな状態では様々な部分に影響を及ぼします。そのタイミングで水分摂取の話を聞きました。今更ですが間違いなく不足していると思います。

考えなくてもコーヒーやお酒には利尿作用があります。どれだけ飲んでも排出されます。コーヒーはかなり飲みますがやはり水分不足になっている危険性はかなり高いと思います。さすがにこの体調の悪さが続くのはしんどい。ぐったりしていますから。

ということで水を飲むことにしました。ひとまず一週間くらいはボルビックを1.5リットル飲むのを最大目標にしようと考えています。コンビニで105円て買えるので(笑)。ドラッグストアにはたくさんの種類の水がありますがやはり飲みやすいやつが良いですね。水の硬度が高くなると全くもって飲めません。無理のないレベルで飲んでいきたいと。

こうやって宣言しておくとなんとなく続けることができると思います。職場でも言いまくっていました(笑)。まずは1週間続けてみます。健康になれると嬉しいな~(笑)。
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公認スポーツ指導員の義務講習を受ける

2013-07-02 | 陸上競技
土曜日、練習が終わってから早急に山口へ。実は4年前に「公認スポーツ指導員」という資格(?)を取りました。せっかくの機会なので勉強をしようと思って夏休み期間中に1週間福岡で共通講義を受けて、冬に東京で専門講義を受けました。この資格を取るためにかなりの費用を使いました。資格を取るというのが最大目標ではなく「勉強する」というのが一番大きかったのですが(笑)。最終的に福岡で試験を受けて合格することができました。ここまでに交通費や宿泊費も含めて20万円以上は使っていると思います。

で、この資格、4年に一度「義務講習」を受けなければ失効するのです。なんとなく覚えていたのですが気が付くと今年受けないと失効してしまうということでした。失効しても良いなという気はあるのですが、ここまでかかった費用を一発で失ってしまうのはもったいないなと・・・。結果的に受けることに。真面目です(笑)。

今回はたまたまサッカーの監督さんが「公演」をしてくださるということでした。オリンピック代表の監督を務められサッカー強豪国のブラジルに勝った。そこに至るまでの経緯を聞くことができました。この時期にタイミングよくJリーグができて日本中は一気にサッカーブームになりました。その大きな変化の中で選手たちも戸惑うことが多かったようです。

特に印象深かったのが「準備」の話です。当時は海外で合宿をするという経験がほとんどない。いきなり海外に行って勝負をするというのでは勝てない。だから「世界の雰囲気」を知ってから本大会に臨む。準備ができないと勝負にはならないのです。レベルは違うかもしれませんが「全国」で戦う、ラウンドを進むことを考えるとやはり「全国」の雰囲気を感じておく必要があります。だからあえて県外に出て多くのチームと関わりを持ちながらチーム作りをしています。つながる部分があるのかなと思いますね。

また、選手が強くなってくると「勘違いをする」という話も印象的でした。最初は普通の高校生だったのに力が付いてきてJリーグで試合に出るようになると、服装を派手にしたり髪を染めたりと「本質」とは異なる部分で目立とうとする。本当はプレーで示さないといけないのに「見た目」で注目を集めるようになる。これではこれから先の伸びがなくなると。何度言っても変わらない者は結局消えていってしまう。自分が本当にやらなければいけないことを見失うからなのかもしれません。以前「強いチームは県代表として自覚を持って行動しなければいけない」と言われたことがあります。周りからそういう目で見られるのです。強くなってきたから格好をつけ始めるというのでは周りの手本となりません。ここに関してはしっかりと言わなければいけないと感じました。当たり前なのですが。

日本代表になるような選手でも「練習」に関しては取り組み方が様々だという話も。何としてでも「代表になってやろう」という選手がいるかと思えば「代表選考」の場に選ばれただけで勘違いしてしまう選手もいる。全体練習終了後、残って黙々と練習をする選手がいる。反対に練習が終わったらすぐに帰って騒いでいる選手もいる。練習はしたいけれど周りから「何をはりきっているの?」と周りに言われるのが嫌でやらない選手もいる。競技レベル(パフォーマンスのレベル)は違っても同じような「考え方」の選手がいるのです。身体能力が高いからある程度の水準までは行きますが。最後は競技に対する「考え方」だと思いますね。結果的に潜在能力を引き出せずに終わってしまう危険性があるのです。

うちのチームでも同じようなことは多々あります。競技レベルだけではないのです。表面的に話を聞くだけではなく自分の立場に置き換えて考えていくとどのレベルでも同じような悩みがあるというのが分かります。そこから生き残っていくかどうかはやはり選手の「想いの強さ」だと思いますね。やるだけの練習でも強くなる可能性はあります。しかし、その度合いの問題です。一人の選手を二つの方法で育てることができませんから、「証拠」として示せるものはありません。今まで見てきた選手の中でも「これをやってくれたらもっと強くなるのに」とか「間違いなく指導者に対して信頼をしていないな」というのを感じます。これは周りの大人も含めてのことですが。チヤホヤするだけで終わってはいけないのです。強ければ何をしても良いという雰囲気の中で競技をやると一時的な伸びは「身体能力」によって出るかもしれませんが、「取り組む姿勢」自体が身についていないのであれば先は見えます。

話を聞きながら色々と考えていました。義務講習とはいえこの公演は非常に考えさせられるものがありました。同じように感じることができた人がどれだけいるのかは不明ですが(笑)。

長い一日でした・・・。これで更新手続きをすればあと4年は公認スポーツ指導員です(笑)。いつこれが役立つのかは全く分かりません(笑)。
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走練習&ウエイト、そして・・・

2013-07-01 | 陸上競技
土曜日、この日は午前中練習、午後勉強としていました。テスト週間ですからとにかく時間の確保です。

朝は8時から開始としました。朝練をやる時間よりは少し遅いので問題なしだと思います。それほど長くやる予定はありませんでしたがそれ以後の日程のことを考えると早めにやっておいたほうが良いだろうなという感じです。練習の流れはいつも通りで。動的柔軟をやってからハードルを使って身体を作ってそのまま走練習へ。走る前にチューブを使って動きを作りました。そのまま短い距離のタイヤ引きを行い60mタイヤ引き。前の記事にも書きましたが2年生女子2人の走りは目を見張るものがあります。かなりスピードが出るようになってきています。油断はできませんが強い気持ちが出るようになってきたかなという感じですね。

そのままバトンの並走を大目に。これは走る2人ともが手を抜けません。バトンパスをする区間を決めていますからそこまで全力で走る。離されたらバトンが渡せませんから最大スピードを出すための練習ですね。不安要素も多々あるのですがやっていくしかありません。まずは走ることが優先ですね。

バトンパスまで行いました。実は1走から2走へのバトンパスをまともに見るのはこの日が初めてです。そこの段階まで到達していませんでした(笑)。まずはバトンを手の中に渡すという初歩的な段階からスタートしてやっと並走でバトンを渡すことができるところまできました。いやー先は長い。とはいえ、3・4走も数か月前までは全くと言っていいほどバトンが怪しかったですからそれなりに成長はしています。1からスタートの1・2走は3か月後の県新人、来年の県総体・中国大会に向けてです。

初めて見たのですが・・・。1走の選手がまっすぐ走れません(笑)。うちの学校のグランドの問題というのもあるのですが直線のラインが引いていないのでまっすぐ走るためには自分で意識しないとできません。その前の練習のタイヤ引きの時から私が座っている方向に斜めに突っ込んでくるという状態でした。2本練習をしましたがとにかく曲がってくるのでバトンになりません。これでは練習にならないのでマークを置いて「特別レーン」を作成しました。。もっと早く作っておけばよかった。反省です。きちんとレーンを作ってからは2本きちんとバトンが渡りました。選手同士で「ここの区間で渡す」という場所を決めていたようですが、そこで上手く渡ったようです。これを繰り返していきたいと思います。あとは同時並行で走力アップ。それが全て!!

終わってからはウエイトを。これを見ていて「筋力弱い」というのを改めて感じました。それで前の日誌の内容になるわけです。ここに関しては早急な対応が必要になると考えています。考査終了後しっかりと練習をさせていこうと思います。

練習終了後、他の先生に「何かあったらお願いします」と頼んで早急に山口へ・・・。これはまた別に書きます。
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短い距離で

2013-07-01 | 陸上競技
金曜日、走練習を予定していました。少し長めに練習をしたいと思っていたので朝練は図書室で勉強。40分程度ですが朝やるだけでも随分違うはずです。中国大会からテストまでの期間が1週間しかないのでここでなんとか取り戻しておかなければいけません。

午後は走りました。本当であればしっかりと走っておきたいところなのですが今の感じからすると「最低限」の部分でやっておくしかないかなと。1学期末の結果が悪くて合宿等に参加できないというのでは困りますから。かといって全く走らないというのも問題。基礎的な部分の繰り返しができればと思います。とはいえ、細かい部分をしっかりやるというのではなく勢いでザーっとやっていますが。

ハードルをやってから短い距離のタイヤ引き、60mのタイヤ引き。その後バトン走。並走をやってバトンパスへ。これから1年後に向けて毎日とはいきませんが走練習をするときには必ずバトンパスをやろうと思います。これまでもある程度はやっていたのですが、今回の県総体の反省を生かしてひたすらやろうかと。その中で感覚を作るしかないと思います。

バトンの並走までは見ることができました。中国大会を経験した2人は動きが良くなっていますね。大きな刺激となったのだと思います。こういう部分が本物になっていくためには必要なのだと思います。この2人が中心となりチーム作りを進めていかなければいけません。やはり他の選手とは差があります。走力の差というよりは「気持ち」の部分でしょうか。以前とは大きく変わりましたね。まだまだ定着するまでは行っていないかもしれませんがこれから3か月かけてしっかりと取り組んでくれれば間違いなく別人のような強さが身に付くと思います。

記事の内容はかなり少ない気がしますがお許しを。記録程度に残しておきます。
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