kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

木曜日

2013-07-13 | 陸上競技
少しずつ更新が遅れつつあります・・・。うーん、この1週間かなりバタバタしていてなかなか思い通りに時間を作れません。6時間連続にちかい授業だったり、私が仕切ってやっていかなければいけない「行事」(?)が毎日のように続くので練習終了後にその準備をしたり早朝からやったりと余裕なく生活をしています。blogの更新が一番後回しになるのはお許しください・・・。

この日は総合実践の授業で「礼法指導」の準備。これは昨年度から始めたのですが縦のつながりを作るために3年生が1・2年生に「基本的なビジネスマナー」を教えるという時間になります。礼や挨拶、離着席、入退出の仕方を上級生が下級生に教えるというものです。うちは学年を越えた縦のつながりがほとんどありません。部活動を真剣にやっているところ以外は上級生が下級生に何かを教える、上下関係を感じる部分というのがほとんどありません。この状況で社会に出たとすると「先輩からいじめられた」として辞めてしまう者も出てきます。当たり前のことを言われたとしてもそれが「言い方がきつい」というだけで「いじめられた」と感じる者も出てきます。少しでもこういう部分を改善できないかという考えもあり「縦のつながり」を意識した行事を行っています。

また、近隣の中学校に出向いて「礼法指導」を行います。これも「自分が身に付けた知識を他者に伝えることで定着させる」という意味合いがあります。自分とは異なる世代と関わることで多くのことが学べると思っています。こういう事をやるので基本的には私が準備をして段取りをする。更に生徒に指示を出して「どのように動くか」を考えさせる。結構な作業です。ということがあったのでblogの更新は滞っていました。他にも月曜日からかなりやることがあって(長くなるので割愛)バタバタしていました。疲労MAX(笑)。

で、木曜日ですが午後からはトレーニング。ウエイトをやってから外補強で。ウエイトは前回から10回の重さで3セットやってから最後に半分の重さにして速く動かすという練習を入れています。400m系の選手がいたときには時間を長くして良くやっていたのですが、短短系に移行しつつある最近はほとんど行っていませんでした。「持久系の負荷」というよりは「瞬発系の負荷」を多くかけたいと思っています。かといってゆっくり動かすだけでは効果は低いと思うので軽くして速く、最大限のスピードでというのを入れました。効果は数か月後に報告できればと思います(笑)。

その後は屋外で。月曜日から練習を続けていることもあり、ちょっと疲れ気味の様子でした。だからといって元気がないというのが許されるのかというと違うと思います。いつもに比べると物足りなさがありました。通常の練習レベルからすれば問題はないと思うのですがうちで練習をするという中ではちょっとダメですね。その辺りのことも最後に話すことにしました。

前の記事に書いたように「インターハイに行った」ということで全く満足していない選手が自分たちの目の前にいるのです。「もっと強くなりたい」という「想い」があるからどんな練習でも手を抜かずに全力でできるようになる。純粋に「強くなりたい」と想うからそれが行動に表れるのです。暑いから寒いからというので練習の質が変わるようでは絶対に力は上がりません。ここがどれだけ理解できるのか?本当に自分のための練習というのが何かを考えなければいけません。

また、1年生は声が出ない。これも何度も言っていますがやはり物足りません。自分たちがチームの一員だという自覚を持たなければいけないのです。これができるようになると選手として競技者として大きく成長します。「嫌だけど出す」というレベルの選手では絶対にその後の伸びがありません。「声を出すことに意味があるのか?」と言われると私はあると思っています。必要ないと感じる人もいるかもしれませんがこれは「成長の様子」をきちんと見ることができていないからだと思っています。間違いなく声が出るようになって雰囲気が作れるようになると選手は変わります。

この辺りのことを話して通常よりも30分早く終わりました。少しは休めないといけませんから。翌日も少し落とそうと考えていました。これはまた別に・・・。
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強くなりたい

2013-07-11 | 陸上競技
水曜日の練習中、かなり衝撃を受けました。自分自身の甘さというかもっとしっかりと先を見ていかなければいけないなと感じたことがあります。

水曜日、ある程度負荷をかけておきたかったので120mを走りました。この中で大きなエースと男子選手が一緒に走るようにしていました。自分よりもスピードがある選手と一緒に走り続けることでオーバースピードトレーニングにもなります。普通に走ると男女の差があるので勝つのは難しいのですがタイヤ引きをする時にはこの差がなくなります。かなり強いと思いますし、中国大会が終わってから間違いなく意欲が高まっています。男子であっても負けたくないというオーラが出ています。これまでは優しすぎる部分があって大会で自信が持てなかったり遠慮してしまう部分があったのですが、県総体や中国大会が大きな自信につながったのだと思います。

男子選手がなかなか追いつけないので少し声をかけました。タイヤ引きで差をつけてスタートすると差が縮まらないので男子が自信を失ってしまうのではないかと感じたからです。大きなエースの力は全国的に見てもかなり上位です。40位前後ではないかと思います。力がある選手と走っているのですから簡単には勝てません。そのことを話していました。

すると大きなエースが、「40位くらいなんですか?」とちょっと不満気に言っていました。インターハイに出場する選手は各種目66人います。今回のインターハイでは組で6番目くらいの位置です。8組ありますから参加選手の中でも40番前後になるのは間違いないと思います。しかし、この順位に全く納得がいかない様子でした。そこで、何番くらいなら納得できるのか?と聞くと「8番以内に入って決勝に行きたいんだけど」という返答でした。

私はラウンドを進みたい、12秒10前後が出ればと考えていました。それくらいの力は間違いなくあります。レース展開が上手く作れれば十分可能なタイムだと思っています。しかし、大きなエースはそこは一切考えていないのです。日誌には目標タイムを11秒9と書いています。本気でこのタイムを出して決勝に残ろうと考えているのです。驚いたというか私自身の甘さに気づかされました。

中国大会以降、競技に対する取り組む姿勢がかなりかなり良くなりました。勝ちたいというオーラが出てくる感じです。男子であっても負けたくないという気持ちが全開です。私は指導者としてその気持ちをしっかりと感じ取ってあげれなかったことを反省しなければいけません。本気で戦うために練習をしているのですから。

その気持ちが練習中の変化に大きく現れています。今の状況なら強くなるためなら何でもするという気迫があります。本当にどんなトレーニングでも乗り越えて行くと思います。良い方向に向かっているのです。指導者が管理したからこのような気持ちになったのではありません。本人が戦いたいと心から思い、高い目標を掲げたからこそそこまでのモチベーションになっているのです。私はきっかけを与える事はできたかもしれませんが最終的に選手の想いが全てだと思います。戦いたい、持っと強くなりたいという想いがあるから練習に取り組めるのだと思います。

ラウンドを進みたいという目標を掲げていたのですがもっと上を目指した練習をして行きたいと思います。負荷を増やすというのではなく課題となる部分の克服と武器となる部分を伸ばす事を徹底してやっていきたいと考えています。

日誌に「練習が楽しい」と何度も書いていました。強くなるために悲壮感があるわけではありません。少しずつ走れるようになっていく自分が楽しいのだと思いますし、目標に向かって進んでいる事が実感できる楽しさがあるのだと思います。この事を周りの選手がどのように感じ取れるか?自分もできると思えるか、特別な事だと思うのかだと思います。これが全体に波及すると本当にチーム全体が強くなると思います。身近にいる選手がどれだけ真剣に競技と向かい合おうとしているかは感じ取れるはずです。

強くなりたいという想いは間違いなくエネルギーになります。志が高い選手と一緒に練習ができる事を指導者として嬉しく思います。みんなで強くなるチームになってもらえたらと思います。私自身、もっと志を高く持たなければいけません。しっかりと向き合っていきたいと思います。
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久々に走る

2013-07-11 | 陸上競技
水曜日、毎日のように「暑い」と書いていますがこの日も例外なく暑かったですね。これから夏休みに向けてどうなつのか??この状況下で本当に練習ができるのか。大きな疑問がありますがそれでもやっていくしかありません。とにかく健康に気を配りながらやっていきたいと思います。

朝は少し涼しいので日陰で動きの確認。足運びと接地の感覚を確認しました。チューブを使っての足運び、そこから一瞬で地面に力を加える練習です。階段ドリルと組み合わせて行いたかったのですが時間的に厳しかったのでこの2つをひたすらやりました。感覚的には悪くないとは思います。素早い切り替えができない選手が数名いますがこれは筋力的なモノが影響していると考えています。

そういえば「blogram」というサイトに登録してこのblogの「成分」を分析しています。blogの内容を客観的に見て「blogの中心は何?」というのを示してくれるものです。気が付くと「筋トレ」がこのblogの一番の売りとなっているようです。いや、基本的には陸上競技の指導の中にある要素の一つなのですがどこをどう間違ったか方向性が大きく変わってきています(笑)。そんなことを気にしながらこのblogを呼んでいる人はいないと思いますが。

午後は「絶対に走る」と決めていたので予定通り実施。ハードルを使っての動的柔軟から入ってドリル。この時点で暑さがかなりのものでした。1つ1つの練習に休憩を取っていました。このほうが集中が保てるのかもしれませんがとにかく時間がかかります。逆にダラダラしてしまうのがすごく嫌だったので指示を出して少し急かしました。キリが良いところまでいってから休むほうが流れができます。炎天下に数十分居続けるわけではありませんから問題はないと思います。ここを切り替えていかなければいけないと思いますね。

いつも通りの流れで進みました。少し本数を少な目に。1本1本のスピードがそれなりに上がっていますから休息も必要になりますし、暑さのためダメージも残ります。後半の練習のためにも気持ち抑えめにしなければ持たないと思ったので。県総体が終わってから走練習を行うときには必ずバトンをやるようにしています。2か月後、1年後にきちんと勝負をするためにはこの「感覚」をひたすら身に着けさせなければいけないと考えています。付け焼刃のように試合が近づいてきたからバトンをやるというのではなく、年間を通じて「バトンの受け渡し」を意識した練習を行うようにしたいと考えています。もっと早くにそういう取り組みをしていたら全く違う結果だったかもしれません。

その後はスタートへ。これも繰り返しです。一人、スタートが全くできません。音が鳴ってから頭の位置が全く変わらない。前に進まなければいけない部分が上に上がる。前に進まず垂直に上に上がる感じなので遅れます。当然ですが。他の選手も以前に比べて自分のスタートの動きや他の人の動きにかなり関心を持つようになってきています。比べたり、改善しようとしたり。この選手の動きを見ていて「頭が進んでいないですね」と冷静に分析できていました。これをアドバイスしてあげたり、自分の動きに照らし合わせたりすること動きも変わってくると思います。全体的にスタートの改善がされてきていると思います。

高跳選手と小さなエースが一緒にスタートをしたのですが「3歩目」まで高跳選手が抜群の動きを見せます。正確に言うと飛出しがすごい。小さなエースのスタートはかなり上手いと思っています。それなのに数歩とはいえ前に出るというのはどういう事なのか??バネという大きな武器が生かされているのだと思います。まー技術的な部分がほとんど備わっていないので身体が起きてしまいそこで終わりなんですが(笑)。ここからは小さなエースには勝てません。当たり前ですが。とはいえ、60mまでかなりついて行きます。4継は1走が変わるだけなので非常に面白いと考えています。そのために跳躍選手にひたすらはしらせています。跳躍と走練習の割合を同じくらいにしています。今後のことも考えて・・・ですね。

最後にタイヤ引きを。中国大会以降、100mを意識した練習が中心になっていました。時間的な関係もあり短い距離を中心に練習を進めるという感じです。しかし、今後のことを考えるとやはり200mが走れる練習をしておかなければいけない。そこで120mのタイヤ引きを行うことに。久々の長めの距離なので気持ち本数を抑えめに。120mのタイヤ引きと60mを組み合わせて走ることにしました。120mがどれだけ走れるかというのは大きなことだと思います。その後、すぐに60mを走ることで感覚を作っていきたいと考えています。タイヤ引き120mは単純に120mを走るのとは違います。技術的な要素も多く含んでいます。何よりタイヤを引くので普通に120mを走るよりは間違いなく負荷がかかる。うちの練習場所では直線で120mしか取れませんからタイヤ引きをすることで200m対応の練習となると思っています。これを3セットやりました。かなりの負荷がかかったと思います。

久々に走りましたが雰囲気的にはいい感じでできたと思います。最初はどうなることかと心配していた部分もありました。暑さもありますし、追い込むという練習がここ最近できていなかったので「心」の部分がどういう方向に向かうか分からない部分がありました。しかし、これは杞憂に終わりました。これに関しては書きたいことがあるのですがちょっと話が長くなるので記事を別に書こうと思っています。良い練習ができました。

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暑さの中で

2013-07-10 | 陸上競技
火曜日、この日も本当に暑かった・・・。こういう天候の中でどうすれば元気よく練習ができるのか??考えないといけないですね。特にこの日はトレーニングの日としていました。トレーニングは集中力が保てないと効果が上がりませんし、故障の原因となってしまいます。どれだけ高い集中力で練習ができるか?ここは考えないといけません。

朝の練習では上半身の補強を。大きな筋群だけではなく小さな筋肉も強化していかなければいけません。以前は良くやっていたのですがここ最近やっていなかったトレーニングを導入。体幹強化も必要ですがここ最近の練習の様子からするとやはり上半身の強化が必要です。腕で身体を運ぶためには筋力がなければいけません。かなりの練習をやってきたつもりですがそれでも上半身が不足しています。うーん、難しい部分です。小さな重りを使って負荷をかけていくことで肩周りや肩甲骨周辺の筋力を上げていこうと思います。これは間違いなく時間がかかりますが効果は高いと思います。長い闘いです(笑)。

午後はトレーニング。残念ながら私は会議。この日見ておきたかったウエイトが見れませんでした。これまでも大きな筋群の強化はしてきました。どうしても重いものを上げるとゆっくりになってしまいます。これだけでは瞬発的な力が最大限に伸ばせないと思います。最大筋力を上げながらもそれを上手く使えるようにならなければいけない。難しい部分ですがこれからは取り入れていかなければいけないと思います。これからはこの部分も重視していきたいと考えています。少し不安があったのですが練習開始前に前キャプテンが来てくれたので任せました。こちらの意図が伝わっているはずなので意識させる部分を持たせてもらえたらと思います。

私が練習に参加した時には外補強に入っていました。この日からプレート歩行を取りやめて他のことをやろうと思っていたのですが伝えるのを忘れていました。すでにプレートは終了していました・・・。残念(笑)。その場でやるプレート運動のほうが効果が高いと思います。ダメージが大きいのは間違いないですね。ここは変更の予定で。特にこれから暑くなるので練習の内容の変更も必要になると思います。

シャフト補強も休みを入れながら進んでいきました。いつもよりも時間がかかります。また集中力が保てないというのもあります。予定していたよりも時間がかかってしまいましたがそれなりに練習は進んでいったと思います。この暑さに慣れなければ夏休みの練習はできません。今後のことを考えてしっかりと取り組んでもらいたいと思いますね。

暑い中でしたがまずまず。ちょっとバタバタしているので最低限の記録として残しておきます。
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課題克服のために

2013-07-09 | 陸上競技
月曜日、この日は本当に暑かった。尋常ではないレベルで暑い。この中で運動をすると間違いなく健康に悪いですね~。とはいえ練習をしないという選択肢はなかなかないので練習は行いましたが。とにかく休息時間と水分補給にはかなり気を配らないといけません。ここで体調を崩してしまうとこれまでの積み重ねが無駄になってしまいます。こちら側も細心の注意を払わなければいけません。

あまりにも暑いので掃除の時間に屋外に温度計を置いて確認してみました。室内の温度が30℃だったので屋外はどのレベルなのかと気になったので。日なたにおいてみましたが照り返しなどもあり、あっという間に40℃を越えました。何なんでしょうか。もうしばらく置いていると50℃近くまで上がったのですぐに温度計を撤去。照り返しがあるとはいえこの暑さは半端ない。これ以上見ても意味がないので見て見ぬ振りを(笑)。これを見てとにかく休憩時間を作って水分補給をさせないといけないなという考えに至りました。本当に危険な温度ですから。

練習はサーキットを割愛。集中力が切れてしまいそうなので(笑)。あとはいつも通りの流れで。ハードルをやってからスプリントへ。ここでチューブから始めて加速段階の形を意識させました。身体の傾きと前足側に体重がかかる姿勢を作りました。加速段階での基本的な姿勢だと思っています。加速が上手く出来ない選手はやはりここができません。チューブで引っ張っていますが重心が高くなりすぎて地面に力が加えられない選手は走れません。ここはすごく大切だと思っています。

ここで姿勢を作ってからタイヤ引きを。ここもちょっと説明を加えながらやっていきました。タイヤの重さに負けてしまって最初の数歩が小さくなってしまうとやはり加速はできません。タイヤがあっても上手く身体を運ぶ意識が必要です。気持ち大きく出るように指示をしました。大きく出るとそこで身体が起きてしまうので我慢。これを繰り返しやっていきました。

60mのタイヤ引きを予定していたのですが動きを見ていてタイヤを外して走る方が良いだろうと判断して変更。30mを各自で走らせて我慢させることにしました。意識しないとあっという間に身体が起き上がってしまい加速が出来なくなります。適度に走るだけで身につけられる者もいるかもしれませんがやはり簡単にはいきません。繰り返しです。

バトンの並走をやってパス。これだけでかなりの本数を走っています。バトンパスは高跳選手にも行わせました。この子が1走を走ってくれないと勝負できません。本人が思っている以上にスプリント能力があります。高跳練習もしないといけないのでバトンパスのスタートから少し工夫して行いました。器用な選手ではありませんがこの日はきちんと力を出していました。繰り返しやっていく中で力を上げていってもらえたらと思います。小さいエースが上手く指示を出してくれているのでスムーズに進みました。改めて感じていますがチーム内で一番成長しているのは小さいエースだと思いますね。ムードメーカーになれと言い続けて来ましたがここに来てかなり生活のしています。これが走りにも大きく影響しているというのが目に見えて分かります。

また、大きいエースは金曜日思ったように走れなかったので不安を感じていたようです。走れなくなったのではないかという不安に襲われていたようですが、この日はまったく問題なし。指導者としてこのファンを取り除くということが大切だと思っています。日誌等を見ると本人の競技に対する意欲がかなり上がっています。インターハイに参加するだけではなく戦いたいという意識が強く出ています。インターハイでは予選から昨年のインターハイ二冠の選手と一緒です。気後れすることなく勝負してもらいたいと思っています。本人はそのつもりでいます。

この日は短い距離で加速から中間につなげる走りをさせたいと考えていました。30mと60mをしっかりとやりました。30mで姿勢を作ってそれを上手く中間につなげていくための練習です。スタブロからやっていきましたが、各自がかなり意識をしていたようです。全体的に良い走りができていました。
大きなエースは男子と一緒に走らせましたがかなり良くなっています。60mでもある程度勝負できるレベルまで来ています。これまでは30mから身体が起きてしまって上手く中間につなげることができませんでしたがこの日はかなり上手く走れていました。この感覚を覚えてもらいたいと思います。本人も手応えを感じていたようです。

小さいエースはいつもよりも身体が起きるのが若干早い。元々ピッチが上がるタイプですから30mまでに上がりすぎます。徐々に上げていく走りを目指しています。50mでピークを迎えてあとは減速というのでは困りますからね。60mの二本目は抜群でした。疲れが蓄積してきているのもあり個しに痛みがあるとのことでした。無理ができる部分と無理ができない部分とがありますから冷静に考えていかなければいけないですね。

ここで終了となりました。120mまで行きたかったのですがここまでにかなりやっているので長めの距離はまた別の機会に。ショートスプリント中心とはいえさすがにもう少し長い距離を走らないといけません。これは水曜日に持ち越しですね。

全体には身体のケアの話をしました。一日だけ良い練習をしても仕方ありません。毎日継続していくことが大切。そのためには家の人に手伝ってもらって身体を緩めていく必要があります。学校での練習は私がコントロールできますが、家での生活は選手自身の意識に関わってきます。本人たちの意識がどこまで高くなっているかだと思います。本人たちがやる気になってくれれば行動は変わりますし、周りにいる人達も支えてくれるようになると思います。限られた時間の中でどれだけ真剣に取り組めるかです。期待しています。

暑さに負けないようにしていきたいですね。かなり順調に進んでいる木がします。
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夏休み最後??

2013-07-09 | 陸上競技
日曜日、朝からちょっと出かけてきました。といっても今度娘のバスケットの練習会場の下見に行っただけなのですが(笑)。中学校は「現地集合」というのが多いようです。今度練習試合が「大畠」で行われるということでした。保護者の送り迎えが必要になるということなのでその場所の下見に。もちろん日程の関係で私が連れて行くことはできません。せめて下見くらいは・・・という感じですね。

柳井方面まで出かけたのでついでに岩国まで。これも練習で「川下」まで行くことがあるようです。この場所の確認。うーん、結構距離がありますね。せっかく岩国までいったので岩国錦帯橋空港を見て帰ろうということに。よくよく考えてみるとここ最近こうやって出かけたことはありません。娘はもう部活に参加していますから別行動。小学生の息子たちと一緒に行くくらいになっています。なかなか行けないのでせめてこういう機会にという感じでしょうか。

空港のそばには米軍基地が。同じ山口県内であっても少し雰囲気が違います。我々は飛行機をみる機会がそれほどありませんが、地元の人にとっては「見るモノ」ではないのだと思います。その風景が日常生活であり、様々な想いを持った中でその景色を見ている。ここに政治的なことを書くのはやはりちょっと違うかなと思うので止めておきますが思うことはありますね。

10時過ぎに空港に付き子供たちが簡単なイベントに参加していました。この日は七夕。実は結婚記念日でもありますがまーそこはスルー(笑)。短冊に願い事を書いて笹に括り付ける。それを後日ANAが「織姫神社」に奉納してくれるということでした。上の息子はこういうのが大好きなのですぐに飛びつき書いていました。願い事が「家族が健康で過ごせますように」・・・。まじか?!という内容です(笑)。小学4年生、自分の事よりも家族のことを書くのか?うーん、かわいいですね(笑)。

10時40分飛行機が到着するということなので待っていました。遠くに飛行機が見えるのですがこれがいつ着陸するのか分かりません。気が付くと着陸して近づいてきていました。良く考えると目の前で着陸するはずがありません。着陸してから何キロかスピードを落としながら来るのですから(笑)。子供たちは目の前の飛行機に大喜び。なかなか見る機会がありませんからね。しばらく見てから帰宅。

少し休憩してから「公園で遊ぶ」というので外へ。この時点でかなり暑い。完全に夏です、油断してました。20分くらいサッカーをしていたら子供たちは汗だく。この状態はまずいと思いすぐにコンビニまで。飲み物を購入して再び公園へ。そしてサッカー。1時間半くらい遊んでぐったりして帰宅。すぐにシャワーを浴びて休憩。ぐったりです(笑)。

よく考えるとこれから先ほぼ土日の休みがない気がします。うーん、ひょっとしたらこれが夏休み最後の休日だったのかもしれない。夏休みが来る前に最後の休日というのも非常におかしい話ですが(笑)。久々に遊べたので良かったかなという感じですね。次はいつだろう(笑)
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更にトレーニング

2013-07-07 | 陸上競技
土曜日、午前中の練習が終わってからしばらく休んでトレーニングとしました。考査期間中はほとんど追い込んだ練習はしていません。その分を補うという意味もありますが、強化期間と位置付けると話をしていますので冬期と同じようにしっかりと練習をするのだという意識付けをするためにも初日であるこの日は二部練習としていました。

雨が降るので屋外ではできません。基本的にトレーニングのみとしていますから問題はありません。本当はジャンプ系のトレーニングを入れたい所ですがここが出来ないのが心残りといえば心残りです。ここは割り切らないといけません。ウエイトとシャフト補強がメインです。

ウエイトは前回同様しっかりと負荷をかけるように指示をしました。ベンチは体重×0.8倍、スクワットは体重×1.0倍が最低目標となります。身長体重の関係は筋力に大きく影響します。同じ重量を上げたとしても体格が違えば全く違います。体重40kgの選手と50kgの選手がベンチもスクワットも同じくだとする。動かしている重りは一緒でも実際の走りに対しては全く違います。筋力が同じであれば体重が軽い方が必要とされるエネルギーが違います。ここを勘違いして「自分は他の者より筋力がある」と慢心してしまう選手がいます。大きな間違いです。

筋力は他者と競争するものではなく自分自身に必要なモノを身につけるというのが大切です。体重が40kgの者と65kgの者に必要な筋力は全く違います。自分の身体を速く前に運ぶという競技にですから一歩一歩で必要とされる筋力は人それぞれで違うのです。他者よりも強いから大丈夫と安心してもらったら困ります。今の一年生は筋力的にかなり不足しています。この状態では秋のシーズンの活躍は期待できません。本当に戦う気持ちがあるのならこの数ヶ月どれだけ真剣に練習ができるかだと思います。特にトレーニングに関しては毎日の積み重ねが重要になるのです。意識的に継続してもらいたいと思います。

かなり追い込んでから武道場へ。シャフト補強を行いました。大きな扇風機があるのでそれを動かしながら風を送って少しでも涼しく練習ができるように工夫をしました。とは言ってもこれは勝手に選手が準備をしていたのですが(笑)。私はせめて水分補給ができればと思いスポーツドリンクを準備して飲ませることにしました。先日研修で練習をすると3リットルくらいは水分補給が必要になると言われていました。意識的なこちらで取らせるようにしないといけませんね。

午前中に練習をしていますからかなり疲れはあると思います。その中でどれだけ集中を保ちながらトレーニングができるかです。一年生は慣れていないのもありやるだけで精一杯という感じがあります。ここは仕方ないと思います。最初の数週間はこのハードな練習に耐えていけるかどうかが大切です。それなりの練習をして大会を迎えるというのは面白くありませんからね。精一杯やることを覚えてもらいたいと思います。

シャフトが終わってからは自体重を用いた補強をしました。手押し車や内転筋、ハムストリングの補強です。やっていく中で本人にも繰り返し指摘しましたがやはり大きなエースはまだまだ筋力が足りません。春先までは手押し車が全くできませんでした。今はある程度できるようになっています。が、こちらがイメージする状態にはまだ足りません。上半身の弱さとハムストリングの筋力不足があります。この課題が克服できれば絶対に全国入賞が見えてくるだけの潜在能力があると思います。繰り返し書いていますがここの課題が克服できるかどうかです。本気で克服してくれれば今まで以上の結果がついてくるはずです。

最後に前日にやった補強をやって終わり。これが一番しんどいようです。以前はトレーニングの時には必ず入れていたのですがここ最近はプレート歩行に変えていました。間違いなくこちらの方が身体にきます。今後の練習の中に取り入れていきたいと考えています。選手は絶対に嫌がると思いますが(^^;; これから先のことを考えると練習の取捨選択をもう一度やらなければいけなくなると思います。

栄養補給の話もしましたがとにかくここから先に向けて各自の意識が必要となります。頑張ったけどダメだったで終わらせたくはありません。この日にやった練習の中で自分の弱い部分は分かったはずです。これを自分でどうやって補うか?弱いままで終わらせてしまっていたら今後の伸びはありません。本気になって自分で補っていかない限りは強くはならないのです。ここをどれだけ意識してくれるか?指導者というよりは選手自身の「想い」が大きく現れると思います。強くなりたいのであればやるしかないのですから。

雰囲気的にも明るくできたと思います。一年生がもっと声を出せるようになると違うのですが。また上級生に頼ってしまっています。ここが変われるか?何度言っても結局は選手次第です。戦うために何をしないといけないかを考えて行動で示してもらいたいですね。

良い練習ができたと思います。あとはしっかりとケアをしておいてもらえたらと思います。
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予定大幅変更

2013-07-06 | 陸上競技
土曜日、この日からしばらく強化練習にしようと計画していました。天気予報では雨という予報だったので事前に連絡をしてタータンの競技場で練習にしようと考えていました。移動の関係も出てくるのですが雨でも走りたいと選手には伝えていました。

しかし、朝職場に行くと山陰方面か戻ってきた先生に「前が見えないくらいの雨が降っていて大変だった」という話を聞きました。え?!って感じでした。雨は降ると知っていましたがそこまで降るのか??雨雲レーダーで調べてみると明らかに色が大変な事になっていました。とても練習を屋外でできるレベルではありません。タータンの上だとしてもこのような雨の中で練習をするというのは不可能だと思います。スタート練習や少し長めの距離を走ろうという予定でしたがそれどころではありません。中途半端に移動して全く練習できずに終わるというわけにはいきません。

集合を早めにしていたのでそのまま学校で練習をする事にしました。この時には全く雨が降っていなかったので屋外で練習を進めました。少し雨が降るくらいなら何とかなるかもしれないという淡い期待をしながら。ハードルを使っての練習がある程度進んでいってこれなら走れるのではないかと感じていました。私はずっと雨雲レーダーで予報を見ていましたが、かなり強い雨雲がすぐそばまできているという予報。確かに西の空が真っ黒に。うーん。明るくなってきたと思ったら一気に雨が...。とても外に出ておけるレベルではありません。周りは水たまりになりました。完全にスコールですね。これにより外で練習する事も変更。無理ですね。諦めが肝心。できる事を最大限にやる方が絶対に効果が高いですから。

気持ちを切り替えて室内で。ハードルを持っていって連続抜きをやりました。時間があるので徹底して基本的な事をやる事にしました。腕を使わずにメディシングボールを持たせて身体の軸を意識させてから身体をひねらないように連続でハードルを越えていきます。脚は回転運動をしていますから体幹で保つ意識がなければ身体はひねられてしまいます。そこを繰り返し意識させました。前日に行なったある補強の影響で股関節と肩周りが激しい筋肉痛になっていたようです。それはそれで痛みがあればそこに意識がいきやすいので問題なし(笑)。気にせずやっていきました。これをかなりやって行くことで意識は体幹と股関節に持っていけたのではないかと思います。

室内でも汗はかきます。しばらく練習をしてからはとにかく水分を取るための休息時間を与えました。同じことをやるとなかなか集中が保てないというのもありますし(笑)。比較的涼しい環境ではありましたが湿度は高く気温もそれなりだったと思います。こういう環境下でも熱中症にはなります。夏の練習に移るにあたってわたしも細心の注意を払っておきたいと思います。

そのままチューブを使った練習へ。本当は平地でしっかりとやりたかったのですが前述の通り外は雨。室内でも同じようにチューブは使えます。スパイクを履けるともっと良いのですができないことをいったも仕方ありません。チューブを使って加速段階の身体の傾きや体重の掛け方を意識させました。走りながら意識するのはなかなか難しいのでゆっくりと姿勢を作るという作業です。狭いスペースでもできる練習なのでしっかりと繰り返しました。

その後、スタートの姿勢で潰れないための練習も。これも同じくチューブを使いました。冬期はタイヤでやっていたのですが重さの調整が難しいのでチューブの方が効率良くできる気がしています。最初はバランスを取れない選手が多かったのですがやっていくうちに慣れてきました。片脚支持で全ての体重を支えないといけません。これも大腿四頭筋のトレーニングにもなります。身体を支えるためには絶対に必要です。ここも良くできていたと思います。

チューブ走を少しだけやってあとは走ることに。距離的に40mくらいしか取れません。直線で60mは取れるのですが止まるための距離も必要です。これまではマーク走をしていたのですが置くのに手間がかかるので普通に走らせました(笑)。最初の20mとつぎの20mで意識を変えるように指示。ほんとうはもっと長くなってしまうはずの部分ですがスタンディング、更にシューズでそれほど長く前傾を保つことは不可能です。そこで区間を分けて走りました。加速段階とつなぎの意識です。うちの選手はこのつなぎの部分が苦手です。ここがスムーズにできるようになると間違いなくタイムは大きく短縮できます。これもやりながら覚えてもらうしかありません。感じ的には良かったと思いますね。

以前は長い時間の練習や同じことを繰り返すという練習で集中が保てないという部分がありました。この辺りはほぼ改善されています。いつの間にかとう感じですね。やるだけの練習からある程度の目的を持った練習になりつつあります。大きなことですね。こういう練習が当たり前になってくるとこれまでとは大きく異なる結果がだせると思います。

前日にスピードに乗れなかった大きなエース、この日はかなり動いていました。本人もその感覚はわかったようです。別人のような走りでした。加速段階もある程度意識できていました。来週からは平地でしっかりと走っていけたらと思います。他の者もかなり動きが良かったですね。ちょっと成長している感じがあります。

12時前に終了。少し休憩をしてから午後へ(笑)。まだやるのか?!という話ですね(笑)。これはまた別に書きます。

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汗をかく

2013-07-06 | 陸上競技
金曜日、練習を進めていくためにしっかりと汗をかく練習としました。いきなり暑くなったのもあり追い込むと体調を大きく崩してしまう危険性があります。テストで睡眠時間が多少なりとも少なくなっているはずです。と、信じているのですが実際はどうなんでしょうか(~_~;)。ここは怖くて確認をしていませんが勉強はしているはずなので真反対の生活に突入するためにはやはり準備が必要です。

前の記事にも書きましたがサーキットをしようと考えていたのですが武道場が使えませんでした。何セットかに分けて汗をかいておこうと思ったのですがそこができなかったので屋外で補強を連続でやったいきました。風が通る所でやったのですが、これだけでもかなり汗をかいていました。湿度が高くなっただけではなく涼しかった数日間の反動があります。この状態では無理に激しい練習をすると本当に熱中症になってしまう危険性があります。

40分くらい涼しい場所でのトレーニングを。かなり汗をかいていたのでとにかく水分を取らせながら進めていきました。選手は汗をかくとベタつくのでかなり嫌がりますが、暑さに適応するために必要な事ですからしっかりと汗をかく必要があります。

先日の研修の中で熱中症対策の一つとして暑さに慣れるというのが必要だと言われていました。人間の身体は適応能力が高いので暑い中での運動を続けているとその環境に適応する。一度適応するとしばらく暑さの中で身体を動かしていなくてもまたすぐに適応できるとの事でした。適応する前にガンガン練習してしまうと体温調整ができないままなのでかなりの確率で体調を崩してしまう。適応するには時間が必要なのです。その事も踏まえて練習量を増やす前に我慢して適応する期間を設けないといけないと思います。

この辺りから少し日陰が出てきました。暑いのは暑いですが風もあり何とか練習ができる状態となりました。そのためここから通常練習です。かなり長い時間アップに時間を使った事になります。ハードルを使ってのアップを行ってからチューブへ。加速段階の動きの確認をやってからそのままタイヤ引き。

この段階で大きなエースの動きがちょっと微妙。身体が起きるのが早い感じがありました。動き自体がすごく悪いというのではなく何となく重そうという感じがありました。逆に小さいエースは他の選手の手本となるような加速段階の動きをします。全体に見せてイメージさせました。うちの選手の課題は加速段階そのものよりもそこから中間につないでいく部分にあると考えています。起きるのを我慢しておかなければいけないのが我慢できずに起きてしまいます。この二人だけではなく全体の課題です。

そこを意識させながら練習をしました。本数は少し抑えめにしながらですが。涼しくなったかなとはいえ、ここ数日間は雨で気温もそれほど高くなかったですからやはりダメージがあるでしょう。走らせたい気持ちはかなりあったのですが抑えました。いやー我ながら成長したのではないかと思います(笑)。

バトン走をやって終わりにする事に。この段階でも大きなエースがスピードに乗り切れません。動きはまずまず何ですが進まない感じがあります。身体が重いのかなという雰囲気でした。ここ最近の練習でもかなりかなり走れていたので全く心配していなかったのですが、本人はちょっと気にかけていたようです。いつも一気に追いつくはずの選手に追いつく事ができなかったのですから当然といえば当然ですね。その辺りは少し話をしておきました。3走の選手も前に比べてかなり動くようになってきているので簡単には追いつけなくなるとは思います。また、前日にトレーニングをしっかりとやっていますからこの辺りのことはある程度想定できる範囲です。慌てずにやってもらいたいですね。毎日動かないというわけではなくこの日だけですからあまり心配にならずいてもらいたいと思います。精神的な不安の方が競技に影響してしまいますからね。

小さいエースは良く動いていました。一緒に走る高跳び選手もかなり走れるようになっているのですが、今の段階ではちょっとついていくだけで精一杯という感じです。この中でバトンを渡すというのは簡単ではありません。この子ことを考えるともう少し余裕がある所でバトンをやっておくほうが良いと思います。とはいえこの子に全てがかかっているといっても過言ではない部分がありますから様々な練習をやっていかなければいけません。
この部分を小さいエースがフォローしながらやっていました。こういう時にはこうすれば良いというアドバイスをしている姿をかなりの頻度で見かけるようになりました。気を配るという姿勢が出てきましたから今後は非常に面白いと思いますね。前キャプテンが見たら驚くでしょうね。かなり成長してますから。

この日はここで終わりとしました。最後に話をして終わり。もう一度県新人に向けての取り組みの話をしました。勝つことができる選手は一人だけです。他の選手は負けてしまうのです。勝負をするというのは勝つというのとは違います。持っている力をしっかりと出し切るための心構えです。大会に行って力が出し切れないで終わる、参加するだけで終わるというのが勝負ができないという事だと考えています。インターハイも県新人も勝負をするための準備をしていきたいと思います。足りない部分は各自で補ってもらいたいと伝えました。みんなでやる練習とは違う部分で自分にできる事があるからです。

いよいよ秋に向けての準備が始まります。その前に大きなイベントであるインターハイがあります。ここでしっかりと力を出せるようにしてもらいたいと思います。全国で戦える選手がチーム内にいるというのは大きな自信になります。戦えるようにしていきたいと思います。
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強化期に突入

2013-07-06 | 陸上競技
金曜日、この日で期末考査は終了。5日間連続でありましたがそれなりに過ごせたのではないかと思います。天候不順が続きやりたいことのすべてができたかどうかは微妙なところはありますが、勉強時間の確保と練習時間の兼ね合いがある程度できたのではないかと考えています。普段から家に帰って毎日勉強すればいいという話もありますがなかなかその辺りは難しい部分があります。せめてこの考査期間中だけはしっかりとやらせておきたいと考えていました。

練習開始は午後からとしました。これはちょっと思うところもあって時間を空けてからの開始です。練習に使う自転車チューブが不足しているので選手のもらってくるように指示。残りの者はとトレーニングを行うスペースの草抜き。このスペースそれほど広くはないですが気が付くと草がめちゃくちゃ生えてきます。基本的にうちしか使わないので自分たちの手で場所を確保するという意識を持たせるためにも草抜きを行わせました。「練習さえすればいい」というのではなくこういう部分の意識も持たせたいと思います。

この日は武道場で話をしてから練習を開始しようと思っていましたが、応援団が武道場内で練習をする様子だったので不可能に。これは仕方ないですね。急遽トレーニングルーム内で簡単に話をすることにしました。考査も終わりこれから夏休みがあります。この時期に何を意識して練習を進めていくかという部分の話です。これから3か月の話をしました。とはいっても本当はそれほどの時間はないのですが。県新人が9月20日から始まります。約3か月。夏休みが終わるまでの2か月強を「強化期」と位置付けても一度強い練習をしていこうと考えています。この時期の練習がどれだけできるかで秋のシーズンの結果が大きく変わってきます。勝負をするためにはこの時期を逃すことはできません。

インターハイに出場する選手もいるので考査終了後から数週間の練習というのは非常に大事になります。インターハイに行く選手はどうしても1週間以上は調整練習が入ります。この部分が秋にどのように影響するか。他県の強豪校はインターハイが終わった翌日からすぐに強化合宿を開いて不足分を補うための練習をします。インターハイが終わったからといって終わりではないのです。この部分も考えながらやっていかなければいけないのです。他の者はその期間もしっかりと練習を行わせます。疲労とのバランスを見ながら取り組んでいかないといけません。

あとは暑さに慣れていくという話もしました。うちの選手、汗をかくのを嫌います(笑)。汗かきみたいなので。しかし、汗をかいて体温調節ができるようにならないと熱中症になりやすくなります。これで体調を崩しても仕方ないのでこれから数日間は「暑さに慣れる」というのを意識的に行いたいと考えています。水分補給をするのは当然のことですが汗をかいて自分自身で体温調節をする「適応力」を培っておく必要があります。涼しいところで練習をすればいいというのではなく「暑い中でも練習ができる」という身体づくりが必要になると考えています。

これは先日の公認スポーツ指導員の講習でもしきりに言われていました。忘れがちなところですが暑い中でいきなり練習量を増やすとそれだけで熱中症になる危険性が高くなります。徐々に慣れていくというのは大切です。この時期に適応が夏休み期間中の練習に大きく影響すると思います。ここ数日間涼しい日が続いたのでいつもよりも意識しないと適応できなくなります。この部分まで考えてやっていけたらと思います。

長くなったので練習は別に。
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